2017年10月2日 更新

シリウスステークス 2017 結果 動画

土曜日に行われたシリウスステークスは11番人気メイショウスミトモが先に抜け出したドラゴンバローズを最後の一完歩でかわし大波乱の勝利を飾った。3着にピオネロが入線。トップハンデ3頭は見事に沈み、大荒れの決着となった。

238

シリウスステークス2017の結果

シリウスステークス2017の動画

レース回顧

スタートから勢いをつけてマスクゾロが先頭へ。昨年と同じく逃げの一手で馬群を引っ張って行く形を取った。番手にドラゴンバローズ、ピオネロと続き比較的縦長の展開となってレースは進んだ。直線に入ってドラゴンバローズが先に抜け出すと後続の追撃も見当たらず勝ち切るかに思われたが、最後の最後で外からメイショウスミトモが豪快に差し切って何と11番人気での大金星をあげた。3着はそのまま粘り込んだピオネロが入線し、3連単は50万円弱の大万馬券となった。

勝ち馬メイショウスミトモ

メイショウスミトモ

メイショウスミトモ

牡馬

父馬:ゴールドアリュール
母馬:ムゲン
母父:アジュディミツオー
所属:南井克巳厩舎(栗東)
生産:フジワラファーム
馬主:松本好雄

通算成績:45戦7勝 (7-2-6-30)
主な戦績:シリウスステークスなど
via google imghp
兄にロングプライドを持つダート血統で、近親にはフェブラリーステークスやジャパンカップダートを勝利したウイングアローがいるメイショウスミトモ。これまでもケイティブレイブを豪快に差し切るなど高いポテンシャルを秘めていたが、ムラのある走りが災いしタイトルには手が届かないでいた。しかし、今回は見事に全てがハマって前残りの展開を唯一中団から伸びてかわす強い競馬。この末脚が安定してくれば今後、大きいレースでも侮れない存在となる。

レースを振り返ってのベスト予想

◎マスクゾロ
○ドラゴンバローズ
▲ミツバ
ピオネロ
モルトベーネ
△マインシャッツ
トップディーヴォ
×スリータイタン
メイショウスミトモ

予想回顧

前走の内容、コース実績などを考えてもマスクゾロ本命が妥当。斤量と勢いを考慮して対抗にドラゴンバローズを推しておけば正解の上位印だろう。単穴にはミツバ、ピオネロ、モルトベーネの3頭を。後は連下にマインシャッツとトップディーヴォ、3着候補にスリータイタンとメイショウスミトモという流れになるが、さすがにメイショウスミトモは単穴以上に指名する事は困難。外れてはいるがこれがベストの予想ではないだろうか。

全着順結果

RR:99.6 ※想定RR:101.8

                                   
着順 馬番 出走馬 斤量 騎手 評価 タイム(着差) 本印 道永 田中 大川結城 単勝オッズ
1 4 メイショウスミトモ 55.0 古川 100.8 2:03.9 × × 74.2
2 5 ドラゴンバローズ 54.0 和田 103.0 クビ × 6.7
3 13 ピオネロ 56.0 福永 103.6 3/4 5.2
4 15 トップディーヴォ 56.0 横山典 99.7 2 × 14.4
5 10 スリータイタン 54.0 岩田 98.5 クビ × × × 63.8
6 7 タムロミラクル 56.0 藤岡康 101.0 1.1/4 × × 150.8
7 6 マスクゾロ 57.5 酒井 100.7 3/4 3.9
8 12 ミツバ 57.5 松山 101.0 ハナ 5.0
9 11 マインシャッツ 55.0 武豊 94.0 ハナ × × 9.0
10 1 ブライトアイディア 54.0 鮫島良 92.0 1.1/4 58.6
11 3 モルトベーネ 57.5 Mデム 103.8 1.1/4 5.4
12 8 キクノソル 54.0 小牧 97.5 3/4 × × 162.9
13 14 タガノゴールド 54.0 松若 97.3 3/4 54.5
14 9 トラキチシャチョウ 55.0 池添 96.0 3 90.7
15 2 メイショウイチオシ 53.0 秋山 90.0 3/4 272.0
16 16 タイニーダンサー 53.0 浜中 90.0 4 161.7


