2017年8月7日 更新

キセキが信濃川特別を馬なりで後方から圧巻の差し切り勝ち

素質馬キセキが新潟の信濃川特別で驚異的なパフォーマンスを見せた。道中後方から直線大外へ持ち出すと、追われる事なく加速し持ったままでアッサリとかわしての1着入線。タイムも2000m=1分56秒台という好時計を記録した。

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角居師『菊花賞へは向かわかないでしょう』

明らかな能力の違いで古馬勢を圧倒したキセキ

明らかな能力の違いで古馬勢を圧倒したキセキ

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2017年08月05日 信濃川特別 芝2000m 新潟競馬場

1着:キセキ 牡3 (M.デムーロ)
2着:ブラックプラチナム 牡4 (戸崎圭太)
3着:サーレンブラント 牡3 (岩田康誠)

レースタイム:1:56.9(良)
レース上がり3ハロン:34.4
勝ち馬上がり3ハロン:32.9
レースでは道中ほぼ後方から。直線に入っても先頭とは大きく差を開けられていたが、そこから勢いを付けられると何とほぼ馬なりで全馬をかわす驚愕の競馬を見せるキセキ。追いすがる2着ブラックプラチナムを横目に最後は軽く仕掛けられると再び加速し悠々とフィニッシュした。デムーロ騎手もレース後に絶賛し次走の動向に早速注目が集まったが、管理する角居調教師は『恐らく菊花賞へは行かないと思います』と中距離路線へ進む事を示唆。すぐにでも重賞へ挑戦して欲しい。

春の雪辱を誓って夏に成長を見せる

毎日杯ではアルアイン、サトノアーサー相手に肉薄するキセキ

毎日杯ではアルアイン、サトノアーサー相手に肉薄するキセキ

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前走で覚醒した様に見えたキセキだが、これまでのムラのある成績を考えると2戦続けて好走出来ればもう本物だろう。真面目に走れば毎日杯で世代を代表する強豪馬相手にも力差の無いところを見せれるだけに、希望的観測含めてここは楽々と勝ち切って欲しいところだ。デビュー前から距離は長い程良いという感触があっただけに、1600万クラスの立場であれば菊花賞出走も現実的なものとなって来る。デムーロ騎手を鞍上に是が非でも賞金を加算して今後のローテーションを楽にしたいところだ。

福永祐一騎手がキセキで2000勝を達成

上がり33秒2の末脚で他馬を一蹴

上がり33秒2の末脚で他馬を一蹴

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2017年07月15日 3歳上500万下 芝2000m 中京競馬場

1着:キセキ 牡3 (福永祐一)
2着:スズカディープ セ5 (岩崎翼)
3着:コメットシーカー 牡7 (川田将雅)

レースタイム:1:59.1(良)
レース上がり3ハロン:34.8
勝ち馬上がり3ハロン:33.2
スタートからの出脚はややひと息のキセキ。それでも福永祐一騎手は慌てずに道中ほぼ最後方の位置からレースを進めた。直線の入り口でもまだ先頭からはだいぶ離れたポジションだったが、そこから目の覚める様な脚で前を行く馬をまとめてかわし最後は余裕の脚色で1着入線を果たした。番手から粘ったスズカディープが2着に入っている様に決して展開が向いた訳ではなく、完全な地力の違いで押し切った競馬だった。福永祐一騎手はこの勝利で武豊騎手に次ぐ史上2番めの速さで2000勝を達成。人馬共に秋への益々の飛躍が期待される。

2000勝まであと2勝の福永騎手が手綱

新馬を勝利した時は一躍クラシック候補に名乗り出たキセキ

新馬を勝利した時は一躍クラシック候補に名乗り出たキセキ

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昨年末の新馬戦で躍動したキセキの姿を久しく見れていない。当時は“大物現る!!”といった感じで注目を集めたキセキだったが、その後2戦は全く見せ場も無い敗退を喫する。しかし、前走の毎日杯では7番人気の低評価ながら後にダービーへ駒を進める上位2頭(アルアイン&サトノアーサー)と遜色の無い競馬を見せて面目躍如。改めてその能力の高さを認識すると共に、心身が整って来るであろう秋には大きな活躍が期待出来る内容だった。先ずはその為にもこの500万クラスはあっさりと勝ち上がる必要がある。中京リーディング1位の福永祐一騎手を配して背水の陣で挑む。

馬体診断

キセキ(ブリッツフェイナーレ2014)

キセキ(ブリッツフェイナーレ2014)

牡馬

父馬:ルーラーシップ
母馬:ブリッツフィナーレ
母父:ディープインパクト
所属:角居勝彦厩舎(栗東)
生産:下河辺牧場
馬主:石川達絵

通算成績:6戦3勝(3-0-2-1)
主な戦績:信濃川特別など
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掲載出来る主だった画像が見当たらないが、他媒体での馬体を見る限りではそこまでルーラーシップ産駒らしい筋骨隆々な馬体でも無い。どちらかと言えば、母父ディープインパクトの方がより強く出ている感じではあるものの、全体的な作りはまだ緩い印象。本格化は来年の春以降になるかもしれないだろう。角居厩舎だけに、クラシックに間に合わなければかなりゆっくり育てそうでそこがかなりのポイントとなる。

血統背景

ルーラーシップ キングカメハメハ Kingmambo Mr.Prospector
Miesque
マンファス ラストタイクーン
Pilot Bird
エアグルーヴ トニービン カンパラ
Severn Bridge
ダイナカール ノーザンテースト
シャダイフェザー
ブリッツフィナーレ ディープインパクト サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
ウインドインハーヘア Alzao
Burghclere
ロンドンブリッジ ドクターデヴィアス Ahonoora
Rose of Jericho
オールフォーロンドン Danzig
Full Card


兄弟馬

特になし

近親馬

ダイワエルシエーロ

ダイワエルシエーロ

牝馬

父馬:サンデーサイレンス
母馬:ロンドンブリッジ
母父:ドクターデヴィアス
所属:松田国英厩舎(栗東)
生産:下河辺牧場
馬主:大城敬三

通算成績:13戦5勝(5-1-1-6)
主な戦績:オークスなど
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ビッグプラネット

ビッグプラネット

牡馬

父馬:ブライアンズタイム
母馬:ロンドンブリッジ
母父:ドクターデヴィアス
所属:南井克巳厩舎(栗東)
生産:下河辺牧場
馬主:田中八郎

通算成績:13戦3勝(3-0-0-10)
主な戦績:アーリントンカップ、京都金杯など
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血統評価:1.0pt

ロンドンブリッジ一族の伏線血統も母父ディープインパクトで今後のPOGの為に母父ディープインパクトの印象を判断する候補の1頭だろうか。上2頭がからっきしなので血統背景からの強調材料は少ない。

前評判

牧場関係者のコメントでは、『うちのルーラーシップ産駒の中では1番動きが素軽いですね。上と比較しても手応えはありますよ。踏み込みに力強さが見られ、中距離を主戦に活躍してくれそうです』との事。11月末に入厩し、年明けデビューを目処に調整中だ。

馬名の意味

奇跡

文字通りの奇跡。久々にこういった直球な馬の名前を見た気がするが、キズナ以来あまり違和感が無くなった気がする。普通なら変なネーミングと思うのだが。
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競馬ニュース.tv 編集部 競馬ニュース.tv 編集部