2017年12月14日 更新

ソシアルクラブが阪神JFで8着入線、本格化は来年以降か

ブエナビスタの2番仔ソシアルクラブ。新馬戦のパフォーマンスからキャリア1戦の身で阪神ジュベナイルフィリーズでは5番人気に支持されるも、さすがに好走は難しく8着に終わった。しかし、素質の片鱗は感じられ来年の走りに注目。

3,515

大幅な馬体減で本来の走りに影響?

2017年12月10日 阪神ジュベナイルフィリーズ 芝1600m 阪神競馬場

1着:ラッキーライラック 牝2 (石橋脩)
2着:リリーノーブル 牝2 (川田将雅)
3着:マウレア 牝2 (戸崎圭太)

レースタイム:1:34.3(良)
レース上がり3ハロン:34.4
勝ち馬上がり3ハロン:33.7
新馬戦同様、やや出遅れ気味のスタートとなったソシアルクラブ。道中は慌てず後方から競馬を進め、直線外に出して最後の末脚に賭ける。が、マイナス12kgの馬体減もあり本来の走りは見せられず8着に入線した。しかし、それでも最後までしっかりと伸びてはおりロックディスタウンに先着した事は評価しておきたい。体を戻して次走のパフォーマンスに注目したい。何と言ってもあの歴史的名牝ブエナビスタの仔なのだから。

前人未到の阪神JF3代制覇なるか

躍動感のある動きで好調をアピールするソシアルクラブ

躍動感のある動きで好調をアピールするソシアルクラブ

via google imghp
日本競馬最高峰の繁栄ファミリー、ビワハイジ一族からまた新たなニューヒロインが誕生の予感だ。新馬戦を後方から豪快な差し切り勝ちで一躍注目を浴びた同馬。僅かキャリア1戦ながら次走に選んだのは阪神ジュベナイルフィリーズだった。抽選を突破し導かれる様にして出走に漕ぎ着けたが、何と言っても近親含めて合計で同レース3勝の実績が心強い。対戦相手には強敵がいるものの、それらを退けて勝利すれば親子3代制覇という偉大な記録が達成され早くも競馬史に名を刻む事となる。

次元の違う追い込みで劇的V

2017年10月09 2歳新馬(牝) 芝1600m 京都競馬場

1着:ソシアルクラブ 牝2 (岩田康誠)
2着:ゴルトキルシェ 牝2 (M.デムーロ)
3着:ターフェルムジーク 牝2 (池添謙一)

レースタイム:1:36.9(良)
レース上がり3ハロン:35.1
勝ち馬上がり3ハロン:34.4
スタートでやや立ち遅れたソシアルクラブ。人気馬のゴルトキルシェがマイペースで逃げていただけに、道中後方から追走で万事休すの状態だった。それでも、直線狭いスペースから外へ出すとそこから驚異的な追い込みを見せてゴール前寸前で粘るゴルトキルシェを差し切った。1頭だけ別の生き物の様な走りで圧倒、姉コロナシオン同様に1戦目でクラシックを意識させる様なパフォーマンスを発揮した。しかし、課題は2戦目以降で同じ走りが出来るか。そこに尽きるのである。

素質馬らしい伸びのある動きを披露

稽古では素軽い走りをするソシアルクラブ

稽古では素軽い走りをするソシアルクラブ

via google imghp
時計は大きく特筆できるレベルのものではないが、それでも躍動感のあるフォームで常に一生懸命走るソシアルクラブ。血統が証明する様に、馬自身の潜在能力はピカイチだろう。後はメンタル面などの要素が整えば初戦から他馬を圧倒する走りをしても何ら驚かない。姉のコロナシオンが見せたデビュー戦のパフォーマンスは圧巻だったが、妹にはそれ以上の衝撃を期待したい。注目のレースは月曜日の京都3レースだ。

ソシアルクラブ

ソシアルクラブ 

ソシアルクラブ 

牝馬

父馬:キングカメハメハ
母馬:ブエナビスタ
母父:スペシャルウィーク
所属:池添学厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:サンデーレーシング

通算成績:2戦1勝(1-0-0-1)
主な戦績:2歳新馬
via google imghp
牝馬らしいスッキリとした馬体。しかし、母ブエナビスタも父キングカメハメハも出ておらず強いて挙げるならば母父スペシャルウィークに似た脚長の体型がポイントだ。勿論、これから更に成長して大きく変化もするだろうが、姉コロナシオンとはまた違ったタイプの馬になるのではないだろうか。馬体重は春の取材時点で482kg。

血統背景

キングカメハメハ Kingmambo Mr.Prospector Raise a Native
Raise You
Miesque Nureyev
Pasadoble
マンフィス ラストタイクーン トライマイベスト
Mill Princess
Pilot Bird Blakeney
The Dancer
ブエナビスタ スペシャルウィーク サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
キャンペーンガール マルゼンスキー
レディーシラオキ
ビワハイジ Caerleon Nijinsky
Foreseer
アグサン Lord Gayle
Santa Luciana