配当&本印予想結果

馬連予想 ③⑥-⑤⑪⑫⑬⑮ 不的中
単勝 4 7,420円 枠連 2-3 720円
複勝 4 1,110円 ワイド 4-5 5,490円
5 240円 4-13 4,530円
13 190円 5-13 710円
馬連 4-5 27,130円 馬単 4→5 72,370円
三連複 4-5-13 40,000円 三連単 4→5→13 468,950円


危険な人気馬結果 モルトベーネ→11着(4番人気)

休み明けの調整不足に斤量苦などが重なって力を一切発揮出来ずの11着に大敗。それでもスタートからの行きっぷりは悪くなかっただけに、次走での変わり身は大きいだろう。いずれにせよ、今回は上位人気のトップハンデを背負った3頭が馬券に絡んでない所を見ると重量の差が結果を左右した事は間違いない。

穴馬予想結果 スリータイタン→5着(10番人気)

道中はほぼ最後方から。直線でも内を突く頭で追走していたのだろうが、結果はメンバー最速の上がりを駆使して掲示板を確保。もう少し前でスムーズに進めていたらとは思うが、その場合はこれだけの末脚を使えていたかは不明。現状の精一杯がここという見方の方が無難か。

編集部の回顧

本命マスクゾロ、対抗ミツバと全く奮わずトップハンデの馬を信用し過ぎた感があるのは反省。しかし、前者は自分の競馬に徹していたし後悔はない。むしろミツバの方の乗り方に疑問が残るもののこれも競馬のアヤと考えて次回以降に活かす。しかし、メイショウスミトモは頭の印を打つ事は不可能でありそういう意味でも諦めがつく。(田中)
混戦でこういう結果がよゆうで想定できるレースではあったが本命のモルトベーネだけは安定して走ってくるとふんでいたのだがそもそも1人気でもなかったし人気馬の中で一番順位悪いし全く検討違いなレースだった。これに関しては、どちらにせよ当たっていないので点数をおさえて負けていれば良いかなという考え。想定以上にメンバーのレベル低すぎなんだろうなと。(大川)
勝ったメイショウスミトモには驚いたが、オープン馬である以上どの馬でもかみ合えば突き抜けることも、ましてやハンデ戦。◎をドラゴンバローズに打ったのも正にこの観点からだった…。(結城)

シリウスステークス2017の予想

◎マスクゾロ

マスクゾロ

マスクゾロ

牡馬

父馬:Roman Ruler
母馬:Saravati
母父:Giant's Causeway
所属:岡田稲男厩舎(栗東)
生産:Andre Lynch,Dermot Ryan,David O'Loughlin & Petaluma Bloodstock(米)
馬主:門野重雄

通算成績:15戦7勝(7-2-0-6)
主な戦績:シリウスステークスなど
via google imghp
ディフェンディングチャンピオンのマスクゾロ。その後、故障で無念の戦線離脱を余儀なくされたが、復帰初戦となった前走のBSN賞ではまずまずの走りを見せ陣営も安堵の表情を浮かべた。最大目標のチャンピオンズカップに向け余裕残しの仕上がりだっただけに、叩いた上積みは間違いなくある。心配されているトップハンデも元々が500kgを超える大型馬で苦にしない筈。スタートを決めて楽に先手を取れれば連覇も濃厚だ。

◯モルトベーネ

モルトベーネ

モルトベーネ

牡馬

父馬:ディープスカイ
母馬:ノーブルエターナル
母父:アフリート
所属:松永昌博厩舎(栗東)
生産:櫛桁牧場
馬主:三宅正義

通算成績:24戦6勝 (6-3-2-13)
主な戦績:アンタレスステークスなど
via google imghp
今年のアンタレスステークスで重賞初制覇を飾ったモルトベーネ。その後は故障ではなく、成長の意味も込め秋に備える休養で心身共にパワーアップを図った。ここから恐らくJBC、チャンピオンズカップという頭があるだけに本仕上げとまではいかないだろうが、ある程度は走れる状態に仕上げているだろう。前走の内容が特に強かっただけにここも無様な競馬はしない。

