2017年11月14日 更新

タニノフランケルが黄菊賞で4着、現状は能力が頭打ちか…

フランケルとウオッカの仔タニノフランケルが500万下クラスで足踏み状態だ。期待された黄菊賞でも絶好のポジションからいざ追われて伸びず、逃げる馬を捉えきれず4着敗退と残念な結果に終わっている。やはり適性はマイル前後か。

30,562

少し距離が長いのか伸び切れず4着…

2017年11月12日 黄菊賞 芝2000m 京都競馬場

1着:ジュンヴァルロ 牡2 (R.ムーア)
2着:ケイティクレバー 牡2 (小林徹弥)
3着:ドンアルゴス 牡2 (岩田康誠)

レースタイム:2:01.8(良)
レース上がり3ハロン:35.3
勝ち馬上がり3ハロン:35.3
スタートからインの先行集団を追走するタニノフランケル。道中、行きたがる素振りを見せる事なくスムーズにレースを進め直線コースへ。内目を伸びて来るも、逃げるジュンヴァルロやケイティクレバーをかわすどころか、後ろから追い込んだドンアルゴスにも差されて4着敗退を喫した。狭い所を突っ込んだが不利とまでは行かず、完全に力負けの印象だ。まだまだ上で戦うにはもう一段階成長しないといけないだろう。

逃げから一転、差しの競馬で新境地

2017年10月21日 アイビーステークス 芝1800m 東京競馬場

1着:コスモイグナーツ 牡2 (柴田大知)
2着:シャルルマーニュ 牡2 (武豊)
3着:タニノフランケル 牡2 (福永祐一)

レースタイム:1:51.4(不良)
レース上がり3ハロン:36.1
勝ち馬上がり3ハロン:36.1
スタートでやや他馬との接触もあり控える格好。そこから行きたがる素振りを見せるも、鞍上がうまくなだめて道中は離れた3番手を追走した。直線コースへ入り前を射程圏内に捉えたかと思いきや、そこからの伸びは案外。フラフラする走りで明らかに苦しがっている様子だったが、それでも何とか3着は確保した。鞍上の福永騎手もレース後に、『馬の後ろに付けて脚を溜める競馬をする様にという指示が出ていました。思った通りのレースが出来ましたが、最後はかわしきれませんでしたね。でも、収穫のある内容でした』との事。次走に繋がる事を期待したい。

大型馬ながら馬体は完成の域へ突入

入念な乗り込みで仕上げには抜かりなし

入念な乗り込みで仕上げには抜かりなし

via google imghp
前走がほぼ調教の様な競馬で疲労が少なかった事からすぐに調教が再開出来たタニノフランケル。大型馬とは言え、動きも素軽くしっかりと稽古をこなせるのが何より大きい。500kgを優に超える馬体でも2歳の段階で完成度は高いのではないだろうか。担当するスタッフは週末のアイビーステークスに向けて、『キレると言うよりは持続力のあるタイプ。東京は合うだろうし、雨予報もパワーがある方だから向くと思いますよ』との事。フラットレーという1頭抜けた存在はいるが、それを喰ってかかるだけの下地は揃っている。良血馬同士のマッチアップが非常に楽しみだ。

福永騎手『良い動き方をするね、楽だった』

2017年09月18日 2歳未勝利 芝2000m 阪神競馬場

1着:タニノフランケル 牡2 (福永祐一)
2着:ウォーターパルフェ 牡2 (酒井学)
3着:ゼットジガンテ 牡2 (鮫島良太)

レースタイム:204.7(重)
レース上がり3ハロン:35.2
勝ち馬上がり3ハロン:35.2
スタートを決めると押し出される様にしてハナに立ったタニノフランケル。ペースを完全に握った形で直線に入ると、番手から粘るウォーターパルフェを横目に持ったままで力の違いを見せ付ける勝利となった。騎乗した福永祐一騎手もレース後にその素質の高さを絶賛。2日前に野路菊ステークスを快勝したワグネリアンというお手馬がいるだけに非常に悩ましいだろう。距離は中距離でも十分に持つ事を証明して見せた。

馬っぷりの良さは天下一品

馬体の迫力は既に古馬並み

馬体の迫力は既に古馬並み

via google imghp
姉タニノアーバンシーもそうだが、ウオッカの産駒はいずれもが馬体は一級品。走りはともかく、見た目だけならそこらのオープン馬よりもっとそれらしい雰囲気の持ち主ばかり。ともすれば、後はメンタル面での成長次第で走りが伴って来るというものだろう。その点、タニノフランケルは新馬戦も落ち着いた走りをしていたので、更に2戦目でパフォーマンスが上がって来る期待も大。但し、週末の天気が雨模様なので出来れば良馬場でその走りを見たいものだ。

迫力満点の走りで2着を確保

直線インから鋭く伸びて2着入線(奥)

直線インから鋭く伸びて2着入線(奥)

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2017年08月12日 2歳新馬 芝1800m 新潟競馬場

1着:サクステッド 牡2 (吉田隼人)
2着:タニノフランケル 牡2 (M.デムーロ)
3着:ヴォウジラール 牡2 (内田博幸)

