2017年11月6日 更新

ファンタジーステークス 2017 結果 動画

金曜日の祝日に行われたファンタジーステークスはベルーガが後方から大外を一気に差し切って無傷の連勝で重賞初制覇。2着に逃げたコーディエライト、3着にアマルフィコーストが入線。ケタ違いの末脚で2歳女王へ名乗りを上げた。

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ファンタジーステークス2017の結果

ファンタジーステークス2017の動画

レース回顧

激化が予想された先行争いもコーディエライトがすんなりと逃げて前半3ハロンが36秒2というスローペース。完全な上がり勝負の先行有利な展開となったが、その中で突き抜けたのは直線ほぼ最後方のベルーガだった。1頭だけ33秒台の末脚を駆使し、新馬戦同様に直線だけで前の馬を一瞬にして置き去りにする規格外の競馬を披露。2着にはマイペースに持ち込んだコーディエライト、ハナ差の3着には1番人気のアマルフィコーストが入線した。

勝ち馬ベルーガ

ベルーガ

ベルーガ

牝馬

父馬:キンシャサノキセキ
母馬:アドマイヤライト
母父:Kris.S
所属:中内田充正厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:R.アンダーソン

通算成績:2戦2勝(2-0-0-0)
主な戦績:ファンタジーステークスなど
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新馬戦から間を空けて参戦したベルーガだったが、仕上がりも良く完全な臨戦態勢。道中は気持ち良く後方から追走し直線勝負に縣けるイメージが出来上がっていた様だ。それでも前残りの展開でどうかるかと感じたものの、最後のストレートでそんな危惧も一蹴する様な見事な伸び脚を披露。1頭だけ搭載エンジンが違うスーパカーの走りだった。これで暮れの2歳女王へ最有力候補として参戦する事となる。

レースを振り返ってのベスト予想

◎アマルフィコースト
○コーディエライト
▲ベルーガ
△ペイシャルアス
スズカフェラリー
アルモニカ
モズスーパーフレア
×アーデルワイゼ
レグルドール

予想回顧

本命は当然、2戦2勝のアマルフィコースト。さすがに異論を挟む余地は無し。対抗に重賞2着実績のあるコーディエライトもすんなりと。地力で考えればこの2頭が抜けており、単穴に唯一新馬戦のパフォーマンスから逆転が考えられそうなベルーガを抜擢するのがベストな展望か。後は連下にそれなりの馬を数頭入れておけば基本的には的中しやすいレースだったろう。

全着順結果

                           
着順 馬番 出走馬 斤量 騎手 評価 タイム(着差) 本印 道永 田中 大川結城 単勝オッズ
1 9 ベルーガ 54.0 Cデム ---- 1:22.9 7.6
2 8 コーディエライト 54.0 和田 ---- 1/2 6.3
3 10 アマルフィコースト 54.0 浜中 ---- ハナ 4.4
4 6 スズカフェラリー 54.0 シュタ ---- 1.1/4 7.1
5 3 モズスーパーフレア 54.0 松若 ---- クビ × 10.6
6 1 ペイシャルアス 54.0 Mデム ---- 3/4 × 6.0
7 5 アルモニカ 54.0 田辺 ---- 1/2 8.1
8 11 アーデルワイゼ 54.0 萩野 ---- 3/4 × 18.8
9 2 レグルドール 54.0 高倉 ---- 3/4 × × × 38.5
10 13 ボウルズ 54.0 四位 ---- 1.1/4 × 27.4
11 7 トンボイ 54.0 酒井 ---- 1/2 × ×× 63.4
12 4 スノーガーデン 54.0 水口 ---- 3.1/2 × 99.8
13 12 ダイシンステルラ 54.0 川田 ---- 大差 118.3


配当&本印予想結果

馬連予想 ⑥⑩-①③⑤⑧⑨ 不的中
単勝 9 760円 枠連 6-6 2,660円
複勝 9 220円 ワイド 8-9 890円
8 200円 9-10 630円
10 150円 8-10 390円
馬連 8-9 2,630円 馬単 9→8 5,010円
三連複 8-9-10 2,580円 三連単 9→8→10 17,980円


危険な人気馬結果 ベルーガ→1着(5番人気)

こちらが挙げた不安要素も全く意に介さず、まるで古馬の様な落ち着いたレース運びで他馬を子供扱いにしたベルーガ。明らかに能力が抜けていなければ出来ない芸当であり、一気に阪神ジュベナイルフィリーズの最有力候補として浮上した。キンシャサノキセキ産駒だけに今後の成長力含めて期待したい1頭。

穴馬予想結果 レグルドール→9着(10番人気)

