2018年2月19日 更新

フェブラリーステークス 2018 結果 動画

ダート戦でも稀に見るハイペースの1戦となり、まさに漁夫の利を得たノンコノユメが待望のGⅠ初制覇。最後の直線で先に抜け出した王者ゴールドドリームをゴール前で見事差し切り、鞍上の内田騎手も渾身のガッツポーズが飛び出した。

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フェブラリーステークス2018の結果

フェブラリーステークス2018の動画

レース回顧

内枠の先行馬が一斉に飛び出しハナ争いが激化。前半3ハロン34秒1→4ハロン45秒8という芝並みのハイペースとなり前に行く馬にとっては厳しい流れとなった。人気の一角テイエムジンソクもこれでは万事休すで直線では早々に脚が上がりジ・エンド。かわって外から上がって来た1番人気ゴールドドリームが連覇に向けて単独先頭に立つも、最後は更にその外からノンコノユメが後方一気の追い込みで見事かわし悲願の中央GⅠタイトル制覇を達成した。スタート直後にケツから2頭だった馬の上位決着となり、完全に展開が味方した1戦。インカンテーションは惜しい競馬で3着に善戦、力の一端は示せただろう。4歳馬サンライズノヴァは力不足の4着、ダート戦線はまだ世代交代の時では無い様である。

勝ち馬ノンコノユメ

ノンコノユメ

ノンコノユメ

セン馬

父馬:トワイニング
母馬:ノンコ
母父:アグネスタキオン
所属:加藤征弘厩舎(美浦)
生産:社台ファーム
馬主:山田和正

通算成績:21戦8勝(8-4-1-8)
主な戦績:フェブラリーステークス、ジャパンダートダービーなど
via google imghp
前走の根岸ステークスで約2年ぶりの勝利を飾り復活を果たしたノンコノユメ。今回も道中は最後方追走から直線勝負に懸けるいつものスタイルで浮上のチャンスを窺っていた。展開も味方し完全に差し有利の中、1頭前に立ちはだかるゴールドドリームめがけて猛然と追い込めば最後は馬体をぶつけながら差し切る懸命の競馬で念願のGⅠタイトルをゲットした。セン馬だけに残された道はただひたすら賞金を稼ぐ事、今後は芝路線の転向も視野に短距離戦線でもう一度主役になる為の戦いが始まる。

レースを振り返ってのベスト予想

◎ゴールドドリーム
◯テイエムジンソク
▲ノンコノユメ
インカンテーション
△サンライズノヴァ
ケイティブレイブ
×アウォーディー
ベストウォーリア
ロンドンタウン
レッツゴードンキ
サウンドトゥルー

馬連:想定9点:◯勝利、三連単:180点:◯勝利

本命はゴールドドリーム。ダート現役最強馬がベスト条件で本命想定。対抗は不安材料多くとも他馬よりはテイエムジンソク。単穴で抜け出したノンコノユメとインカンテーションは条件的に勝ちまで想定するのが理想。逆にそれ以外の馬は、連下は単勝15倍以下あたりまで、紐は単勝60倍以下あたりまでの想定が理想だっただろう。