レースタイム:1:48.5(稍重)
レース上がり3ハロン:33.9
勝ち馬上がり3ハロン:33.9
タニノフランケル上り3ハロン:33.8
ロケットスタートを決めたタニノフランケルだったが、無理にハナを主張せず道中は抑えてなだめながら内々を追走する形。レースは流れ淡々としたペースで進み、直線コースに入って完全なキレ味勝負となった。そこでいち早く抜け出したサクステッドを追い掛ける様にインから大きなフットワークで抜け出すも、最後までのその差は縮まらず2着に敗退。それでも全体的な走りには将来性を感じる内容で、騎乗したデムーロ騎手も『次がもっと楽しみ』とコメントしていた。530kg近い大型馬だけに叩いて更に良い走りが期待出来そうだ。

フランケル×ウオッカ「夢の配合馬」が大物感満載

今年デビューを迎える2歳馬から早くもクラシックの主役候補が誕生した。その馬はタニノフランケル。名の通り、母は2007年の日本ダービーなどGⅠ7勝を挙げ、”日本史上最強牝馬”と称される女傑ウオッカ。さらに父は、GⅠ10勝を含む14戦無敗の成績で、”21世紀最強馬”と名高いフランケルという夢にまで見た黄金配合だ。
タニノフランケル(ウオッカ2015)

タニノフランケル(ウオッカ2015)

牡馬

父馬:フランケル
母馬:ウオッカ
母父:タニノギムレット
所属:角居勝彦厩舎(栗東)
生産:Yuzo Tanimizu(愛)
馬主:谷水雄三

通算成績:4戦1勝(1-1-1-1)
主な戦績:2歳未勝利
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2歳馬とは思えないほどがっちりとした強靭な馬体に青鹿毛から漲る風格。現時点で550kgは優に超えているであろう馬格はさすが「夢の配合馬」といったところだろう。巷では「日本競馬の血統図を塗り替える馬」、「不安より期待しかない」、「来年のクラシックはこの馬」と早くも活躍を期待する声が多く上がっている。
ウオッカ

ウオッカ

牝馬

父馬:タニノギムレット
母馬:タニノシスター
母父:ルション
所属:角居勝彦厩舎(栗東)
生産:カントリー牧場
馬主:谷水雄三

通算成績:26戦10勝(10-5-3-8)
主な戦績:日本ダービーなど
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母ウオッカは牝馬としては64年ぶりにダービー制覇を遂げ、引退後は顕彰馬として殿堂入りを果たしている。競走馬としては輝かしい実績を残している歴史的名牝ウオッカだが、産駒たちはいずれも日本でデビューしながらも苦戦が続いている。

しかし、これまで3頭がシーザスターズの産駒だったのに対して、今回は待望のフランケルが配合された。現役時代から世界中の視線を浴び、種牡馬としても絶対的な地位を確立しそうなフランケルだけに今度こそウオッカから日本競馬の歴史を塗り替える名馬が誕生するかもしれない。
フランケル

フランケル

牡馬

父馬:Galileo
母馬:Kind
母父:Danehill
所属:Sir Henry R.A.Cecil(英)
生産:Juddmonte Farms Ltd.(英)
馬主:Khaled Abdullah


通算成績:14戦14勝(14-0-0-0)
主な戦績:英2000ギニーなど
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フランケルと言えば、初年度産駒のソウルスターリングが昨年の2歳女王に輝き、4戦無敗のままクラシック制覇が期待される他、朝日杯FSでは牝馬ながらも1番人気に推されたミスエルテなど国内では数少ない産駒からも活躍馬が出ているだけに日本の競馬とは抜群に相性が良いはず。これなら繁殖として振るわないウオッカでも改めて期待する価値はありそうだ。

血統背景

フランケル Galileo Sadler's Wells Northern Dancer
Fairy Bridge
アーバンシー Miswaki
Allegrtta
Kind デインヒル Danzig
Razyana
Rainbow Lake Rainbow Quest
Rockfest
ウオッカ タニノギムレット ブライアンズタイム Roberto
Kelley's Day
タニノクリスタル クリスタルパレス
タニノシーバード
タニノシスター ルション Riverman
ベルドリーヌ
エナジートウショウ トウショウボーイ
コーニストウショウ


兄弟馬

タニノアーバンシー

タニノアーバンシー

牝馬

父馬:シーザスターズ
母馬:ウオッカ
母父:タニノギムレット
所属:角居勝彦厩舎(栗東)
生産:Yuzo Tanimizu(英)
馬主:谷水雄三

通算成績:13戦4勝 (4-5-2-2)
主な戦績:西部スポニチ賞など
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近親馬

特になし

血統評価:1.0pt

シスタートウショウの直系は衰退しているがその全姉エナジートウショウの孫がファミリーの復活を見せつけたがそんな女帝ウオッカも産駒はまだ結果を出していない。血統としては、ルション×タニノギムレットとけして良血とは言えず現状の産駒成績もやっぱりなという印象ではある。やはり繁殖結果はファミリーパワーがないと難しいという典型ではないだろうか。少なくともせっかくSS系の血が入っていないので日本でSS系の種牡馬と配合するべきだろう。兄弟が全てシーザスターズ産駒なのでフランケルで一変する可能性はあるものの。全くの未知数である。

馬名の意味

冠名+父名

まさにそのままの命名。ちょっと馬名に捻りが無いと思えたが、古くはこのパターンで『タニノムーティエ』の様に超級の名馬になっている。要は走るか走らないかでイメージが変わって来るだろう。
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競馬ニュース.tv 編集部 競馬ニュース.tv 編集部