自身の上がりはしっかりと走っている印象で、位置取りや距離適性を考えると今回のメンバーではこの成績が精一杯という所か。やはり九州産馬の限界というものが時期が遅くなればなる程に如実に表れて来る。今後は1200m限定で馬券圏内に入れておけば良いだろう。

編集部の回顧

本命アマルフィコーストは問題ないが、対抗スズカフェラリーは少々反省材料か。ここは唯一重賞実績のあるコーディエライトを持って来るべきだったし、ファンタジーステークスの傾向的に前残りを重視するのがベストだった。そうなればベルーガが頭に来て馬連も回収出来ていたろうに、非常に勿体無い展望。(田中)
馬連、三連単両方勝ち。本命対抗はベストで、結果的には手広く行き過ぎた印象も結果オーライ。完全決着ではない印象でコーディエライトは先に抜けていた分しんどかった。(大川)
勝ったのは札幌で強い勝ち方をしたキャリア1戦の▲ベルーガ。2着は新潟2歳S2着の○コーディエライト、3着が2戦2勝の◎アマルフィコーストと印上位の決着で連下以下の出番はなく、ヒモ荒れの予想は肩透かしに。(結城)

ファンタジーステークス2017の予想

◎アマルフィコースト

アマルフィコースト

アマルフィコースト

牝馬

父馬:ダイワメジャー
母馬:ジプシーハイウェイ
母父:HighChaparral
所属:牧田和弥厩舎(栗東)
生産:社台ファーム
馬主:社台レースホース

通算成績:2戦2勝(2-0-0-0)
主な戦績:中京2歳ステークスなど
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新馬戦、中京2歳ステークスと非常に強い勝ち方で連勝中のアマルフィコースト。逃げて良し、差して良しと内容のある走りで好走を続けているだけに他馬よりも信頼度が高い。何より、厩舎がしっかりとクラシックを見据えてローテーションを組んでいる事が好印象で、ここは少なくとも馬券圏内には進出して来るだろう。願わくば3連勝で本番に向かいたい。

◯スズカフェラリー

スズカフェラリー

スズカフェラリー

牝馬

父馬:スズカフェニックス
母馬:スズカフォイル
母父:フレンチデピュティ
所属:橋田満厩舎(栗東)
生産:辻牧場
馬主:永井啓弐

通算成績:2戦1勝(1-0-0-1)
主な戦績:2歳新馬
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今年の新馬戦でも特筆してパフォーマンスが優れていたスズカフェラリー。その能力は既に重賞級と言って良く、前走のりんどう賞は直線全く前が開かず不利が続いての3着と悲観する必要は無い。今回はシュタルケ騎手に乗り替わりそう下手なエスコートはすまい。普通に外を回ってくれば自ずと結果は付いて来る筈で、一気の差し切りまで期待したい。

▲ベルーガ

ベルーガ

ベルーガ

牝馬

父馬:キンシャサノキセキ
母馬:アドマイヤライト
母父:Kris.S
所属:中内田充正厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:R.アンダーソン

通算成績:1戦1勝(1-0-0-0)
主な戦績:2歳新馬
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デビュー戦は最後の直線だけで後続を4馬身突き放す異次元の競馬を見せたベルーガ。しかも出遅れてからの巻き返しだけに、他馬と能力が1枚も2枚も違ったのだろう。距離が未知数な部分は否めないが、前走のゴール前の脚取りからして先ず問題ないと判断。経験馬を相手にここも連勝する様なら2歳女王の座が見えて来る。

▲アルモニカ

アルモニカ

アルモニカ

牝馬

父馬:ロードカナロア
母馬:アフリカンピアノ
母父:ディープインパクト
所属:西村真幸厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:シルクレーシング

通算成績:1戦1勝(1-0-0-0)
主な戦績:2歳新馬
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新馬戦は番手から直線鋭く抜け出し後続に3馬身差を付ける内容で完勝したアルモニカ。逃げた馬とは丸1秒もの上がりで上回っており、且つゴール前は流す余裕だった辺りまだまだ底が計り知れない。加えて、田辺騎手がわざわざ関東から遠征して乗りに来ている所を見るとシルクレーシングの意気込みがヒシヒシと伝わって来る。ここは勝負だろう。

▲コーディエライト

コーディエライト

コーディエライト

牝馬

父馬:ダイワメジャー
母馬:ダークサファイア
母父:Out of Place
所属:佐々木晶三厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:G1レーシング