全着順結果

RR:107.1 ※想定RR:109.6

                                   
着順 馬番 出走馬 斤量 騎手 評価 タイム(着差) 本印 田中 清水 大川結城 単勝オッズ
1 12 ノンコノユメ 57.0 内田 111.4 1:36.0 × 10.7
2 14 ゴールドドリーム 57.0 Rムア 110.4 クビ 2.1
3 6 インカンテーション 57.0 三浦 109.5 クビ 20.0
4 16 サンライズノヴァ 57.0 戸崎 108.2 3 × 7.1
5 13 レッツゴードンキ 55.0 106.5 1/2 × × ×× 51.0
6 9 キングズガード 57.0 藤岡佑 107.5 ハナ × 81.5
7 8 メイショウスミトモ 57.0 田辺 100.6 2.1/2 242.3
8 5 サウンドトゥルー 57.0 Fミナ 106.9 2.1/2 54.4
9 4アウォーディー 57.0 武豊 106.1 クビ 23.6
10 15 ベストウォーリア 57.0 Cルメ 105.9 クビ × × 32.2
11 2 ケイティブレイブ 57.0 福永 107.2 1/2 × × × × 15.4
12 10 テイエムジンソク 57.0 古川 109.2 3/4 3.7
13 3 ノボバカラ 57.0 石橋 100.1 2.1/2 257.0
14 11 ロンドンタウン 57.0 岩田 102.2 1.1/2 × ×× 33.2
15 7 [地]ララベル 55.0 真島 ----- 1.3/4 199.4
16 1 ニシケンモノノフ 57.0 横山典 100.2 1.1/4 × 124.1


配当&本印予想結果

馬連予想 ⑭⑯-⑤⑥⑩⑫ 的中
単勝 12 1,070円 枠連 6-7 870円
複勝 12 280円 ワイド 12-14 520円
14 130円 6-12 2,620円
6 350円 6-14 720円
馬連 12-14 1,140円 馬単 12→14 3,530円
三連複 6-12-14 6,540円 三連単 12→14→6 41,560円


2018年のフェブラリーステークスの的中馬券

2018年のフェブラリーステークスの的中馬券

危険な人気馬結果 テイエムジンソク→12着(2人気)

スタートからあのハイペースを悠々と追い掛けた辺り、不安としていた芝は全く問題無かったと言える。それよりも今回はあのハナ争いに巻き込まれた事と、やはり同馬は複数のコーナーで息を入れながらの先行が最も合っているのだろう。ワンターンのコースではその持ち味が活きにくく、最後の直線での粘り腰に影響すると判断。実際、今回は同じペースで行ったケイティブレイブを先着を許している。

穴馬予想結果 ベストウォーリア→10着(8人気)

外枠から気持ち良く先手を取れたのは良かったが、想定以上のハイペースを追い掛け老体に鞭打っての追走はさすがに応えたか。2~4ハロン目で33秒6という驚異的なラップを刻んでしまっては先行集団が直線入り口で脚が上がるのも無理はない。普通に走ればまだGⅢレベルなら戦える筈。

編集部の回顧

展開が向いたとは言え、スタートでは恒例の出遅れから最も強い競馬をしたのがゴールドドリーム。ここを本命にせずしてどれを本命にしよう。個人的な反省はサンライズノヴァを対抗にしてしまった事。まさにおあつらえ向きの流れで離された4着というのが現状の実力か。それを破って勝ち上がって来たノンコノユメを単穴以上に想定しておけば今回の展望は問題無かったが、自分の予想力に爪の甘さを感じる1戦だった。(田中)
予想ではノンコノユメの前にインカンテーションがいてゴールという想定でした。完敗です。頭外したのではこのレースでは何の意味もありません。強い馬がレース前から分かっていて予想の順位付けを見間違うのは今のサッカー日本代表と同じ詰めが甘いのです。詰めが甘いということは1銭にもならんということです。これが勝負の世界です。2年前のフェブラリーステークスでモーニンとノンコノユメで1点勝負した時から、いつかはノンコノユメがG1取ると思って見守ってきましたが、その時が来ましたね。でも一番強い横綱相撲のパフォーマンスを見せてくれたのはゴールドドリームだったと思います。インカンテーションを含めた上位3頭はやはり東京のマイルでは抜けていましたね。(清水)
あそこまでいけば狙いのインカンテーションに勝ってほしかった。やっぱり東京マイルは強い。テイエムジンソクはハイペースだったとはいえこれでこの距離残れる見込みでいたので残念な結果。距離戻してタイトルをとってほしい。ノンコノユメは展開もあっただろうが復調している。王者ゴールドドリームよりテイエムジンソクの方が強いという結果を今後みたい。(大川)
勝ったのは△ノンコノユメ。3着には無印インカンテーション。◎サンライズノヴァは4着で予想惨敗。(結城)

