2017年5月19日 更新

2017年オークス(優駿牝馬)の出馬表&予想

牝馬のクラシック第二冠、オークス(GⅠ、3歳、芝2400m)。今年は桜花賞でまさかの敗退を喫したソウルスターリングに実績馬リスグラシューやアドマイヤミヤビ、桜花賞を制したレーヌミノルなどが出走予定。発走は15時40分。

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独自予想

◎リスグラシュー

リスグラシュー 牝3歳

リスグラシュー 牝3歳

父馬:ハーツクライ
母馬:リリサイド
母父:American Post
所属:矢作芳人厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:キャロットファーム

通算成績:6戦2勝(2-3-1-0)
主な戦績:2016年阪神ジュベナイルフィリーズ2着、2017年桜花賞2着など
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桜花賞2着のリスグラシューが中心か。その安定した末脚とハーツクライ産駒で距離が延びて更に良化しそうな雰囲気を考えるとオークスの最有力候補は同馬となるだろう。何より、鞍上に今シーズン絶好調の武豊騎手を配して挑めるというのは非常に大きなアドバンテージだ。阪神ジュベナイルフィリーズ・桜花賞と連続2着に甘んじているが、2400mの東京で樫の女王に輝く準備は既に整っている。

◯アドマイヤミヤビ

アドマイヤミヤビ 牝3歳

アドマイヤミヤビ 牝3歳

父馬:ハーツクライ
母馬:レディスキッパー
母父:クロフネ
所属:友道康夫厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:近藤利一

通算成績:5戦3勝(3-1-0-1)
主な戦績:2017年クイーンカップなど
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桜花賞ではソウルスターリングの逆転候補として2番人気に支持されたアドマイヤミヤビ。結果、大外枠や重馬場などが祟り見せ場なく惨敗してしまったが、能力的に考えると全く走っていないのでノーカウントとして見直したい。年明けのクイーンカップで負かしたアエロリットが先のNHKマイルカップで圧勝した事からも、改めてアドマイヤミヤビの強さを再確認。元々はオークスに照準を合わせていた点も含めて、本番では間違いなく巻き返して来る1頭だ。

▲ソウルスターリング

ソウルスターリング 牝3歳

ソウルスターリング 牝3歳

父馬:フランケル
母馬:スタセリタ
母父:Monsun
所属:藤沢和雄厩舎(美浦)
生産:社台ファーム(千歳市)
馬主:社台レースホース

通算成績:5戦4勝(4-0-1-0)
主な戦績:2017年チューリップ賞、桜花賞3着など
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絶対視されていた桜花賞ではまさかの敗戦を喫したソウルスターリング。血統的にも問題ないとされていた重馬場を苦にしていつものパフォーマンスを発揮出来なかった様だ。フランケル産駒という点から2400mのクラシックディスタンスを懸念される声が多いものの、これまでの歴史でもそういった馬が多く活躍して来たのも事実。特に折り合いに難のない同馬にとっては、余程のタフな流れにならない限り十分に戦える圏内と言えるだろう。未だ有力候補の1頭には変わりない。

△レーヌミノル

レーヌミノル 牝3歳

レーヌミノル 牝3歳

父馬:ダイワメジャー
母馬:ダイワエンジェル
母父:タイキシャトル
所属:本田優厩舎(栗東)
生産:フジワラファーム(新ひだか町)
馬主:吉岡實

通算成績:6戦3勝(3-1-1-2)
主な戦績:2017年桜花賞、2016年小倉2歳ステークスなど
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8番人気ながら桜花賞を先行抜け出しで快勝したレーヌミノル。得意の重馬場で気持ち良く走り抜け、ソウルスターリング以下を破って大金星を上げた形だが、小倉2歳ステークス勝利時には早くもクラシック候補と騒がれた程。終わってみれば能力をフルに発揮出来たという内容で全く驚かない。ソウルスターリング同様に血統的な距離の限界説を囁かれている様だが、過去のオークスでも完全にマイラーと思われていた馬が数多く台頭した実績がある。同馬にとってもチャンスの芽は残っているだろう。

出馬表&レーティング&予想オッズ

想定RR:106.3

今年の牝馬もレベルが高い。ソウルスターリング、リスグラシュー、アドマイヤミヤビ、レーヌミノルの4頭は地力が信用できるので割って入るのは難しいと判断してステップレース組は無視でもいいと考える。
             
