2018年4月9日 更新

ニュージーランドトロフィー 2018 結果 動画

道中後方追走のカツジが、一気の捲りから大外へ進出。直線は豪快に弾け、1番人気ケイアイノーテックとの叩き合いをアタマ差制して勝利を飾った。デイリー杯2歳S上位組がワンツーフィニッシュ。3着には好位差しデルタバローズ。

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ニュージーランドトロフィー2018の結果

ニュージーランドトロフィー2018の動画

レース回顧

カシアスが押して逃げる流れ、番手にエントシャイデンやラムセスバローズなどが続いて平均ペースのまま直線コースへ。最後方追走から大外を回ったカツジが豪快に伸び、馬場の真ん中から伸びるケイアイノーテックと壮絶なデッドヒートの末、アタマ差前に出て快勝。3着に9番人気デルタバローズが入線。上位人気の実力馬が結果を出す展開となったが、その中でもケイアイノーテックの方がエンジンの掛かりが遅く東京のNHKマイルカップではよりパフォーマンスが上がりそうな走りと言える。カツジはさすがにこの競馬を2戦続ける訳には行かないだろうから、次走が難しくなる。

勝ち馬カツジ

カツジ

カツジ

牡馬

父馬:ディープインパクト
母馬:メリッサ
母父:ホワイトマズル
所属:池添兼雄厩舎(栗東)
生産:岡田スタッド
馬主:カナヤマホールディングス

通算成績:4戦2勝(2-1-0-1)
主な戦績:ニュージーランドトロフィーなど
via google imghp
道中はほぼ最後方、4コーナーで一気に進出し大外を回して差し切る芸当をして見せたカツジ。鞍上に自信が無ければこの競馬は出来なかった訳だが、それだけ実力が抜けていたのだろう。とは言え、展開がハマった感は否めず、次走に予定されているNHKマイルカップでは正攻法の先行差しスタイルに戻るのではないだろうか。その時に今回の様な抜け出しが出来るかと言われるとまた微妙な所。あくまでも中山マイルだから出来た走りと言え、今回の好走で本番はやや走り辛くなってしまった。カナヤマホールディングスはグレイルと合わせて3歳世代で重賞2勝目の大躍進。

レースを振り返ってのベスト予想

◎ケイアイノーテック
◯カツジ
△カシアス
リョーノテソーロ
ファストアプローチ
×ラムセスバローズ
アイスフィヨルド
アンブロジオ
デルタバローズ

馬連:想定7点:◯勝利、三連単:想定56点:◯勝利

本命対抗はケイアイノーテックとカツジが少し力差あると考えて単穴は不要だっただろう。 連下は単勝10倍未満、紐は単勝30倍未満が理想の想定だっただろう。

全着順結果

RR:98.9 ※想定RR:98.3

                                         
着順 馬番 出走馬 斤量 騎手 評価 タイム(着差) 本印  伴  結城 浜野清水 単勝オッズ
1 5 カツジ 56.0 松山 101.0 1:34.2 4.0
2 14 ケイアイノーテック 56.0 戸崎圭 103.0 アタマ 3.2
3 2 デルタバローズ 56.0 大野 97.0 3/4 × × 23.2
4 3 ゴールドギア 56.0 武藤 100.0 ハナ × 70.8
5 4 アイスフィヨルド 56.0 北村宏 97.0 1.1/4 17.9
6 10 ファストアプローチ 56.0 田辺 97.0 クビ 9.9
7 6 カシアス 56.0 浜中 98.5 1/2 × 6.9
8 12 リョーノテソーロ 56.0 吉田隼 94.0 1.1/2 × × 7.3
9 7エントシャイデン 56.0 田中勝 91.0 1.1/2 × × × 35.1
10 1 コスモイグナーツ 56.0 柴田大 94.5 1/2 × 50.3
11 11 カイザーメランジェ 56.0 90.5 3/4 331.9
12 9 イサチルルンルン 54.0 国分恭 90.5 1/2 149.4
13 8 ラムセスバローズ 56.0 内田 91.0 クビ 10.2
14 13 ペイシャルアス 54.0 三浦 90.0 1.1/4 227.0
15 15 アンブロジオ 56.0 石橋 94.5 1.1/4 23.1


