2018年1月12日 更新

バルデスが初富士ステークスでオープン入りか、メンバー弱化

前走のウェルカムSで5着に敗れたバルデス。が、勝ち馬トーセンマタコイヤやショウナンマルシェ、プロディガルサンなど重賞で活躍するレベルの馬たち相手だっただけに善戦と言える。今回は強敵もいない1戦で確実に勝ちを拾いたい。

2,253

ウェルカムSは不利もあり不完全燃焼

2017年11月26日 ウェルカムステークス 芝1800m 東京競馬場

1着:トーセンマタコイヤ 牡6 (戸崎圭太)
2着:ショウナンマルシェ セ6 (H.ボウマン)
3着:プロディガルサン 牡5 (R.ムーア)

レースタイム:1:48.2(良)
レース上がり3ハロン:34.2
勝ち馬上がり3ハロン:33.7
前走のウェルカムステークスは動画でも分かる様に、最後の直線半ばで前がカットされる不利を受けたのが痛かった。ゴール前では勢いが付いて伸び始めていただけに、あれが無ければ3着争いには加われていただろう。その上位2頭が次走の中山金杯で好走している事を考えても、バルデス自身が重賞で十分戦えるレベルの馬という事。相手が弱くなった初富士ステークスはきっちりと勝ち上がりたい。

ディアデラノビアファミリーが躍動中

前走の松前特別もあっさりと差し切るバルデス

前走の松前特別もあっさりと差し切るバルデス

via google imghp
逃げ粘るクラウンディバイダ以下を子供扱いする様にひと捲りで圧勝した松前特別。レースの上がりを約1秒上回る内容を披露し、昇級戦にも関わらずまるで格下を相手にする様なレースぶりが印象的だった。そこから夏場を休養に充て、涼しくなって調整しやすい11月に復帰を決めるローテーションも好印象だ。厩舎のこの馬に対する期待値の高さがそこからもハッキリと目に見える。今回も勝って3連勝を決めれば年内に重賞挑戦というプランも大いに有り得るだろう。

昇級初戦で古馬相手にアッサリ完勝

2017年07月23日 松前特別 芝2000m 函館競馬場

1着:バルデス 牡3 (C.ルメール)
2着:クラウンディバイダ 牡4 (藤岡佑介)
3着:スティッフェリオ 牡3 (北村友一)

レースタイム:2:01.6(良)
レース上がり3ハロン:35.5
勝ち馬上がり3ハロン:34.6
スタートがひと息で鞍上も抑えて意識的に最後方から。道中はペースが落ち着き馬群がひと塊の展開となる。函館競馬場特有の4コーナーでペースアップする流れの中、バルデスは後方から一気に捲って大外へ進出。直線で軽々と前をとらえると最後は流す余裕の競馬で連勝達成。レースの上がりを約1秒上回る圧巻の内容で古馬も相手にせず、今後の活躍が益々期待出来るレースぶりだった。

洋芝得意のハービンジャーで更に前進

前走は激しい叩き合いの末、2勝目を飾ったバルデス

前走は激しい叩き合いの末、2勝目を飾ったバルデス

via google imghp
これまで大崩れなく堅実に走っているバルデス。こういうタイプは昇級初戦でも相手なりに走る事からいきなり好走するパターンが多い。それに加えて、父ハービンジャー産駒は洋芝適性が高く、更にパフォーマンスが上がるという点を考えるとここは即通用だろう。秋の選択肢を増やす為にも、ここは確実に3勝目をあげて賞金を加算しておきたい。ディアデラノビア産駒から3頭目の重賞馬誕生へ向けて着々とステップアップを狙う。

ホンコンJCTを見事な競馬で快勝

2017年06月04日 ホンコンJCT 芝1800m 東京競馬場

1着:バルデス 牡3 (C.ルメール)
2着:チェスナットコート 牡3 (蛯名正義)
3着:フィールドシャルム 牡4 (岩田康誠)

レースタイム:1:59.4(良)
レース上がり3ハロン:34.1
勝ち馬上がり3ハロン:33.8
1番人気バルデスが先行から直線鋭く抜け出し、チェスナットコートに2馬身以上の差を付けての完勝で2勝目を飾った。楽に3番手を追走し直線ではその位置から最速の上がりを繰り出す文句ないの内容だった。兄弟に重賞馬が並ぶ良血馬でいよいよそのDNAが覚醒する時か。2000mを1分59秒4という時計もなかなかの好タイムで次に繋がる良いレースだった。

バルデス

バルデス(ディアデラノビア2014)

バルデス(ディアデラノビア2014)

牡馬

父馬:ハービンジャー
母馬:ディアデラノビア
母父:サンデーサイレンス
所属:木村哲也厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:キャロットファーム