フェブラリーステークス2018の予想

◎ゴールドドリーム

ゴールドドリーム

ゴールドドリーム

牡馬

父馬:ゴールドアリュール
母馬:モンヴェール
母父:フレンチデピュティ
所属:平田修厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:吉田勝己

通算成績:13戦6勝(6-2-1-4)
主な戦績:チャンピオンズカップ、フェブラリーステークスなど
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言わずもがな、昨年のダートチャンピオン。特に東京マイルの舞台は4戦3勝と抜群の相性を誇り、今回も名手R.ムーア騎手を鞍上に万全の状態で連覇へ挑む。特に不安点も無く、中央の舞台ではほぼパーフェクトな内容で連複の軸には最も相応しい王者である。

◯サンライズノヴァ

サンライズノヴァ

サンライズノヴァ

牡馬

父馬:ゴールドアリュール
母馬:ブライトサファイヤ
母父:サンダーガルチ
所属:音無秀孝厩舎(栗東)
生産:ヤナガワ牧場
馬主:松岡隆雄

通算成績:12戦4勝(4-3-1-4)
主な戦績:ユニコーンステークスなど
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ややムラのある走りをするも、ユニコーンステークスの圧勝ぶりが未だ記憶に新しいサンライズノヴァ。前走の根岸ステークスもノンコノユメとの壮絶なデッドヒートを演じるなど、古馬に混じっても十分に戦える事を証明。明け4歳、ゴールドアリュール産駒が強いデータも非常に心強い後押しとなる。

▲インカンテーション

インカンテーション

インカンテーション

牡馬

父馬:シニスターミニスター
母馬:オリジナルスピン
母父:Machiavellian
所属:羽月友彦厩舎(栗東)
生産:谷川牧場
馬主:ターフ・スポート

通算成績:31戦11勝(11-3-3-14)
主な戦績:武蔵野ステークス、マーチステークスなど
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昨年のマーチステークス以降、完全復活を成し遂げたインカンテーション。前走の東京大賞典は自分の競馬をさせてもらえず大敗しているが、スムーズに先手を取って直線先頭なりの競馬が出来ればこのメンバーでも十分に太刀打ち可能だろう。鞍上がやや物足りないが、今の想定人気なら気楽に乗って一発かませるだけの下地は揃っていよう。

▲テイエムジンソク

テイエムジンソク

テイエムジンソク

牡馬

父馬:クロフネ
母馬:マイディスカバリー
母父:フォーティナイナー
所属:木原一良厩舎(栗東)
生産:日高テイエム牧場
馬主:竹園正繼

通算成績:25戦9勝 (9-6-4-6)
主な戦績:東海ステークスなど
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実質の能力で言えばこの馬がNo.1ではないだろうか。チャンピオンズカップも自ら前を潰しに行っての出し抜けを食らった形、最も強い内容だったのはテイエムジンソクだった。前走の東海ステークスも圧勝し、いざ初GⅠへ意気揚々と参戦するが唯一の不安点は東京マイルが未経験という点。フェブラリーステークスはコース相性も大きく左右する為、本番で走ってみてどうかは未知数である。

出馬表&レーティング&予想オッズ

想定RR:109.6

地力的には、テイエムジンソクが頭抜けているだろう。距離がどうか。相手は、交流G1クラス以上の常連の面々。上位の層が厚いので大波乱はないだろう。上位ボックスを推奨。
                
