2018年5月17日 更新

カンタービレがオークスで伏兵候補か、田辺騎手が一発を狙う

フラワーカップを強い勝ち方で優勝したカンタービレ。桜花賞には目もくれずにオークスへ直行して来たローテーションは好印象だ。角居厩舎の秘蔵っ子で鞍上は大舞台での思い切りの良さが目立つ田辺騎手。抜群のコンビで上位を脅かす。

1,173

馬体重が好走のキーポイント

田辺騎手で坂路を追い切ったカンタービレ

田辺騎手で坂路を追い切ったカンタービレ

via google imghp
フラワーカップでは-6kgの馬体重で勝利したカンタービレ。428kgでのギリギリの体で好走しただけに、桜花賞をスルーして回復に努めたのは好判断だろう。とは言え、また輸送で減る可能性もあるだけに、カンタービレの馬体重が増えているかどうかで当日の気配を判断したい。前走より減っていればさすがに苦しく、重馬場予報もあるだけに少しでも馬体は大きくしておきたい所だ。田辺騎手自身は『乗りやすい馬』とコメント、出来ればベストな状態で臨んで欲しい。

2番人気の支持に応える勝利

2018年03月17日 フラワーカップ 芝1800m 中山競馬場

1着:カンタービレ 牝3 (M.デムーロ)
2着:トーセンブレス 牝3 (柴田善臣)
3着:ノームコア 牝3 (北村宏司)

レースタイム:1:49.2(良)
レース上がり3ハロン:35.5
勝ち馬上がり3ハロン:35.1
先行集団の直後を追走、抜群の手応えで直線を迎えると鞍上のGOサインに反応し一気に先頭へ躍り出たカンタービレ。最後は外からトーセンブレスに詰め寄られたが、抜かせない勝負根性を見せて圧巻の重賞初勝利を飾った。格上挑戦の参戦ながら2番人気に支持されるという事はそれだけ未勝利での走りを評価してくれていたのだろう。これで堂々と本番へ駒を進められるが、まだまだ伸びシロは十分残っている1頭でチャンスは大いにある。

能力の違いを見せつけ圧勝

2018年1月27日 3歳未勝利(牝) 芝1800m 京都競馬場

1着:カンタービレ 牝3 (M.デムーロ)
2着:ウインルチル 牝3 (和田竜二)
3着:アドマイヤカラット 牝3 (岩田康誠)

レースタイム:1:50.1(良)
レース上がり3ハロン:35.5
勝ち馬上がり3ハロン:35.0
スタートから行きっぷりも良く鞍上が手綱を引っ張りきりで制御する形での追走。終始、先行勢の外を回って逃げ馬をマークする流れから直線入り口へ。そのまま馬なりで一気に先頭へ躍り出ると、懸命に追う後続を尻目に軽く促されただけで瞬時に突き放す圧巻の競馬。2着ウインルチルに3馬身差を付けゴールし、2着続きからようやく1勝目をあげた。フットワークも雄大で数字以上に馬体を大きく見せ、上のクラスでも十分に勝負出来る内容だった。

カンタービレ

カンタービレ(シャンロッサ2015)

カンタービレ(シャンロッサ2015)

牝馬

父馬:ディープインパクト
母馬:シャンロッサ
母父:Gallileo
所属:角居勝彦厩舎(栗東)
生産:三嶋牧場
馬主:石川達絵

通算成績:4戦2勝(2-2-0-0)
主な戦績:フラワーカップなど
via google imghp
牝馬で薄手の馬体には映るが決して貧相と言う意味ではない。立ち姿は非常に伸びやかで凛としているし、背中からトモにかけての作りはディープインパクト産駒の中でも理想的に近いと言える。相当なキレ味を秘めた一方、母父Gallileoから来る底力も受け備わっている筈だ。距離は牝馬の若い内ならマイルさえこなせればクラシックディスタンスも対応可能だろう。楽しみで仕方がない。馬体重は春の取材時点で445kg。