▲ミツバ

ミツバ

ミツバ

牡馬

父馬:カネヒキリ
母馬:セントクリスマス
母父:コマンダーインチーフ
所属:加用正厩舎(栗東)
生産:タバタファーム
馬主:協栄

通算成績:30戦9勝(9-4-4-13)
主な戦績:ベテルギウスステークスなど
via google imghp
ここに来て2連勝と最も勢いのあるミツバ。昨年のシリウスステークスではマスクゾロに水を開けられた形だが、今年に限っては臨戦過程や馬の充実度を考えると十分に逆転は可能な範囲だろう。特に同馬は逃げて良し、差して良しと展開に左右されない自在性が最大の武器。トップハンデについても、57kgで強い勝ち方をしているので心配は不要か。

▲ドラゴンバローズ

ドラゴンバローズ

ドラゴンバローズ

牡馬

父馬:キングカメハメハ
母馬:ポーリッシュピンク
母父:Polish Precedent
所属:渡辺薫彦厩舎(栗東)
生産:ヒサイファーム
馬主:猪熊広次

通算成績:29戦5勝(5-7-4-13)
主な戦績:オークランドレーシングクラブトロフィーなど
via google imghp
夏場から尻上がりに調子を上げて来ているドラゴンバローズ。特に前走のオークランドレーシングクラブトロフィーの内容はかなり評価すべきであり、単なる昇級初戦の類とは違う注目の1頭だ。キングカメハメハ産駒で湿った馬場の方が得意な分、当日に降雨などがあれば更に好走度は高くなる。そうでなくとも今の勢いなら上位陣と戦えるレベルか。

出馬表&レーティング&予想オッズ

想定RR:101.8

トップハンデ3頭の中でレーティング的にはモルトベーネが頭でているのでここは中心となりそう。ピオネロ、マスクゾロ、タムロミラクル、ミツバ以降ほぼ同評価なのでモルトベーネ軸で手広くが良いだろう。
                
馬番 出走馬 性齢 斤量 騎手 評価 本印 道永 田中 大川結城 予想オッズ
1 ブライトアイディア 牡7 54.0 鮫島良 92.0 238.4
2 メイショウイチオシ 牡6 53.0 秋山 90.0 260.9
3 モルトベーネ 牡5 57.5 Mデム 108.0 4.4
4 メイショウスミトモ 牡6 55.0 古川 99.6 × × 84.2
5 ドラゴンバローズ 牡5 54.0 和田 94.0 × 7.1
6 マスクゾロ 牡6 57.5 酒井 102.0 4.0
7 タムロミラクル 牡5 56.0 藤岡康 101.5 × × 128.6
8 キクノソル 牡7 54.0 小牧 99.3 × × 161.3
9 トラキチシャチョウ 牡6 55.0 池添 98.0 92.7
10 スリータイタン セ8 54.0 岩田 100.0 × × × 45.3
11 マインシャッツ 牡4 55.0 武豊 97.0 × × 12.1
12 ミツバ 牡5 57.5 松山 101.3 2.8
13 ピオネロ 牡6 56.0 福永 102.5 5.5
14 タガノゴールド 牡6 54.0 松若 99.5 233.4
15 トップディーヴォ 牡5 56.0 横山典 99.5 × 23.8
16 タイニーダンサー 牝4 53.0 浜中 91.0 321.6


危険な人気馬 モルトベーネ(想定3番人気)

実力は認めるが、調教過程がかなりおそまつのモルトベーネ。この後の本番に向けてあくまでも叩き台という感覚で臨むのであれば、半年ぶりの斤量1.5kg増というのは少々厳しい戦いとなる。何より、デムーロ騎手が勝ちに行く競馬しかしない点を考えると頭か惨敗かのいずれかだろう。

穴馬予想 スリータイタン(想定8番人気)

ここ5走で全て上がり2位以上の末脚を駆使しているスリータイタン。この手のタイプはクラスに関係なく展開さえハマれば大駆けする余地を残しており、如何にも岩田騎手が大胆に乗れそうな人気加減がこれまた臭い。勝ち切るまでは無いだろうが、ヒモ穴には持って来いか。