馬番 出走馬 性齢 斤量 騎手 評価 本印 大川 小野寺 田中 予想オッズ
1 モズカッチャン 牝3 55.0 和田竜二 105.0 × 16.1
2 ソウルスターリング 牝3 55.0 C.ルメール 113.5 3.1
3 フローレスマジック 牝3 55.0 戸崎圭太 105.0 8.2
4 ミスパンテール 牝3 55.0 四位洋文 105.0 49.8
5 モーヴサファイア 牝3 55.0 北村友一 97.0 160.6
6 ハローユニコーン 牝3 55.0 田辺裕信 101.0 31.7
7 ディアドラ牝3 55.0 岩田康誠 103.0 36.3
8 ホウオウパフューム 牝3 55.0 松岡正海 102.0 29.2
9 ディーパワンサ 牝3 55.0 内田博幸 100.5 221.2
10 ブラックスビーチ 牝3 55.0 北村宏司 101.0 × × 26.5
11 レッドコルディス 牝3 55.0 吉田豊 97.0 167.4
12 ブラックオニキス 牝3 55.0 大野拓弥 100.5 345.5
13 レーヌミノル 牝3 55.0 池添謙一 109.0 11.2
14 リスグラシュー 牝3 55.0 武豊 110.0 3.0
15 ヤマカツグレース 牝3 55.0 横山典弘 102.0 39.7
16 アドマイヤミヤビ 牝3 55.0 M.デムーロ 109.5 4.5
17 カリビアンゴールド 牝3 55.0 田中勝春 101.0 88.3
18 マナローラ 牝3 55.0 蛯名正義 97.0 388.9


編集部の見解

本命はPOG馬ソウルスターリング。フランケルはけして短距離馬ではない。圧倒的な継続スピードがあり圧勝してたのでむしろ距離のびてもハイペースでも持つタイプの馬だったはずなので母もスタミナあるし距離は全く問題ないだろう。対抗リスグラシューは距離延長は間違いなくプラス。同じく単穴アドマイヤミヤビも距離延長はプラス。レーヌミノルに関しては、距離は間違いなくマイナスだが地力でカバーして連下まで。この4頭がいるとなるとシンプルな馬券でいいと判断。(大川)
◎アドマイヤミヤビ。前走二桁着順は何もせず終わった感。元々オークスならこの馬と思っていた。アエロリットを負かしている能力は本物だろう。◯リスグラシュー。恐らく1番堅実に脚を伸ばして馬券圏内に入って来るであろう馬。距離延長も桜花賞組では最も歓迎のタイプか。▲フローレスマジック。上位2頭のハーツクライ産駒が長く良い脚を使うなら、この馬はスローペースでキレ味を武器にまとめられるディープインパクト産駒。展開次第では台頭も。(小野寺)
本命はリスグラシュー。最もオークスで安定したパフォーマンスを発揮出来るイメージの馬。元々はクラシックの最有力だっただけにここで1冠は死守しておきたい。対抗はモズカッチャン。3連勝でフローラステークスを勝ちきった勢いを買いたい。また最内枠を引き当てる当たりにその流れは来ている。単穴にアドマイヤミヤビ。オークスでこその馬。桜花賞は諸々が重なり一切レースをしていない点を考えれば巻き返しがあって当然。後は数頭を連下候補へ。(田中)

桜花賞の独自予想

◎ソウルスターリング

ソウルスターリング 牝3歳

ソウルスターリング 牝3歳

父馬:フランケル
母馬:スタセリタ
母父:Monsun
所属:藤沢和雄厩舎(美浦)
生産:社台ファーム(千歳市)
馬主:社台レースホース

通算成績:5戦4勝(4-0-1-0)
主な戦績:2016年阪神JF、2017年チューリップ賞など
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本命はソウルスターリング。4戦4勝と全てのレースが完璧な内容で勝ち上がって来ており、マイルまでなら絶対的な女王として君臨する。テン良し、中良し、終い良しとどこを切り取っても他馬に負ける要素が見当たらず余程の不利が無い限りは勝つと想定しておいて良いだろう。唯一の不安点があるとすれば、当日の馬場状態。しかし、走法や馬格などから判断しても決して不得意とは思えずそれすらも杞憂に終わる筈だ。出来る事なら3連単の1着固定で大きく投資したい。