血統背景

ディープインパクト サンデーサイレンス Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
ウインドインハーヘアー Alzao Lyphard
Lady Rebecca
Burghclere Busted
Highclere
シャンロッサ Gallileo Sadler's Wells Northern Dancer
Fairy Bridge
アーバンシー Miswaki
Allegretta
Palacoona ラストタイクーン トライマイベスト
Mill Princess
Palavera Bikala
ポーリスタナ


兄弟馬

特になし

近親馬

Polytain

Polytain

牡馬

父馬:Bikala
母馬:Paulistana
母父:Pretense
所属:Antonio Spanu厩舎(仏)
生産:J.Legadere(米)
馬主:Mme Bernard Houillon

通算成績:14戦3勝(3-1-2-8)
主な戦績:フランスダービーなど
via google imghp

血統評価:1.0pt

ガリレオ×ディープインパクトの配合は、まだヴァンキッシュランくらいしか活躍しておらず、ファミリーや兄弟に活躍馬がいないとなると強調材料としては全くないと言える。

前評判

『動きに高い素質を感じますし、気持ちも前向きで強くセンスを感じる1頭です。前肢が発達しているのかピッチ走法が特徴でマイル前後に適性がありそう。成長次第ではかなり走ってくれると期待しています』との事。現状はまだ具体的に始動しておらず、デビューは秋以降の見込みだ。

馬名の意味

歌うように(音楽用語)

牝馬でそれっぽいイメージの名前をネーミング。歌姫がステージで歌うように、走って人々を魅了して欲しいという願いを込めて。
25 件

関連する記事

レッドサクヤがオークスの穴馬候補、福永騎手を背に波乱演出?

レッドサクヤがオークスの穴馬候補、福永騎手を背に波乱演出?

桜花賞では見せ場タップリの競馬で7着入線を果たしたレッドサクヤ。4着トーセンブレスからはタイム差無しの内容だけにオークスでも上位争いは可能だろう。全姉エバーブロッサムが2着した本番でオークス男を背に高配当を呼ぶ予感。
 711
マウレアがオークスで姉超えを期待、武豊騎手に秘策あり??

マウレアがオークスで姉超えを期待、武豊騎手に秘策あり??

全姉に桜花賞馬アユサンがいる良血のマウレア。そのアユサンはオークスで4着に敗退したが、それよりも長距離適性の高そうな同馬なら更に上位進出も有り得るのでは。桜花賞で後方から競馬を進めた武豊騎手も府中で逆転を狙っている?
 1,621
レイエンダが夏木立賞で圧巻の競馬、差し切りで無傷の連勝

レイエンダが夏木立賞で圧巻の競馬、差し切りで無傷の連勝

骨折からの休養明けとなったレイエンダが、久々の実戦を感じさせない驚愕のパフォーマンスで夏木立賞を完勝。最後方追走から直線だけで他馬をまとめて差し切る内容の連勝を決めた。日本ダービーに間に合って欲しかった逸材である。
 7,052
センテリュオが2勝目を狙い矢車賞へ、素質全開の走りを期待

センテリュオが2勝目を狙い矢車賞へ、素質全開の走りを期待

君子蘭賞では惜しくも2着に敗れたセンテリュオ。それでも最後までしっかりと伸びて勝ち馬に際どく迫っており走りは安定している印象だ。今回、同じ様なメンバー構成という点からも勝利の可能性が高くその能力を見せ付けて欲しい。
 265
ダノンマジェスティが青葉賞で重賞初Vへ、まともに走れば

ダノンマジェスティが青葉賞で重賞初Vへ、まともに走れば

大寒桜賞で2勝目をあげたダノンマジェスティ。新馬戦で見せた走りは間違いなく一流クラスで、後は掛かり癖さえ出なければ重賞もいずれは取れる器の1頭だ。青葉賞で強敵と相まみえるもスムーズに回って来れば恐らく勝ち負けだろう。
 4,400

関連するタグ

著者

競馬ニュース.tv 編集部 競馬ニュース.tv 編集部