通算成績:3戦1勝(1-1-1-0)
主な戦績:新潟2歳ステークス2着など
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新潟2歳ステークスでは勝ち馬フロンティアに差し切られたが、自身4着以下には大きな差を付けており牡馬と混じっても十分に戦える事を証明。牝馬限定戦に戻ればそのアドバンテージはかなりのものがあり、先行馬有利のコース含めて好走率はかなり高そうだ。後は同型の馬が多くそこの兼ね合い次第だが、すんなり運べれば逃げ切りまで。

出馬表&レーティング&予想オッズ

                
馬番 出走馬 性齢 斤量 騎手 評価 本印 道永 田中 大川結城 予想オッズ
1 ペイシャルアス 牝2 54.0 Mデム ---- × 12.1
2 レグルドール 牝2 54.0 高倉 ---- × × × 42.5
3 モズスーパーフレア 牝2 54.0 松若 ---- × 13.1
4 スノーガーデン 牝2 54.0 水口 ---- × 146.5
5 アルモニカ 牝2 54.0 田辺 ---- 18.4
6 スズカフェラリー 牝2 54.0 シュタ ---- 11.3
7 トンボイ 牝2 54.0 酒井 ---- × × × 143.1
8 コーディエライト 牝2 54.0 和田 ---- 5.1
9 ベルーガ 牝2 54.0 Cデム ---- 4.9
10 アマルフィコースト 牝2 54.0 浜中 ---- 3.6
11 アーデルワイゼ 牝2 54.0 萩野 ---- × 3.2
12 ダイシンステルラ 牝2 54.0 川田 ---- 155.6
13 ボウルズ 牝2 54.0 四位 ---- × 71.3


危険な人気馬 ベルーガ(想定3番人気)

確かに新馬戦は相当なパフォーマンスだった。いきなりここで即通用、いや勝ちきっても何ら不思議ではない素質馬なのは間違いないだろう。しかし、上位人気勢では唯一の1戦1勝馬。やはり競馬は2走以上続けて好走して初めて信頼に足るというもの。これまで同様のパターンで凡走して来た馬を何頭も見て来ているだけに一先ずは見の姿勢で良いのでは。

穴馬予想 レグルドール(想定9番人気)

九州産馬というレッテルだけで人気が無いのなら好都合。決め手で言えばこのメンバー内でも上位クラスだろうし、何よりひまわり賞を勝ってのファンタジーステークス参戦というローテがポイントだ。普通ならそのまま小倉2歳ステークスに直行して使い減りするのだが、一旦休ませて馬の回復に努めている辺りに陣営の期待の高さが見て取れる。距離さえ持てば。

編集部の見解

◎スズカフェラリー。圧巻の新馬戦で、前走も内の不利を受けながらも最後まで伸びてきていた。ポテンシャルと走り方が好きな馬。シュタルケの鞍上で改めて。◯アマルフィコースト。この馬も新馬戦は快勝後、前走もしっかり人気に応えた。短縮組と乗り替わりなしの好走データも後押し。▲モズスーパーフレア。前回は人気を裏切る競馬だが、坂路の動きも迫力あり上々。巻き返しに期待。問題は距離延長が吉と出るか凶とでるか?(道永)
本命はアマルフィコーストで良いだろう。新馬、中京2歳ステークスの内容からも1番将来性は高い。ここを勝って阪神ジュベナイルフィリーズへ。対抗はスズカフェラリー。前走のりんどう賞は騎手の騎乗ミス。普通に外を走っていたら突き抜けていたし、連勝ならファンタジーステークスでも1番人気想定。相当なポテンシャルを秘めている筈。単穴は新馬戦の走りが印象的だったベルーガとアルモニカ。キャリア1戦メンバーの中で勝ち切れる2頭と見た。(田中)
本命は無難にアマルティコーストが一番信頼できる。強さ勝負はやってみないとだが信頼では抜けているだろう。対抗はコーディエライト。こちらも信頼で軸評価。単穴でアルモニカとスズカフェラリーとベルーガ。アルモニカとベルーガは新馬のパフォーマンスから可能性ありと判断。スズカフェラリーは負けたもののスムーズなら完勝のレースだったので地力は高いだろう。紐だけ手広く。(大川)
本命は前走牡馬混合のオープン戦を勝ち上がったアマルフィコースト。異なるコース&距離を逃げと差しでの2戦2勝とレースセンスの良さが際立つ。対抗はコーディエライト。新潟2歳ステークスでは逃げて2着と粘り強い走りを披露。単穴は切れ味鋭いアーデルワイゼと新馬戦勝ち上がり組から味のある内容を見せたアルモニカ、ベルーガの2頭を。連下にはペイシャルアス、スズカフェラリー、モズスーパーフレア。ヒモにトンボイ、ボウルズまで。(結城)
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競馬ニュース.tv 編集部 競馬ニュース.tv 編集部