◯アドマイヤミヤビ

アドマイヤミヤビ 牝3歳

アドマイヤミヤビ 牝3歳

父馬:ハーツクライ
母馬:レディスキッパー
母父:クロフネ
所属:友道康夫厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:近藤利一

通算成績:5戦3勝(3-1-0-1)
主な戦績:2017年クイーンCなど
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ソウルスターリングを負かすとした場合の最有力候補がアドマイヤミヤビだ。前走クイーンCの勝ち方もさる事ながら、その前の百日草特別では後に重賞2勝を挙げるカデナ相手に楽勝しているのだから恐れ入る。今回はソウルスターリングより外目の枠でレースもしやすく理想的なレース展開が予想される。昨年優勝ジョッキーのデムーロ騎手がどう乗りこなすか見ものである。

△リスグラシュー

リスグラシュー 牝3歳

リスグラシュー 牝3歳

父馬:ハーツクライ
母馬:リリサイド
母父:American Post
所属:矢作芳人厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:キャロットファーム

通算成績:6戦2勝(2-3-1-0)
主な戦績:2016年アルテミスSなど
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昨年暮れの阪神JFでは大外枠から出遅れて最後方追走。いきなりの致命的な不利に見舞われたが、それでも直線豪快な追い込みでソウルスターリングの2着に入ってその能力の高さを示した1戦だった。が、逆転まで期待されたチューリップ賞では全く良い所が無く後ろからミスパンテールに差される体たらく。成長力に疑問を感じてしまう走りではあったが、叩いた今回でその真価が問われる事となるだろう。桜花賞男の武豊が新たな秘策を引っさげて本番に挑む。

△ミスエルテ

ミスエルテ 牝3歳

ミスエルテ 牝3歳

父馬:フランケル
母馬:ミスエーニョ
母父:Pulpit
所属:池江泰寿厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:サンデーレーシング

通算成績:4戦2勝(2-0-0-2)
主な戦績:2016年ファンタジーSなど
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1番人気に支持された朝日杯FSではテンションが上り過ぎてレース前にジ・エンド。それでも一瞬の見せ場を作って4着に入ったのはさすがのひと言か。今回、ぶっつけ本番が不安視されるものの、気性的にはむしろ使い込めば使い込むほど気が立つタイプなので鉄砲駆けする意味では逆に良い方へ向くのではないだろうか。ソウルスターリングを倒すとすれば同じフランケル産駒の同馬と言うのも何ともドラマチックな展開。但し、キレが最大限活かされる良馬場希望とあれば週末の天気が1番気になってしまう。

出馬表&レーティング&予想オッズ

想定RR:107.6

まだまだ底を見せていないソウルスターリングが中心ではあるがアドマイヤミヤビのレベルも高く騎手込みで逆転も想定して良さそう。上位が安定しているので軸としてそれなりに上位馬を連下とすれば手がたそう。
     
馬番 出走馬 性齢 斤量 騎手 評価 本印 大川 小野寺 田中 予想オッズ
1 ミスエルテ 牝3 55.0 川田将雅 106.0 × 10.5
2 ライジングリーズン 牝3 55.0 丸田恭介 97.0 × 44.9
取消 サロニカ 牝3 55.0 浜中俊 100.0 ----
4 ジューヌエコール 牝3 55.0 北村友一 97.0 107.4
5 ベルカプリ 牝3 55.0 藤岡佑介 90.0 1266.6
6 リスグラシュー 牝3 55.0 武豊 106.0 8.5
7 ショーウェイ 牝3 55.0 松若風馬 94.0 1300.3
8 カラクレナイ 牝3 55.0 田辺裕信 106.0 × 19.9
9 ゴールドケープ 牝3 55.0 丸山元気 100.0 150.7
10 レーヌミノル牝3 55.0 池添謙一 103.0 32.7
11 アロンザモナ 牝3 55.0 幸英明 97.0 416.8
12 アエロリット 牝3 55.0 横山典弘 103.5 × 22.2
13 ヴゼットジョリー 牝3 55.0 福永祐一 97.0 70.8
14 ソウルスターリング 牝3 55.0 C.ルメール 115.0 1.7
15 アドマイヤミヤビ 牝3 55.0 M.デムーロ 112.0 3.7
16 ミスパンテール 牝3 55.0 四位洋文 109.0 13.6
17 ディアドラ 牝3 55.0 岩田康誠 94.0 221.6
18 カワキタエンカ 牝3 55.0 和田竜二 100.0 141.3