危険な人気馬結果 ケイアイノーテック→2着(1人気)

遠征も何のその、どっしりとした性格で環境が変われど自分のパフォーマンスは出せるタイプだったケイアイノーテック。ただ、ギアチェンジが遅く前走の500万下でもそうだったが、ラスト100mくらいでトップスピードに乗る傾向だ。そういう意味では直線の長い東京コースに変わる本番ではカツジを逆転する事は容易だろう。本番での鞍上が誰になるか興味は尽きない。

穴馬予想結果 デルタバローズ→3着(9人気)

マイルになって折り合いもスムーズ、直線では一旦先頭に立つ見せ場のある競馬で際どい3着に入線したデルタバローズ。『気性面さえ悪い方向にでなければこれくらいは走れる馬』と大野騎手がコメントしている様に、素質は重賞でも勝ち負け出来るクラスなのだろう。しかし、気を付けたいのはこの手の馬が自己条件に戻って人気を集めた時のポカ。逆に次走も高配当を呼んでくれるかもしれない。

配当&本印予想結果

馬連予想 ⑤⑭-④⑥⑧⑩⑮ 的中
単勝 5 400円 枠連 3-8 540円
複勝 5 170円 ワイド 5-14 400円
14 160円 2-5 1,620円
2 500円 2-14 1,740円
馬連 5-14 950円 馬単 5→14 1,950円
三連複 2-5-14 6,780円 三連単 5→14→2 27,070円


編集部の回顧

脚質転換を図ったカツジが快勝。桜花賞・皐月賞組からの路線変更組にもよるが、2着のケイアイノーテック含めNHKマイルカップでの現時点での有力候補か。(伴)
◎カツジ、◯ケイアイノーテックのワンツー。直線激しい叩きあいの中、今回の面子ではこの2頭の力が上だった。3着には無印のデルタバローズ。前走大敗もマイルの新馬戦を完勝しており、名門厩舎だけに印は回すべきだったかなと。(結城)
外差し追い込み馬の競馬になったように、3F35.2-5F59.1のラップ以上に先行馬には厳しい流れになったのだろう。雨の影響でインも多少荒れていたか。デイリー杯2歳ステークスの2、3着馬が1、2着したように小差とはいえ力通りではあった。ただ、上位陣がNHKマイルでも上位争いできるか、と問われるとやや疑問がある。勝ったカツジは絞れて状態も良くなっていたのだろう。離れた後方から長く脚を使った。2着ケイアイノーテックは、自ら動いていいタイミングで抜け出し、勝ちに等しい内容。3着デルタバローズは上位馬の中では唯一好位の内目から。マイルと多少でも渋っていた馬場がよかった。予想は◎ー〇で1、2着。人気通りだったとはいえここは思ったとおりの決着。デビュー戦楽勝のマイル戻りと堀厩舎でデルタバローズは買えない馬ではなかったが、バラバラと多点数買うのは本意ではないのでこれは仕方ない。(浜野)
カツジ、マイルではやはり走りますね。後方待機からの競馬も合っているのでしょう。きさらぎ賞のイメージとファクターからあっさりと切ってしまい、予想は完敗です。なかなか芽が開きません(涙)ケイアイノーテックは力を発揮できるようになってきてますね。次走も楽しみです。アンブロジオは気性難でレース前に終わってました。(清水)

ニュージーランドトロフィー2018の予想

◎ケイアイノーテック

ケイアイノーテック

ケイアイノーテック

牡馬

父馬:ディープインパクト
母馬:ケイアイガーベラ
母父:Smarty Jones
所属:平田修厩舎(栗東)
生産:隆栄牧場
馬主:亀田和弘

通算成績:5戦2勝(2-1-1-1)
主な戦績:3歳500万下など
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前走の500万下クラスを圧巻の競馬で勝ち上がって来たケイアイノーテック。昨年末の朝日杯フューチュリティステークスでもステルヴィオらとの2着争いに加わるなど潜在能力は既に重賞級だろう。早期デビューで余り評価されにくいタイプだが、これまでの競馬を見る限りはディープインパクト産駒でも当たりの部類に入る1頭と言える。ここもアッサリまで。

