2018年5月24日 更新

グレイルがダービーで穴候補No.1、皐月賞以上の走りを期待

皐月賞では出遅れ、直線も進路が無くなる不利を受けながらも最速の上がりでゴール前では最も勢いがあったグレイル。元々広いコースの方が良く、共同通信杯で負けているものの東京替わりはプラスだろう。発馬さえ決まれば上位争いも。

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馬自身の能力は世代トップクラスか

豪快なフットワークで追い切るグレイル

豪快なフットワークで追い切るグレイル

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馬体、走法含めて今回のメンバー中でもずば抜けて馬が良いのはグレイルではないだろうか。他よりもスッと体高があり、各部の筋肉量や顔立ち、歩いている時の雰囲気も文句なし。皐月賞では痛恨の出遅れで展開に泣かされたが、ゴール前の脚色は際立っていた。東京に替わって直線が長くなるのは大歓迎だろう。共同通信杯は不可解な敗戦だったが、決して左回りが苦手というクチでは無い。日本ダービーの全てを知る岩田康誠騎手が今度はしっかりと最後までエスコートしてくれるに違いない。そうなればまとめて上位馬を一蹴するだけの下地は揃っていると言えよう。

出遅れるも最後の追い込みは1番

2018年04月15日 皐月賞 芝2000m 中山競馬場

1着:エポカドーロ 牡3 (戸崎圭太)
2着:サンリヴァル 牡3 (藤岡佑介)
3着:ジェネラーレウーノ 牡3 (田辺裕信)

レースタイム:2:00.8(稍重)
レース上がり3ハロン:37.3
勝ち馬上がり3ハロン:35.1
スタートで立ち遅れてしまい最後方追走を余儀なくされたグレイル。ハイペースで展開が向くかに思われたが、特殊な隊列となってしまい追い込み勢には厳しい流れとなった。しかも、直線では進路を確保出来ず、半ばを過ぎた辺りでようやくのGOサイン。そこからグンと加速し、最後はステルヴィオとキタノコマンドールを一気にかわし切る様な伸びで6着に入っている。もっとスムーズな競馬なら恐らく上位争いに加われていたと言っても過言では無い。大跳びのフットワークからも東京競馬場の方が良い筈で日本ダービーこそ狙い目の1頭だ。

大跳びのフットワークで豪快に差し切りV

2017年11月25日 京都2歳ステークス 芝2000m 京都競馬場

1着:グレイル 牡2 (武豊)
2着:タイムフライヤー 牡2 (C.デムーロ)
3着:ケイティクレバー 牡2 (小林徹也)

レースタイム:2:01.6(良)
レース上がり3ハロン:34.6
勝ち馬上がり3ハロン:34.0
道中は相手をタイムフライヤー一本に絞ってマークするグレイル。4コーナーで一緒に動き出すと、最後の直線は一完歩ずつ迫るとゴール前で図ったかの様に差し切り無傷の連勝でタイトルを手にした。馬体も走りもダイナミックで大物感タップリだが、まだまだ未完成な部分も多くここからどれだけ成長出来るかだろう。父がハーツクライに変わり、兄ロジチャリス(ロジチャリス)よりは距離適性も長く楽しめる逸材だ。

グレイル

グレイル

グレイル

牡馬

父馬:ハーツクライ
母馬:プラチナチャリス
母父:ロックオブジブラルタル
所属:野中賢二厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:カナヤマホールディングス

通算成績:4戦2勝(2-0-0-2)
主な戦績:京都2歳ステークスなど
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非常に均整の取れた馬体で、重厚感がありながらも手脚のフットワークは軽そうな立ち姿。前肢、後肢共に発達加減も良く全体的にレベルの高いバランスをしている。昨年のセレクトセールで6000万円近くの高額取引きをされた意味も納得だ。ハーツクライ産駒だけに完成は古馬になってからだろうが、現時点でも十分に世代のトップクラスと戦える素材。

血統背景

ハーツクライ サンデーサイレンス Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
アイリッシュダンス トニービン カンパラ
Severn Bridge
ビューパーダンス Lyphard
My Bupers
プラチナチャリス ロックオブジブラルタル デインヒル Danzig
Razyana
Offshore Boom Be My Guest
Push a Button
シルバーチャリス Rainbow Quest Blushing Groom
I Will Follow
シルバーレーン Silver Hawk
Strait Lane


兄妹馬

ロジチャリス

ロジチャリス

牡馬

父馬:ダイワメジャー
母馬:プラチナチャリス
母父:ロックオブジブラルタル
所属:国枝栄厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:久米田正明

通算成績:21戦6勝 (6-2-3-10)
主な戦績:ダービー卿チャレンジトロフィーなど
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近親馬

ブラックホーク

ブラックホーク

牡馬

父馬:Nureyev
母馬:シルバーレーン
母父:Silver Hawk
所属:国枝栄厩舎(美浦)
生産:Watership Down Stud(英)
馬主:金子真人

通算成績:28戦9勝 (9-8-6-5)
主な戦績:安田記念、スプリンターズステークスなど
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ピンクカメオ

ピンクカメオ

牝馬

父馬:フレンチデピュティ
母馬:シルバーレーン
母父:Silver Hawk
所属:国枝栄厩舎(美浦)
生産:パカパカファーム
馬主:金子真人ホールディングス

通算成績:21戦4勝 (4-2-0-15)
主な戦績:NHKマイルカップなど
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血統評価:1.6pt

シルバーレーンの一族で、シルバーレーンに重量級の種牡馬が重なって器用さがなさそうな印象。兄にダイワメジャーで重賞馬がいるのでそれよりは柔軟性があるハーツクライで良くなるのか悪くなるのか見てみたい。他の兄弟が走っていないので血統的な信用度は低いが可能性のある血統だろう。

前評判

デビュー前から期待の高かったグレイルだが、何より新馬戦の超が付く程の不良馬場で最後まで走った事が素晴らしい。初戦であのコンディションならどんな馬でも走る気を無くす様なものだが、そこを懸命に走り切る事が出来る精神面の強さは混戦時のクラシックで武器になる。心技体が揃って初めて大きなタイトルに手が届くが、同馬には既にそれが備わっている様だ。

馬名の意味

聖杯

近年、勢力図を伸ばしつつあるカナヤマホールディングスから期待の1頭だ。同オーナーは冠名を用いず、同世代で函館2歳ステークスを勝利したカシアスやカツジなど、比較的短い単語で統一している。
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競馬ニュース.tv 編集部 競馬ニュース.tv 編集部