編集部内の見解

本命はPOG馬ソウルスターリング。これは間違いない。相手もアドマイヤミヤビで間違いない。この2頭は大丈夫である。個人的には期待を込めてミスエルテだがローテとそもそもの地力に疑問があるのでおそらくは消しでいいのだろう。あとは印をつけた馬の範囲で良いだろうが2着想定が甘いかもだがそこはアドマイヤミヤビとリスグラシューを信用してこれでいく。(大川)
◎はソウルスターリング。非の打ち所がないくらい完成度が高く、ここは単なる通過点だろう。これに対抗するのが隣枠に入ったアドマイヤミヤビ。距離は短い気もするが、能力は引けを取らない。▲リスグラシューは前走案外だったが、本番を見据えて万全ではなかったのが原因。しっかり仕上げた今回はもっとやれるはず。(小野寺)
本命はソウルスターリング以外に無い。3連単1着固定でも良いくらいだが、重馬場以上で万が一のケースを考えた場合に重適正がかなり高そうなレーヌミノルを対抗に挙げておく。ダイワメジャー×タイキシャトルで湿った馬場が苦手な訳が無い。後はどれが来ても良い様に手広く連下候補に並べておき、安心してレースを見守りたい。ソウルスターリングが負けるならキレ味勝負となった時と考えていたが、どうやら天候まで味方してくれている様だ。(田中)

中京2歳ステークス オープン

2016年07月23日 中京2歳S 芝1600m 中京競馬場

1着:ディーパワンサ(C.ルメール)
2着:エントリーチケット(国分優作)
3着:アンノートル(松岡正海)
4着:ジュンヴァリアス(福永祐一)
5着:サトノクロノス(川田将雅)

レースタイム:1.35.0(良)
レース上がり3ハロン:34.9
勝ち馬上がり3ハロン:34.2

1着:ディーパワンサ

新馬戦快勝後、余力を持って臨んだ中京2歳S。レースでは後方から他馬の動向を伺いつつ、直線で軽く仕掛けられるときっちり抜け出して連勝を決めて見せた。父が新種牡馬のディープブリランテなだけにまだ適正が掴み辛いものの、距離に関してはマイル前後がベストの走り。成長次第では重賞でも戦える素材と判断した。

コスモス賞 オープン

2016年08月13日 コスモス賞 芝1800m 札幌競馬場

2016年08月13日 コスモス賞 芝1800m 札幌競馬場

1着:サトノアリシア(池添謙一)
2着:マイネルザウバア(柴田大知)
3着:エイシンクローバー(服部茂史)
4着:ブラックプール(石川倭)
5着:ベッティング(阿部龍)

レースタイム:1.49.4(良)
レース上がり3ハロン:35.4
勝ち馬上がり3ハロン:35.0
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1着:サトノアリシア

道中は中団で待機するも、3コーナー過ぎから後方のマイネルザウバアの捲りに合わせて進出し直線で2頭のマッチレースに。激しい叩き合いの末、クビの上げ下げでサトノアリシアに軍配が上がった。長く良い脚を使え、レースぶりから見てもまだ距離は長くなっても対応出来そう。ハービンジャー産駒なので早い上がりの際に苦しみそうだが、持続力勝負なら持って来いだろう。

クローバー賞 オープン

2016年08月21日 クローバー賞 芝1500m 札幌競馬場

1着:ブラックオニキス(城戸義政)
2着:トラスト(柴田大知)
3着:レインハート(石川倭)
4着:タイセイプロスパー(宮崎光行)
5着:ユアスイスイ(福永祐一)

レースタイム:1.31.4(稍重)
レース上がり3ハロン:37.0
勝ち馬上がり3ハロン:36.7

1着:ブラックオニキス

雨が降りしきる札幌競馬場。洋芝が更にぬかるんでパワー勝負となったこのレースでいち早く抜け出したのが牝馬のブラックオニキスだった。そこで2着に負かしたのが札幌2歳Sを勝つトラストなのだから非常に価値の高い1戦だった。馬体が400kgを少し上回る程度の大きさなので、今後は如何に体重を増やしつつレースを消化して行けるかだろう。この手の馬は多頭数の混戦時に活躍するタイプの1頭。

