2018年5月17日 更新

サトノアーサーがメイSでOP連勝なるか、重賞まであと一歩

昨年のクラシック最有力候補だったサトノアーサーも未だ重賞勝利無し。前走の洛陽Sで約1年2ヶ月ぶりの勝利を飾ったのをキッカケにし再び飛躍を目指したい。今回のメイSでオープンクラスを連勝する事が出来れば重賞制覇も目前だ。

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洛陽ステークスで差し切り3勝目

2018年02月10日 洛陽ステークス 芝1600m 京都競馬場

1着:サトノアーサー 牡4 (R.ムーア)
2着:グアンチャーレ 牡6 (古川吉洋)
3着:タガノブルグ 牡7 (川田将雅)

レースタイム:1:36.2(稍重)
レース上がり3ハロン:37.1
勝ち馬上がり3ハロン:36.6
スタートから行き脚が付かないサトノアーサー。それでも慌てる事なく徐々にポジションをあげる競馬で直線コースへ。鞍上ムーア騎手の猛烈な追いに応える様にして伸びを見せると、先に抜け出したグアンチャーレをゴール前ギリギリでかわし2歳時のシクラメン賞以来となる勝利で待望の3勝目を飾った。決して得意としない稍重馬場で勝ち切れた事は大きく、この1勝をキッカケに大物候補が本当に化ける可能性は高い。

サトノアラジンに続きマイルで活路

来年の飛躍に向けて真価が問われるサトノアーサー

来年の飛躍に向けて真価が問われるサトノアーサー

via google imghp
元々、距離的に2000mが限界だろうという評価は多かったサトノアーサー。それでも3歳のクラシックは格別で参戦する事に意義があり日本ダービーと菊花賞に出走した。しかし、距離適性外の舞台で一線級と互角に渡り歩くのは至難の業であり、さすがに上位争いには加われなかった。そこでシーズンが終了するやいなや、仕切り直しとして選んだのがマイル戦のリゲルステークス。このパターンは厩舎の大先輩サトノアラジンと同じ方向転換だ。上手く行けばその偉大な僚馬に功績に続く事が出来るかもしれない。

サトノアーサー

サトノアーサー(キングスローズ2014)

サトノアーサー(キングスローズ2014)

牡馬

父馬:ディープインパクト
母馬:キングスローズ
母父:Redoute's Choice
所属:池江泰寿厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:里見治

通算成績:9戦3勝(3-3-1-2)
主な戦績:洛陽ステークスなど
via google imghp
祖父のサンデーサイレンスを彷彿とさせる漆黒の馬体。雄大な歩き方と相まって、既に王者の風格すら漂わせている。週刊ギャロップのPOG本でも巻頭カラーにて特集されている程、今年の最も注目されている産駒と言っても過言ではない。実際に、現在470kg前後の馬体は常に成長を続けていて日を追う毎に、雰囲気も動きも良くなって行ってるとの事。一流馬に良く見られる急激な成長過程を、本馬としっかりと辿っている様である。

血統背景

ディープインパクト サンデーサイレンス Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
ウインドインハーヘアー Alzao Lyphard
Lady Rebecca
Burghclere Busted
Highclere
キングスローズ Redoute's Choice デインヒル Danzig
Razyana
Shantha's Choice Canny Lad
Dancing Show
Nureyev's Girl Nureyev Northern Dancer
Special
Lakab Manila
River Lullaby


兄弟馬

初仔

近親馬

Hessonite(米GⅢなど北米で11勝)
Anabandana(NZ2歳牝馬チャンピオン)

血統評価:1.0pt

母はニュージーランドなどでGⅠ含む重賞6勝の3歳牝馬チャンピオンだが近親から日本活躍馬がいない。本馬は母の初仔という事もあって未知数。母父Redoute's Choiceは日本競馬と相性問題ないが本馬が母の知名度をあげる為に活躍するしかないだろう。

前評判

セールで2億もの価格で取り引きされているだけにやはり動きも一級品の様だ。調教の担当者からは「ストライドが大きく、背中とトモの使い方が良い。血統的にも値段的にも、やはりそれだけの馬だという事ですね。調教を横から見ていても重心が低くて他の馬と走りがちょっと違うし、かなりキレそうな雰囲気。学習能力も高いので、このまま上手く行けば間違いなく活躍してくれると思います」との絶賛の声。調教も順調との事で、秋頃には満を持してデビュー出来そう。

馬名の由来

冠名+アーサー(ヨーロッパの伝説の王)

サトノでお馴染みの里見治氏所有。この事からも、容易に来年のクラシック戦線で活躍している姿が目に浮かぶが、オーナーの目線はあくまで海外に向いている。故に、欧州で名のある王様の名前を命名しているのだろう。是非とも、日本競馬を超えて海外のGⅠを総ナメする位の活躍をしてもらいたいものである。
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競馬ニュース.tv 編集部 競馬ニュース.tv 編集部