2017年10月17日 更新

ハウナニが折り返しの未勝利戦を差し切りV、芝で勝ち上がり

ユキチャン一族のハウナニがダートの新馬戦3着後、2戦目の未勝利戦で見事勝利。血統からも芝でこその1頭で、実際にその走りに磨きがかかって鮮やかな差し切りを見せた。一族から初めて芝路線に歩む産駒として今後の走りに注目だ。

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白毛の馬体がターフで躍動!!

2017年10月15日 2歳未勝利 芝1400m 東京競馬場

1着:ハウナニ 牝2 (戸崎圭太)
2着:ジョブックコメン 牝2 (吉田豊)
3着:イルルーメ 牡2 (横山和生)

レースタイム:1:23.5(稍重)
レース上がり3ハロン:35.6
勝ち馬上がり3ハロン:35.1
やや追っつけ気味のスタートで中団から前目を追走する道中。ズブさは一族の特徴とも言えるが、それでも戸崎圭太騎手が上手く先団から離されない様な形で直線コースへ。そこから外へ進路を出すと、一完歩ずつ前の馬との差を詰めしっかりとかわし坂を駆け上がってからも後続を振り切っての勝利で2戦目にして勝ち上がりを決めた。芝の方が走りも良く、今後は芝のレースを中心にレースを組んで行くだろう。

ハウナニ

ハウナニ(ユキチャン2015)

ハウナニ(ユキチャン2015)

牝馬

父馬:ロードカナロア
母馬:ユキチャン
母父:クロフネ
所属:手塚貴久厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:シルクレーシング

通算成績:2戦1勝(1-0-1-0)
主な戦績:2歳未勝利
via google imghp
白毛という時点で他馬との見方が変わって来るが、基本的に一族にはダートが得意そうなパワー型の馬体が多い。が、ロードカナロアが配合された事でこれまでのタイプより少し軽い感じの雰囲気も出ており、より芝への適正度は上がっているのではないだろうか。いずれにせよ、芝・ダートの両方で活躍は出来る筈で、仮に芝が不向きだったとしてもダートで即勝ち上がりが期待出来るのは非常に有難い所。馬体重は不明。

血統背景

ロードカナロア キングカメハメハ Kingmambo Mr.Prospector
Miesque
マンファス ラストタイクーン
Pilot Bird
レディブラッサム Storm Cat Storm Bird
Terlingua
サラトガデュー Cormorant
Super Luna
ユキチャン クロフネ フレンチデピュティ Deputy Minister
Deputy Minister
ブルーアヴェニュー Classic Go Go
Eliza Blue
シラユキヒメ サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
ウェイブウインド Topsider
Storm and Sunshine


兄弟馬

特になし

近親馬

ブチコ

ブチコ

牝馬

父馬:キングカメハメハ
母馬:シラユキヒメ
母父:サンデーサイレンス
所属:池江泰寿厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:金子真人ホールディングス

通算成績:16戦4勝 (4-2-1-9)
主な戦績:上総ステークスなど
via google imghp

血統評価:1.0pt

シラユキヒメ一族で、母父がSSだったシラユキヒメと比べると母父がクロフネのユキチャンから活躍馬がでる確率は下がってしまう印象で上兄弟もふるっていない事からPOGとしての指名としては、血統背景からの強調材料はない。

前評判

『とにかく丈夫で馬っぷりが抜群。芝、ダート問わず活躍してくれるでしょう』との事。ダートでは堅実に走ってくれる一族であり、POG的にはどうかだが馬主孝行の1頭である事は間違いない。いつかファミリーから芝の重賞馬が出て欲しいが、それが本馬となるか。

馬名の意味

美しい雪(ハワイ語)

母名より連想。ホワイト、シロ的なワードからようやく抜けた感がある。

編集部の評価

白毛がJRAで勝てる時代を作ったSS産駒のシラユキヒメは本当に貴重な繁殖馬だが母父キングカメハメハのマーブルケーキやブチコはまだしも母ユキチャンは白毛好きでないかぎり1枠を使うのはもったいなさすぎる。(大川)
さすがにネタで白毛馬を指名出来ないが、よっぽどの駄馬を引くくらいならこの一族の方が勝ち上がりは優秀。ダートでなら2勝以上も期待出来ると考えれば、別に1頭くらい枠に入れても良い様な気もする。特にこのロードカナロア産駒に関しては芝でも十二分に走れそうな雰囲気があり、短い所なら早めの始動で2歳戦の重賞くらいは獲得出来るかも??(田中)
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競馬ニュース.tv 編集部 競馬ニュース.tv 編集部