2017年12月19日 更新

ステルヴィオが朝日杯FSで追い込み2着、距離延長で新味か

ステルヴィオが朝日杯フューチュリティステークスで後方待機から外目をグングン加速し、タワーオブロンドンなどの2着争いを制して2着確保。ロードカナロア産駒だが距離が延びて良さそうな1頭で、来年のクラシック戦線も期待大。

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エンジンの掛かりが遅く2着入線

2017年12月17日 朝日杯フューチュリティステークス 芝1600m 阪神競馬場

1着:ダノンプレミアム 牡2 (川田将雅)
2着:ステルヴィオ 牡2 (C.デムーロ)
3着:タワーオブロンドン 牡2 (C.ルメール)

レースタイム:1:33.3(良)
レース上がり3ハロン:34.0
勝ち馬上がり3ハロン:33.6
スタートは決めたものの、前に進んで行かずに道中は中団から後方待機のステルヴィオ。元より器用なタイプの方では無いだけに想定内の位置取りだったが、直線に入ってもややもたつき加減の競馬。半ばでようやくトップスピードに乗るとそこからグイグイ伸びて粘るタワーオブロンドンを差し切り2着入線を果たした。レースぶりからもマイルですら短いくらい内容の走りで、血統とは逆に今後は中距離以上での活躍を期待したい。

3連勝で暮れの朝日杯フューチュリティステークスへ

サウジアラビアロイヤルカップで上位人気が予想されるステルヴィオ。2連勝の内容が全く危なげなく全力の走りがまだ見れていないが、今回の強豪メンバー相手で真価が問われる事になるだろう。既に2歳戦で15勝を挙げている新種牡馬ロードカナロア産駒も重賞勝ちは無し。本馬がその第一号になれるかに注目が集まる1戦。良い意味で状態は平行線、ここでも楽々と勝ち上がれる様なら12月の朝日杯フューチュリティステークスは断然人気で参戦する事になりそうだ。

単勝1.3倍のダントツ人気に応える

最後は詰め寄られるも1着を死守したステルヴィオ

最後は詰め寄られるも1着を死守したステルヴィオ

via google imghp

2017年08月12日 コスモス賞 芝1800m 札幌競馬場

1着:ステルヴィオ 牡2 (C.ルメール)
2着:[地]ミスマンマミーア 牝2 (井上俊)
3着:[地]ハッピーグリン 牡2 (服部茂史)

レースタイム:1:51.3(重)
レース上がり3ハロン:36.3
勝ち馬上がり3ハロン:35.8
まずまずのスタートを切ったステルヴィオだったが、道中はやや抑え加減で中団から。3コーナーから先団が大きく動いて一気のペースアップ。若干置かれそうになるも、すぐさまリカバリーして直線コースでは前のハッピーグリンを射程圏内へ。そこから楽々とかわすと、最後はミスマンマミーアの追撃をクビ差振り切って1着でゴールイン。着差以上に強い内容で地方勢の2騎を撃破した。ロードカナロア産駒でも中距離に難なく対応し、クラシック戦線に明るい兆しを見せる結果となった。

評判馬を撃破してデビュー戦勝利

2017年06月04日 2歳新馬 芝1600m 東京競馬場

2017年06月04日 2歳新馬 芝1600m 東京競馬場

1着:ステルヴィオ 牡2 (C.ルメール)
2着:サトノオンリーワン 牡2 (J.モレイラ)
3着:スプリングマン 牡2 (松山弘平)

レースタイム:1:34.8(良)
レース上がり3ハロン:34.5
勝ち馬上がり3ハロン:34.2
via google imghp
スッと先行し折り合いもピッタリ。追われてからも上々の反応で抜け出すと、内からサトノオンリーワンが来ると更に加速し突き放す競馬で着差以上の強さを見せ付けた。タイムもデビュー戦でマイル1分34秒8はかなりの好時計と言える。これが期待されているロードカナロア産駒の勝利第1号となり、速い芝でも十分に見所のある競馬が出来、これからも追って行きたい1頭だ。

ステルヴィオ

ステルヴィオ

ステルヴィオ

牡馬

父馬:ロードカナロア
母馬:ラルケット
母父:ファルブラヴ
所属:木村哲也厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:サンデーレーシング

通算成績:4戦2勝(2-2-0-0)
主な戦績:コスモス賞など
via google imghp
逞しい馬体はまさに父譲りで、母父ファルブラヴの影響も含めてまさに短距離馬のそれという雰囲気。但し、まだ完成しきっていない現状だけを考えると、2歳時の頃はもう少し距離に融通も効きそうな感じでもある。短距離を中心に使われて行き、どんどん筋肉量が豊富になって来て次第にスプリンターへと近付いて行くタイプか。いずれにせよその溢れるスピード力は画像を通じてヒシヒシと伝わって来る。

血統背景

ロードカナロア キングカメハメハ Kingmambo Mr. Prospector
Miesque
マンファス ラストタイクーン
Pilot Bird
レディブラッサム Storm Cat Storm Bird
Terlingua
サラトガデュー Cormorant
Super Luna
ラルケット ファルブラヴ Fairy King Northern Dancer
Fairy Bridge
Gift of the Night Slewpy
Little Nana
アズサユミ サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
ファーストクラス トウショウボーイ
スイートコンコルド


兄弟馬

特になし

近親馬

特になし

血統評価:1.0pt

遡るとシンボリルドルフの全姉スイートコンコルドに行き着く血統だが、近親ではめぼしい戦績の馬は少ない。母ラルケットはそこそこ走れたという程度で強調材料にはかける。

前評判

既に3月末の一番早い段階で美浦入り。ゲート試験なども早々に終えて、一度ノーザンファーム天栄へ移動し調整するなどデビューへ向けて順調に進んでいた。『東京開催でのデビューを目指せる体力が備わっていますね』と関係者の声も上々で、何より全てを上手く運べる素直な気性が最大の武器か。

馬名の意味

イタリア北部にある国立公園

母名がイタリア語という事からの連想。サンデーレーシングのネーミングは毎年の様にハイセンスである。
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競馬ニュース.tv 編集部 競馬ニュース.tv 編集部