◯カツジ

カツジ

カツジ

牡馬

父馬:ディープインパクト
母馬:メリッサ
母父:ホワイトマズル
所属:池添兼雄厩舎(栗東)
生産:岡田スタッド
馬主:カナヤマホールディングス

通算成績:3戦1勝(1-1-0-1)
主な戦績:デイリー杯2歳ステークス2着など
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きさらぎ賞はスローペースに泣いての5着と案外な結果に終わるも、デイリー杯2歳ステークスではあのジャンダルムと互角の勝負を演じたカツジ。ニュージーランドトロフィーに向かうまでのじっくりと調整して来たローテーションも好印象で、しっかりと立て直しての参戦となるだろう。ここで勝負出来なければ当然NHKマイルカップの目も無いだけに上位争いは必至。

▲アイスフィヨルド

アイスフィヨルド

アイスフィヨルド

牡馬

父馬:クリストワイニング
母馬:ラトーヌインパクト
母父:ディープインパクト
所属:武藤善則厩舎(美浦)
生産:浦河小林牧場
馬主:佐々木雄二

通算成績:9戦2勝(2-2-2-3)
主な戦績:3歳500万下など
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前走の3歳500万下で中山マイルを勝ち上がって来たアイスフィヨルド。その時の勝ち方は地味なものだったが、実はこれまでのキャリア9戦中7戦で上がり3位以内を記録している同馬。レース展開や条件に問わず自信のパフォーマンスは最後まで出し切るメンタリティは特に今回の様な混戦時に大きな武器となるだろう。中山を得意とする北村宏司騎手に乗り替わるのも非常に心強い。

▲ラムセスバローズ

ラムセスバローズ

ラムセスバローズ

牡馬

父馬:Curlin
母馬:Devious Intent
母父:Dixie Union
所属:木村哲也厩舎(美浦)
生産:Stonestreet Thoroughbred Holdings LLC(米)
馬主:猪熊広次

通算成績:4戦2勝(2-2-0-0)
主な戦績:3歳500万下など
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アイスフィヨルド同様、ニュージーランドトロフィーと同舞台を強い内容で勝利したラムセスバローズ。2~3戦目がダートで参考にし辛い面はあるが、芝の新馬戦で接戦を演じた相手はあのオブセッションだった。その時、自身も4馬身差を付けた3着馬は後に共同通信杯で上位に入るエイムアンドエンド。これまでの相手関係を考えれば重賞でも即通用の1頭と言えるのではないだろうか。

▲ファストアプローチ

ファストアプローチ

ファストアプローチ

牡馬
 
父馬:ドーンアプローチ
母馬:ジョリージョコンド
母父:Marju
所属:藤沢和雄厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:山本英俊

通算成績:6戦1勝(1-2-0-3)
主な戦績:2歳未勝利
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シンザン記念は湿った馬場に脚を取られて不完全燃焼に終わったファストアプローチ。2歳時の戦績を考えればここでも上位の評価をするのは当然の話だ。いまいち勝ち切れない面はあるものの、先行して最後までしっかりと脚を使う競馬には安心感が持てる。中山競馬場を既に経験している点、鞍上が勝負どころでを読み間違えない田辺騎手など上昇ファクターを多数揃えて勝負に出る。

▲アンブロジオ

アンブロジオ

アンブロジオ

牡馬

父馬:ローズキングダム
母馬:アンティフォナ
母父:Songandaprayer
所属:菊沢隆徳厩舎(美浦)
生産:社台コーポレーション白老ファーム
馬主:シルクレーシング

通算成績:5戦2勝(2-2-0-1)
主な戦績:ベゴニア賞など
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ファルコンステークスでは初めての重賞で先行して4着入線と一応の結果を残したアンブロジオ。正直、あの競馬なら展開的に恵まれていた分、勝ち馬と際どい競馬をして欲しかったとも言える。ただ、豊富な先行力とマイルは2戦2勝という要素を踏まえて単穴に上げておきたい1頭だろう。絶好調の石橋騎手が桜花賞前の景気付けに仕事を果たす可能性も十分に高い。