通算成績:6戦3勝(3-0-1-2)
主な戦績:松前特別など
via google imghp
個人的な主観で申し訳ないが馬体はパーフェクト。全体的なバランス、柔らかみのある皮膚、立ち姿の雰囲気含め完璧。馬体重は取材時点で450kgとやや小柄な点だけがマイナスポイント程度。それも成長力のある血統なのでカバーしてくれる筈。

血統背景

ハービンジャー Dansill デインヒル Danzig
Razyana
Hasill Kahyasi
Kerali
Penang Pearl Bering Arctic Tern
Beaune
Guapa Shareef Dancer
Sauceboat
ディアデラノビア サンデーサイレンス Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
ポトリザリス Potrillazo Ahmad
Azalee
Chaldee Banner Sport
Gevar


兄弟馬

ディアデラマドレ

ディアデラマドレ

牡馬

父馬:キングカメハメハ
母馬:ディアデラノビア
母父:サンデーサイレンス
所属:角居勝彦厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:キャロットファーム

通算成績:16戦6勝(6-1-1-8)
主な戦績:マーメイドステークス、府中牝馬ステークス、愛知杯など
via google imghp
ドレッドノータス

ドレッドノータス

牡馬

父馬:ハービンジャー
母馬:ディアデラノビア
母父:サンデーサイレンス
所属:矢作芳人厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:キャロットファーム

通算成績:11戦3勝(3-1-0-7)
主な戦績:京都2歳ステークスなど
via google imghp

近親馬

特になし

血統評価:3.8pt

祖母はG1馬、母もG1各のSS産駒とくれば繁殖としては期待大だったがディアデラマドレを出して晩年のSS産駒牝馬としてしっかり結果を出した。ただしキングカメハメハとの相性が良いようでハービンジャーだと少し魅力が減る。

前評判

管理予定の木村調教師の口からは、「兄を超える活躍をしないといけない馬」との期待を表したコメントが出ている。それもその筈で、ディアデラノビア自体の子出しも素晴らしく基本的にハズレらしいハズレがいない。POG期中には活躍しなくとも、いずれ走って来る馬をコンスタントに輩出する辺りは名繁殖牝馬の素質があると言う事。バルデスがその代表産駒となれるか。

馬名の意味

アルゼンチンの地名

母母の生産国、母名より連想してのネーミングだ。何度も言う様にディアデラノビアが繁栄力著しく、ハービンジャーで重賞を勝つ産駒を出せた事により一気に評価が上がった。その兄をも超える評価の本馬がどこまでやれるのか楽しみである。
32 件

関連する記事

エルディアマンテが未勝利に登場、ここは確実に勝ち上がりたい

エルディアマンテが未勝利に登場、ここは確実に勝ち上がりたい

新馬戦でレッドベルローズと激闘を演じたエルディアマンテ。3着以下には6馬身もの差をつけている事から能力は既にオープンクラスだろう。ローテ的にもこの1戦を取りこぼすとクラシックには間に合わないだけに是が非でも勝ちたい。
 1,364
オリエントチャーム2014(馬名:ペルシアンナイト)を指名した!?

オリエントチャーム2014(馬名:ペルシアンナイト)を指名した!?

デビュー済だが「オリエントチャーム2014」を徹底分析◎馬体診断、血統背景評価、デビュー前評判、馬名の由来、編集部の短評まで。気になる要素を完全網羅した必見の記事!?指名してない方も2016-2017のPOGを楽しむ上でご参考下さい!!
 1,132
ダイワキャグニーが東京新聞杯で初重賞を狙う、府中は6戦4勝

ダイワキャグニーが東京新聞杯で初重賞を狙う、府中は6戦4勝

素質馬ダイワキャグニーが初タイトル獲得なるか。期待された前走の中山金杯ではまさかの後方追走を余儀なくされ不完全燃焼の内容で5着敗退と悔しい結果。得意の府中に戻って東京新聞杯でその先行力を活かし再び重賞制覇を目論む。
 1,504
トゥザクラウンが木津川特別で3勝目なるか、試練の1戦

トゥザクラウンが木津川特別で3勝目なるか、試練の1戦

前走のドンカスターカップでは昇級初戦として及第点の走りを見せたトゥザクラウン。展開のアヤで負けたレース内容だけに、今回の木津川特別はきっちり勝ち上がって1600万クラスへ順調に上がりたい所だろう。鞍上はM.デムーロ。
 5,182
ダンビュライトがAJCCに出走、念願の初タイトル獲得へ

ダンビュライトがAJCCに出走、念願の初タイトル獲得へ

前走のサンタクロースステークスで2勝目を上げたダンビュライト。昨年のクラシックでは3冠全てで上位争いをする走りを見せたが、肝心の重賞制覇は未だ無い。能力は足りているだけに後はタイミングとなるが、今回も強敵ぞろいだ。
 1,288

関連するタグ

著者

競馬ニュース.tv 編集部 競馬ニュース.tv 編集部