馬番 出走馬 性齢 斤量 騎手 評価 本印 田中 清水 大川結城 予想オッズ
1 ニシケンモノノフ 牡7 57.0 横山典 102.8 × 143.6
2 ケイティブレイブ 牡5 57.0 福永 110.6 × × × × 11.9
3 ノボバカラ 牡6 57.0 石橋 100.3 467.6
4 アウォーディー 牡8 57.0 武豊 108.5 23.6
5 サウンドトゥルー セ8 57.0 Fミナ 109.2 38.3
6 インカンテーション 牡8 57.0 三浦 107.2 17.8
7 [地]ララベル 牝6 55.0 真島 ----- 324.2
8 メイショウスミトモ 牡7 57.0 田辺 100.5 284.1
9 キングズガード 牡7 57.0 藤岡佑 105.4 × 66.5
10 テイエムジンソク 牡6 57.0 古川 114.5 2.8
11 ロンドンタウン 牡5 57.0 岩田 105.7 × × × 60.9
12 ノンコノユメ セ6 57.0 内田 108.2 × 8.4
13 レッツゴードンキ 牝6 55.0 106.5 × × × × 46.8
14 ゴールドドリーム 牡5 57.0 Rムア 110.0 2.5
15 ベストウォーリア 牡8 57.0 Cルメ 108.3 × × 25.9
16 サンライズノヴァ 牡4 57.0 戸崎 108.0 × 6.2


危険な人気馬 テイエムジンソク(想定2人気)

ほぼほぼ心配する事は無いが、それでも東京マイルのダート戦はトリッキーな舞台。スタートしてから暫くは芝コースを通る事になる為、芝未経験のテイエムジンソクが前半遅れを取るシーンも想定しておかなくてはならない。そうなると差して来るイメージの無い同馬は大敗する可能性も秘めた1頭と言える。

穴馬予想 ベストウォーリア(想定8人気)

根岸ステークスは除外、武蔵野ステークスは逃げて凡走、南部杯はやや後手を踏み不完全燃焼と能力以前にまともな走りを見せていないベストウォーリア。スタートして2~3番手を追走し楽に直線を迎えれれば未だ上位争い出来るパフォーマンスはある筈だ。今回の鞍上はこの手と相性の良さそうなC.ルメール騎手。粘り込んで3着辺りのシーンが容易に浮かぶ。

編集部の見解

本命はゴールドドリーム一択。中央の舞台では実質3歳時のチャンピオンズカップ以外崩れていない。特に東京マイルは庭レベル、ムーア騎手の乗り方をとくと拝見したい。対抗は同じゴールドアリュール産駒のサンライズノヴァ。根岸ステークスを見てもやはり能力はトップレベル。テイエムジンソクは応援したい気持ちも山々だが、どうしても同コース未経験というのがネック。スタートで立ち遅れてズブズブ後退する可能性もある為、単穴扱いで。(田中)
条件も実力もゴールドドリームが抜けているのでしょうが、いくらプールでリラックスできるとはいえ、2週続けてハードに追われすぎのような気がします。それだけ調子が良いと言えばそれまで。ここで完勝ならば脱帽です。テイエムジンソクの強さも認めていますが、今回はインカンテーションを狙っていきます。きっと前にテイエムを見る形でレースが進むと思われますが、この馬にとっては格好の展開になると思います。競られると危うくなるテイエムを直線で交わして迫りくる後続を何とか凌いでほしいと思います。(清水)
本命はテイエムジンソク。楽に前につけている事からこの距離の方がパフォーマンス高いかもしれない。対抗はゴールドドリーム。昨年の年間王者だしこの2頭の本命対抗は間違いないだろう。狙いとしては、単穴にインカンテーション。個人的にはこの条件のインカンテーションは現役上位だと考えているので穴をあけてほしい。連下に実績馬を配置してまずは今年初戦のG1を手堅くゲットしたい。(大川)
本命は明け4歳の上昇度で一気にGⅠ奪取を目論むサンライズノヴァ。時計勝負も一切不安なし。対抗にフェブラリーS連覇を狙うゴールドドリーム。最終追い切りの動きなど臨戦過程に一点の曇りもないが、ポイントはスタート。単穴にはテイエムジンソク。芝スタートが未知数ながらも安定した先行力は優にGⅠ級。首位争いはこの3頭。(結城)
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競馬ニュース.tv 編集部 競馬ニュース.tv 編集部