兄弟馬

特になし

近親馬

ジョワドヴィーヴル

ジョワドヴィーヴル

牝馬

父馬:ディープインパクト
母馬:ビワハイジ
母父:Caerleon
所属:松田博史厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:サンデーレーシング

通算成績:7戦2勝(2-0-1-4)
主な戦績:阪神ジュベナイルフィリーズなど
via google imghp
アドマイヤジャパン

アドマイヤジャパン

牡馬

父馬:サンデーサイレンス
母馬:ビワハイジ
母父:Caerleon
所属:松田博史厩舎(栗東)
生産:早田牧場新冠支場
馬主:サンデーレーシング

通算成績:10戦2勝 (2-2-2-4)
主な戦績:京成杯など
via google imghp
トーセンレーヴ

トーセンレーヴ

牡馬

父馬:ディープインパクト
母馬:ビワハイジ
母父:Caerleon
所属:池江泰寿厩舎(栗東)
馬主:島川隆哉

通算成績:33戦8勝 (8-0-4-21)
主な戦績:エプソムカップなど
via google imghp

血統評価:1.0pt

ファミリーは、ビワハイジやサトルチェンジの産駒が名を連ねる日本屈指のファミリー。その中でも大本命の実力馬である母ブエナビスタ。母父スペシャルウィークという点もシーザリオが結果をだしてくれているだけに近しい結果を期待できるとはおもうが現時点では、姉コロナシオンの結果からすると期待に答えれていない状態。彼女が母の繁殖力を証明できるか注目。

前評判

『コロナシオンのピッチ走法に比べると、こちらは大きなフットワークでゆったりと走るタイプですね。父は同じですが少し違う形で出ている様です。走る度に動きが良くなって来ていますし、性格は勝ち気で前向きに走るタイプですが、てこずるなどの心配はありません。この血統でタイトルを是が非でも獲りたいですね』との事。夏は成長期間に充て、涼しくなってからデビューを目指す方向。

馬名の意味

社交クラブ

恐らくは、アメリカのバンド『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』から連想したと思われる。同バンドの様な息の長い活躍をして欲しい。
30 件

関連する記事

シーリアが折り返しの未勝利戦に登場、鞍上は一族の主戦

シーリアが折り返しの未勝利戦に登場、鞍上は一族の主戦

シーザリオ産駒で兄にエピファネイア、リオンディーズがいるシーリア。新馬戦は2着に敗退したが、見どころのある内容で叩いた上積み含めて今回はパフォーマンスを更に上げて来るだろう。手綱を取るのは一族を知り尽くす福永騎手だ。
 4,082
アーデルワイゼがファンタジーステークスで巻き返しを誓う

アーデルワイゼがファンタジーステークスで巻き返しを誓う

前走のもみじステークスは稍重馬場で能力を発揮出来ず惜敗。金曜日のファンタジーステークスは幸い晴れ模様で良馬場開催が濃厚だ。新馬戦で騎乗したルーキーの萩野極騎手に手綱を戻し、フレッシュなコンビで初重賞制覇を狙っている。
 540
コロナシオンが初のマイル戦に登場、大きな変わり身に期待

コロナシオンが初のマイル戦に登場、大きな変わり身に期待

ブエナビスタの初仔でキングカメハメハ産駒のコロナシオンが、日曜阪神の3歳500万下で初めてマイルに挑戦する。新馬の楽勝以降、全くそのポテンシャルを発揮出来ていない本馬だが、陣営としてはこの距離で新味を引き出したい。
 3,293
プリメラビスタが未勝利戦に登場、仕切り直しの1戦で美酒を

プリメラビスタが未勝利戦に登場、仕切り直しの1戦で美酒を

ビワハイジのラストクロップ、プリメラビスタ。期待された新馬戦はあえなく8着に敗れはしたが、そこから無理に使う事無く立て直しを図って暮れの未勝利戦に出走する。メンバーは揃った印象だが、ここを勝てば改めてクラシックへ。
 2,966
レッドヴェイロンが折り返しの未勝利戦に登場、確勝級の1戦

レッドヴェイロンが折り返しの未勝利戦に登場、確勝級の1戦

前走の新馬戦でスーパーフェザーの2着に敗れたレッドヴェイロン。しかし、レースでは終始引っ掛かり気味の内容で不完全燃焼、仕切り直しの未勝利戦で早期勝ち上がりを目指す。鞍上は引き続き、名手武豊騎手。ここは負けられない。
 2,316

関連するタグ

著者

競馬ニュース.tv 編集部 競馬ニュース.tv 編集部