編集部の見解

◎モルトベーネ。近走の走りと重賞での実績。鞍上も含めてこの馬が上位と見る。好位で運べる強みと内枠が追い風。◯ドラゴンバローズ。個人的に追いかけている当馬。昇級しても安定して走れる所を見ると常に相手なりに走れる証明だろう。ここでいきなり通用しても驚かない上がり馬。▲ピオネロ。芝ダート共に大崩れなく走るタイプで重賞クラスの常連となった今、得意の末脚爆発すれば初タイトルも十分に有り得る。鞍上が吉と出るか凶と出るか。(道永)
本命はさすがにマスクゾロで良いだろう。何より前年のシリウスステークスの内容が秀逸で、3着に負かしたアポロケンタッキーは暮れの東京大賞典でGⅠ勝利を飾っている。故障の影響も感じられず、叩いて更に上昇するならここは勝っておきたい。対抗はミツバ。単純に力が1枚抜けているだろうし、展開不問の脚質は軸に推しやすい。単穴はデムーロ騎手騎乗のモルトベーネか。調整次第な部分はあるが、いきなりの復帰戦であっさりがあっても驚かない。(田中)
地力としてはハンデキャッパーの通りだろうなという印象。その中でも騎手込で抜けていると考えるのは本命モルトベーネ。久々でも問題ないだろう。対抗は、マスクゾロで先行力あるが重賞ではだがここはかなり手薄なので信用してよさそう。単穴はミツバ。地方実績だけというわけではないが実績としては、ここで本命うてるほどではない。あとは地力上位も勝ちイメージがもてないピオネロとトップディーヴォを連下でとりあえず4Qスタート。(大川)
好位から速い決め手が使えるドラゴンバローズを本命に抜擢。オークランドレーシングクラブトロフィーからの臨戦過程も良い。対抗は安定した先行力のある前年の覇者マスクゾロ。単穴は強力な末脚が魅力のミツバとマインシャッツ。以下、連下にモルトベーネにピオネロまで。(結城)
50 件

関連する記事

エルムステークス 2017 結果 動画

エルムステークス 2017 結果 動画

日曜日に行われたエルムステークスはロンドンタウンが上手く立ち回り直線で抜け出すとそのまま重賞初勝利を飾った。2着には圧倒的1番人気のテイエムジンソク、3着に復帰したばかりの三浦皇成騎手が騎乗したドリームキラリが入線。
 317
【的中結果】2017年アンタレスSはモルトベーネが豪快に馬群を割って重賞初制覇

【的中結果】2017年アンタレスSはモルトベーネが豪快に馬群を割って重賞初制覇

15日に行われたアンタレスSはモルトベーネが中団待機から最後の直線で馬群を割ってイン差しを決めて重賞タイトルを獲得。2着にロンドンタウン、3着にはロワジャルダンが入って中波乱の決着となった。
 114
【東海S(GⅡ)・結果】4歳馬グレンツェントが差し切って重賞2勝目!!

【東海S(GⅡ)・結果】4歳馬グレンツェントが差し切って重賞2勝目!!

22日、中京競馬場で行われた東海S(GⅡ・4歳上・ダ1800m)は、1番人気に支持された横山典弘騎手騎乗のグレンツェントが、最後の直線で馬群の外から伸びて優勝。重賞2勝目を挙げてGⅠフェブラリーSへの切符を手にした。
 236
【2016年シリウスS】マスクゾロが逃げ切り勝ちで重賞初制覇【結果】

【2016年シリウスS】マスクゾロが逃げ切り勝ちで重賞初制覇【結果】

10月1日に阪神競馬場で行われたダート中距離重賞・シリウスSは最内枠から先手を取った1番人気マスクゾロがそのまま逃げ切って勝利した。更に2着に2番人気ピオネロ、3着に4番人気アポロケンタッキーが入線した。
 323
阪神ジュベナイルフィリーズ 2017 結果 動画

阪神ジュベナイルフィリーズ 2017 結果 動画

10日に行われた阪神ジュベナイルフィリーズは2番人気ラッキーライラックが先に抜け出したリリーノーブルを かわし楽々と勝利。無敗の2歳女王に輝くと同時に父オルフェーヴルにGⅠタイトルをプレゼントした。3着にはマウレア。
 700

関連するタグ

著者

競馬ニュース.tv 編集部 競馬ニュース.tv 編集部