2018年5月24日 更新

ジェネラーレウーノがダービーで逃げ?田辺騎手の一発もある

ハイペースの皐月賞を唯一先行して粘り込んだジェネラーレウーノ。ある意味で最も強い競馬だったのは同馬ではないだろうか。血統からも距離延長は大歓迎、父がジャパンカップを制した同舞台で前走と同じくあっと言わせる走りに期待。

5,663

甘く見ていると危険なコンビ

田辺騎手を背にビッシリ追い切るジェネラーレウーノ

田辺騎手を背にビッシリ追い切るジェネラーレウーノ

via google imghp
日本ダービーの展開における最大の注目はジェネラーレウーノだろう。京成杯は番手から抜け出し、皐月賞はハイペースを追走して3着と先行勢の核となりうる存在だ。しかも、鞍上は田辺騎手。過去にコパノリッキーやロゴタイプであっと言わせる逃げ切りのGⅠ制覇を成し遂げた男である。今回の取材でも『行く馬がいなければ自分が行っても良い』とコメントしているだけに、流れの主導権を握るのは高い確率で同馬になる。後はダノンプレミアムの出方次第にはなるが、後ろを警戒する様ならあれよあれよの一発まで。

前半59秒2から粘り込んで3着入線

2018年04月15日 皐月賞 芝2000m 中山競馬場

1着:エポカドーロ 牡3 (戸崎圭太)
2着:サンリヴァル 牡3 (藤岡佑介)
3着:ジェネラーレウーノ 牡3 (田辺裕信)

レースタイム:2:00.8(稍重)
レース上がり3ハロン:37.3
勝ち馬上がり3ハロン:35.1
スタートから前目を主張するジェネラーレウーノ、内にアイトーン、外にジュンヴァルロが行く気を見せると一緒に上がって3頭でレースを引っ張る形となった。向正面では後続馬群に既に10馬身以上の差を付ける展開、そのまま4コーナーでもリードを保ちつつ直線コースへ。さすがに脚が上がり気味でエポカドーロとサンリヴァルにはあっさりかわされるも、何とか二枚腰の粘りでステルヴィオなど後方勢の追撃は振り切っての3着入線と地力の高さを示した1戦だった。普通の流れで先行していたら抜け出して快勝していたかもしれない。日本ダービーでも怖い存在である。

中山競馬場のお手本となるレース運び

2018年01月14日 京成杯 芝2000m 中山競馬場

1着:ジェネラーレウーノ 牡3 (田辺裕信)
2着:コズミックフォース 牡3 (戸崎圭太)
3着:イェッツト 牡3 (蛯名正義)

レースタイム:2:01.2(良)
レース上がり3ハロン:36.3
勝ち馬上がり3ハロン:36.3
不利と見られた大外枠も好スタートを切って難無くクリア。そこからスムーズに番手へ取り付けると、逃げるコスモイグナーツを目標にして道中気持ち良く追走させる。そこから抜群の手応えで上がって行くと直線では正攻法の競馬で抜け出し、最後は外から迫ったコズミックフォース以下を振り切って初重賞勝利を飾った。中山競馬場の小回りを熟知した田辺裕信騎手のエスコートもあり完勝、陣営はこのまま皐月賞へ直行するつもりで調整するとの事。不気味な存在となりそう。

真っ直ぐブレの無いフットワーク

2017年10月28日 2歳未勝利 芝2000m 東京競馬場

1着:ジェネラーレウーノ 牡2 (C.ルメール)
2着:アイリッシュクライ 牡2 (戸崎圭太)
3着:ニシノマメフク 牝2 (大野拓弥)

レースタイム:2:03.4(良)
レース上がり3ハロン:34.1
勝ち馬上がり3ハロン:34.1
漆黒(青鹿毛)の身を躍らせ、真緑のターフを気持ち良さそうに駆け抜けるジェネラーレウーノ。道中は余裕の逃げでペースを作り、最後の直線で後続を楽々と突き放す内容で完勝。タイムこそ平凡だが、真一文字にゴールへ向かって走る姿は既に古馬並みの雰囲気だ。馬体にもう少し幅が出て厚みが増せば更に良いパフォーマンスが出せるだろう。勿論、現状でも2歳戦なら優に戦える素材。葉牡丹賞は間違いなく上位争いに顔を出す筈。

走りはゴールドアクターそっくり??

スッと脚を伸ばして体を大きく使ったフットワーク、漆黒に近い馬体の青鹿毛、父は同じスクリーンヒーローと色んな部分があのグランプリ馬ゴールドアクターとダブって見える。実際の調教では見た目もさることながら、ウッドや坂路で好時計を連発。社台生産馬でないのに育成は社台、あの吉田勝己氏も太鼓判を押したのも頷ける1頭だ。配合は地味だが、血統構成はかなり重厚かつ豪華なラインナップ。関係者の評判もかなり高いそうで、これはひょっとすると怪物誕生か??