新潟2歳ステークス GⅢ

2016年08月28日 新潟2歳S 芝1600m 新潟競馬場

1着:ヴゼットジョリー(福永祐一)
2着:オーバースペック(岩部純二)
3着:イブキ(田辺裕信)
4着:アピールバイオ(木幡巧也)
5着:キャスパリーグ(藤岡佑介)

レースタイム:1.34.3(良)
レース上がり3ハロン:33.6
勝ち馬上がり3ハロン:33.2

1着:ヴゼットジョリー

新馬戦を楽勝した後、重賞に参戦したヴゼットジョリーがここでも中団から豪快に差し切ってGⅢのタイトルを奪取。上がり33.6のレースを余裕の脚取りで抜け出す姿は大物感を漂わせる良い走りだ。ローエングリン産駒でロゴタイプと似たようなタイプか。どちらかと言えばキレと言うよりは持続力で勝負するレースに向いている筈。

小倉2歳ステークス GⅢ

2016年09月04日 小倉2歳S 芝1200m 小倉競馬場

1着:レーヌミノル(浜中俊)
2着:ダイイチターミナル(嘉藤貴行)
3着:カシノマスト(川須栄彦)
4着:キョウヘイ(高倉稜)
5着:シゲルベンガルトラ(藤岡康太)

レースタイム:1.08.0(良)
レース上がり3ハロン:34.7
勝ち馬上がり3ハロン:34.6

1着:レーヌミノル

スピードの違いからか4コーナー手前で動いて行き、直線では独走状態の6馬身差圧勝。牝馬のクラシック戦線へ夏の小倉から一気に名乗りを挙げた。現時点での完成度の高さがずば抜けており、それに加えて単なる短距離馬ではない奥深さも感じさせる1頭。とは言え、ダイワメジャー産駒なだけに桜花賞が最大目標となるだろう。

ききょうステークス オープン

2016年09月24日 ききょうS 芝1400m 阪神競馬場

2016年09月24日 ききょうS 芝1400m 阪神競馬場

1着:ジューヌエコール(C.ルメール)
2着:マルモレイナ(田中健)
3着:オールポッシブル(M.デムーロ)
4着:ラヴィングアンサー(浜中俊)
5着:マイネルパラディ(和田竜二)

レースタイム:1.22.3(稍重)
レース上がり3ハロン:34.8
勝ち馬上がり3ハロン:34.0
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1着:ジューヌエコール

道中は最後方からゆったりとレースを進めた。各馬が団子状態で直線に向くと、外に出したジューヌエコールが前のマルモレイナを目標に一完歩ずつ詰め寄り最後は4分の3馬身抜け出した所がゴールイン。坂を上がって来る姿にGⅠクラスの大物感を感じた魅力のある1頭だ。距離的には血統面から鑑みてもマイルがベストだろう。

アイビーステークス オープン

2016年10月22日 アイビーS 芝1800m 東京競馬場

1着:ソウルスターリング(C.ルメール)
2着:ペルシアンナイト(川田将雅)
3着:エトルディーニュ(田辺裕信)
4着:キャナルストリート(柴山雄一)
5着:ルートディレクトリ(丸田恭介)

レースタイム:1.48.9(良)
レース上がり3ハロン:34.3
勝ち馬上がり3ハロン:33.9

1着:ソウルスターリング

怪物フランケル産駒の筆頭候補。完成度の高さでは世代屈指か。道中は中団のポジションをスムーズに追走。直線に入っても前を馬なりでかわして、後方から追い上げて来るペルシアンナイトの動きを見ながらゴーサインを出す余裕ぶり。ラストも詰め寄られる事無くあっさりとオープンクラスを突破した。このレース内容から阪神JFの最有力候補へと名乗りを上げる事となる。

アルテミスステークス GⅢ

2016年10月29日 アルテミスS 芝1600m 東京競馬場

1着:リスグラシュー(武豊)
2着:フローレスマジック(C.ルメール)
3着:シグルーン(M.デムーロ)
4着:アピールバイオ(内田博幸)
5着:サトノアリシア(池添謙一)