出馬表&レーティング&予想オッズ

想定RR:98.3

全体的にレベルが低く元々荒れるレースで本番にも直結しないケースが多いので今回もそのようなイメージ。積極的にねらっていっていいだろう。
                                       
馬番 出走馬 性齢 斤量 騎手 評価 本印  伴  結城 浜野清水 予想オッズ
1 コスモイグナーツ 牡3 56.0 柴田大 95.7 × 59.1
2 デルタバローズ 牡3 56.0 大野 90.0 × × 99.4
3 ゴールドギア 牡3 56.0 武藤 90.0 × 178.0
4 アイスフィヨルド 牡3 56.0 北村宏 90.0 40.4
5 カツジ 牡3 56.0 松山 97.0 5.1
6 カシアス 牡3 56.0 浜中 100.0 × 3.9
7 エントシャイデン 牡3 56.0 田中勝 90.0 × × × 63.5
8 ラムセスバローズ 牡3 56.0 内田博 97.0 13.5
9 イサチルルンルン 牝3 54.0 国分恭 90.0 213.0
10 ファストアプローチ 牡3 56.0 田辺 97.0 4.8
11 カイザーメランジェ 牡3 56.0 90.0 380.0
12 リョーノテソーロ 牡3 56.0 吉田隼 100.0 × × 8.9
13 ペイシャルアス 牝3 54.0 三浦 90.0 262.8
14 ケイアイノーテック 牡3 56.0 戸崎 103.0 2.8
15 アンブロジオ 牡3 56.0 石橋 97.0 16.0


危険な人気馬 ケイアイノーテック(想定1番人気)

初遠征も含めて絶対的な信用という点ではまだまだ物足りないが、それ以上に鞍上が戸崎圭太騎手。大阪杯のサトノダイヤモンドではちんぷんかんぷんな騎乗をしている様に、ここ最近は全く乗れていないのである。荒れる前提のレースという事もあり、1番人気に乗っている時点で飛びそうな気配がプンプン感じてしまう。

穴馬予想 デルタバローズ(想定11番人気)

初戦の勝ち方から前走の京成杯では3番人気に支持されたデルタバローズ。しかし、初の重賞と一気の距離延長で馬が戸惑ったのか終始ちぐはぐな追走で大きく負けてしまった。とは言え、やはりあの新馬で見せたパフォーマンスは間違いなく本物。単なる重馬場巧者の可能性も否定は出来ないが、しっかりと休養期間を経てリフレッシュした今回でもう一度見直してみたい。

編集部の見解

ケイアイノーテックが人気を集めそうだが、近走の戸崎の騎乗からは、買いづらい。巷では花粉症が不調の原因なんて噂も出るぐらい不振。◎ファストアプローチの順調度を買いたい。(伴)
本命カツジ。順調さを欠いた前走は重目残り。好位で流れに乗れ馬場も不問。最終追いの動きも良く勝ち負け。対抗ケイアイノーテック。飛びが大きくトップスピードに乗るのにもたつく面があったが、前走の末脚に確かな成長が。この2頭を上位と見立てたが、他馬も力差なく大混戦。(結城)
ジャンダルムを尺度にすればデイリー杯2歳Sの上位馬がここでは一枚上になる。2着だったカツジが◎でケイアイノーテックが〇。カツジはひと叩きしてマイルに戻るのもプラス材料。松山騎手が乗り続けているのも良い。ケイアイノーテックの前走は楽勝だったように重賞でも通用しそう。オブセッションとのマッチレースだった新馬戦の印象が強く残る▲ラムセスバローズは芝に戻った前走でしっかりと勝ちきったし、着差以上に強かった。時計的にはこのメンバーだったら通用していいアイスフィヨルドとマイルに戻って見直しのアンブロジオが△。(浜野)
ファクターから前走条件戦を圧勝したケイアイノーテックを◎にしましたが、うーん、抜けている馬が見当たらず難しいですね。相性の良いファルコンステークスからのアンブロジオを対抗にしましたが、正直非常に悩みどころの多いレース。(清水)
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競馬ニュース.tv 編集部 競馬ニュース.tv 編集部