ジェネラーレウーノ

ジェネラーレウーノ(シャンハイロック2015)

ジェネラーレウーノ(シャンハイロック2015)

牡馬

父馬:スクリーンヒーロー
母馬:シャンハイロック
母父:ロックオブジブラルタル
所属:矢野英一厩舎(美浦)
生産:新生ファーム
馬主:Gリビエールレーシング

通算成績:5戦3勝(3-0-2-0)
主な戦績:京成杯など
via google imghp
ゴムまりの様な柔軟性の塊とも言える好馬体。走りも全身を使って大きなフットワークで走りそうな雰囲気で能力はかなり高そう。現時点での完成度も相当で、早くから始動できる作りは間違いない。非社台生産馬ながら、育成は社台の厩舎に預けられている経緯を見てもどうやら素質馬なのだろうか。馬主の不透明さ含めてその動向が気になる逸材。今期のダークホース的存在か。

血統背景

スクリーンヒーロー グラスワンダー Silver Hawk Roberto
Gris Vitesse
Ameriflora Danzig
Graceful Touch
ランニングヒロイン サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
ダイナアクトレス ノーザンテースト
モデルスポート
シャンハイロック ロックオブジブラルタル デインヒル Danzig
Razyana
Offshore Boom Be My Guest
Push a Button
ニシノローズ Storm Cat Storm Bird
Terlingua
Barmistress Alydar
Bemissed


兄弟馬

特になし

近親馬

エクスペディション

エクスペディション

牡馬

父馬:ステイゴールド
母馬:ビーモル
母父:Lyphard
所属:石坂正厩舎(栗東)
生産:社台レースホース
馬主:社台コーポレーション白老ファーム

通算成績:26戦6勝 (6-5-1-14)
主な戦績:小倉記念など
via google imghp

血統評価:1.0pt

血統構成としては、悪くないものの近親や兄弟に活躍馬が全くいないので血統背景からの強調材料は全くない。

前評判

ノーザンファーム代表の吉田勝己氏が某POG特集のインタビューで、スクリーンヒーロー産駒について話している時に『シャンハイロックの牡馬は良いですね。動きが特に目立っていて札幌デビューを予定しています』とコメントしていたのが実に興味深い。前述にもあるが、非社台生産馬をピックアップして話す事自体が異例中の異例。これは大物の相か??

馬名の意味

一番の将軍(イタリア語)

戦いの中で1番の称号を得て欲しいという想いからネーミングか。それにしても、馬主のGリビエールレーシングから初の注目馬として扱われているのが印象的だ。
30 件

関連する記事

グレイルがダービーで穴候補No.1、皐月賞以上の走りを期待

グレイルがダービーで穴候補No.1、皐月賞以上の走りを期待

皐月賞では出遅れ、直線も進路が無くなる不利を受けながらも最速の上がりでゴール前では最も勢いがあったグレイル。元々広いコースの方が良く、共同通信杯で負けているものの東京替わりはプラスだろう。発馬さえ決まれば上位争いも。
 1,350
ルーカスがスプリングSでリベンジ、皐月賞の権利取りに意欲

ルーカスがスプリングSでリベンジ、皐月賞の権利取りに意欲

前走のホープフルSでは見せ場無く6着に敗退したルーカス。但し、中間のアクシデントで一時は回避を発表した程で調整過程はやはり上手く行かなかった様だ。今回じっくりと稽古を重ねて馬も心身共に充実、兄よりも早く開花するか。
 4,297
スターリーステージが新馬戦で3着入線、次走は確勝必至

スターリーステージが新馬戦で3着入線、次走は確勝必至

ミッキーアイルの下、スターリーステージがデビュー戦でジャンダルムの3着に敗退。レース内容はほぼ文句なく、前の牡馬2頭(ジャンダルム&ロードラナキラ)が強かっただけだろう。牝馬限定戦に戻れば間違いなく勝ち上がりは堅い。
 4,140
ウインスラーヴァが新潟の新馬戦に登場、兄は札幌2歳S馬

ウインスラーヴァが新潟の新馬戦に登場、兄は札幌2歳S馬

2016年札幌2歳ステークス覇者トラストを全兄に持つウインスラーヴァが土曜新潟の新馬戦にスタンバイ。ウインで募集された中でも人気の1頭で注目の的だろう。シグナライズやエントシャイデンなどの強敵が揃った1戦となる。
 236
イヴォーク(ウェイクミーアップ2016)のPOG情報

イヴォーク(ウェイクミーアップ2016)のPOG情報

イヴォークをPOG指名の目線で徹底分析◎馬体診断、血統背景評価、デビュー前評判、馬名の意味まで。気になる要素を完全網羅した必見の記事!?2018-2019のPOG馬指名の参考情報としてお役立て下さい!!
 284

関連するタグ

著者

競馬ニュース.tv 編集部 競馬ニュース.tv 編集部