2017年8月24日 更新

シグナライズが上々の動きで追切を消化、新潟マイルデビュー

注目のフランケル産駒シグナライズが土曜新潟の新馬戦にお目見えだ。母父Monsun系統の配合は今年のオークス馬ソウルスターリングとほぼ酷似した血統。調教の走りと合わせてみても十分に走って来る下地は揃っていると言えよう。

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稽古の動きが超抜

とにかくひと言で動きが凄い。CWコースで余裕の手応えのまま軽々と終い1F11秒台をマークするシグナライズ。関係者からも注目の的となっており、『今年のフランケル産駒で当たりはこれ』とまで言われているそうだ。重心のブレが少ないフットワークでキレも備わった万能タイプの走りが期待出来、距離適性に関してはマイルから中距離辺りとなるだろう。ロードホースクラブで約5000万円の価格で募集された馬。デビュー戦の鞍上は岩田康誠騎手が予定されている。

シグナライズ

シグナライズ(ワイルドココ2015)

シグナライズ(ワイルドココ2015)

牝馬

父馬:Frankel
母馬:ワイルドココ
母父:Shirocco
所属:藤原英昭厩舎(栗東)
生産:ケイアイファーム
馬主:ロードホースクラブ
via google imghp
まだ2世代目なのでフランケル産駒の特長がしっかりと掴めていないが、全体的なバランスとしてはパワーが勝った馬体。1つ上のソウルスターリングもミスエルテも、キレはもちろんあったがそれ以上に力強い走りの方が印象的だった。銅がスラッとした細長い体型で、以外に距離はクラシックディスタンスのほうが向いていそうな感じだ。馬体重は春の取材時点で498kg。

血統背景

Frankel Galileo Sadler's Wells Northern Dancer
Fairy Bridge
アーバンシー Miswaki
Allegrtta
Kind デインヒル Danzig
Razyana
Rainbow Lake Rainbow Quest
Rockfest
ワイルドココ Sirocco Monsun Konigsstuhl
Mosella
So Sedulous The Minstrel
Sedulous
Wild Side Sternkonig Kalaglow
Sternwappen
Wild Romance Alkalde
Win Hands Down


兄弟馬

初仔

近親馬

特になし

血統評価:1.0pt

ファミリーに日本実績馬がおらず、兄弟もいないので母が世界的な結果を出している競走馬でもないとなるとフランケル産駒というだけでは、強調材料としては、弱い。

前評判

『やればやるだけ走るくらい気持ちが前向きな馬ですね。持っているポテンシャルはかなりのものがあるので、逆に今は抜く事を覚えさせているところです』との事。それだけ関係者の期待も大きいという事だろう。デビューは秋頃を予定している。

馬名の意味

有名にする

ロードホースクラブ所有だが冠名を付けないパターンの命名。牝馬は近年この傾向にあるが、個人的にはキャトルフィーユやエンジェルフェイスなと好みの馬名が多い。自身も有名になって欲しいという想いからのネーミングだろう。

編集部の評価

結果的に母も超ド級クラスとの組み合わせでしか日本実績のないフランケル産駒は、初年度の感触から敬遠するので迷わず見送る。(大川)
今世代のフランケル産駒では最も期待が持てる1頭と言えるだろう。母父の代を1つ重ねただけで、実質の“フランケル×Monsun”とソウルスターリングに酷似した血統構成だ。馬体も良し、名前も良し、預託先も良しとなれば十分に指名する価値はある。但し、母の初年度産駒がどう出るかという点だけネックもあるにはある。(田中)
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競馬ニュース.tv 編集部 競馬ニュース.tv 編集部