レースタイム:1.35.5(良)
レース上がり3ハロン:34.5
勝ち馬上がり3ハロン:33.5

1着:リスグラシュー

折り返しの未勝利戦をほぼ持ったままの内容ながら、芝1800mのレコードタイムで圧勝したリスグラシュー。続くアルテミスSでもその潜在能力をフルに発揮し、最後の直線で鋭く弾けて連勝。3着以下に4馬身もの差を付けているだけに同世代でこの馬に勝てる馬もなかなか見当たらないだろう。強いて挙げるなら同レース2着のフローレスマジックか、アイビーS勝ち馬のソウルスターリングなものか。

2着:フローレスマジック

ラキシス、サトノアラジンの全妹。その上2頭にも劣らぬパフォーマンスで勝ち上がって来た同馬だが、このアルテミスSでも強敵リスグラシュー相手に後一歩の所まで迫る好内容だった。展開、条件面次第では逆転出来るレベルなだけに今後の成長力次第ではクラシックの主役になれる可能性は大いに有り。

ファンタジーステークス GⅢ

2016年11月05日 ファンタジーS 芝1600m 東京競馬場

1着:ミスエルテ(川田将雅)
2着:ショーウェイ(松若風馬)
3着:ディアドラ(M.デムーロ)
4着:クインズサリナ(A.シュタルケ)
5着:ゴールドケープ(M.バルザローナ)

レースタイム:1.21.8(良)
レース上がり3ハロン:34.5
勝ち馬上がり3ハロン:34.2

1着:ミスエルテ

またしてもフランケル産駒の大物が登場。新馬戦で大楽勝のミスエルテが、ここでも大きく出遅れ最後方から直線だけで全馬をゴボウ抜き。しかも、ステッキをろくに使わずの軽くしごいた程度だから恐れ入った。この後、陣営は阪神JFに向かわず朝日杯FSに出走する事を表明。一線級の牡馬との対戦が非常に楽しみである。

京王杯2歳ステークス GⅡ

2016年11月05日 京王杯2歳S 芝1400m 東京競馬場

1着:モンドキャンノ(C.ルメール)
2着:レーヌミノル(浜中俊)
3着:ディバインコード(柴田善臣)
4着:コウソクストレート(戸崎圭太)
5着:タイセイブレーク(柴山雄一)

レースタイム:1.21.9(良)
レース上がり3ハロン:34.2
勝ち馬上がり3ハロン:33.7

2着:レーヌミノル

小倉2歳S覇者のレーヌミノルが直線半ばまで持ったままの態勢で必勝態勢に入るも、外から牡馬モンドキャンノに迫られるとそこから追い出しを開始。暫くは抵抗したものの、最後はモンドキャンノの勢いが勝り惜しくも重賞連勝とはならなかった。しかし、レーヌミノル自身も3着以下に3馬身差を付けており、この上位2頭がGⅠで戦えるレベルと判断。

デイリー杯2歳ステークス GⅡ

2016年11月12日 デイリー杯2歳S 芝1600m 京都競馬場

1着:ジューヌエコール(福永祐一)
2着:ボンセルヴィーソ(松山弘平)
3着:サングレーザー(武豊)
4着:ディーパワンサ(C.ルメール)
5着:ベルカプリ(池添謙一)

レースタイム:1.34.6(良)
レース上がり3ハロン:34.1
勝ち馬上がり3ハロン:33.6

1着:ジューヌエコール

ジューヌエコールがききょうSに続いて快勝しデビューから無傷の3連勝を達成。道中スローペースを逃げ馬直後のインを追走し、直線で仕掛けられるとジワジワ伸びて逃げ粘るボンセルヴィーソを差し切り勝ち。但し、メンバー構成が低レベルで各馬に差が無かった事からもそこまで大威張り出来るもので無い、というのが正直な印象か。

4着:ディーパワンサ

勝負どころでやや置かれる形となり4コーナーで少し後方に下がってしまう。エンジンの掛かりが遅くラストでグッと伸びるも4着に敗退。能力自体は重賞でもやれる判断は出来たが、もたつく面を解消しない限りは今回のような競馬が続いてしまう筈だ。坂の下りでスピードを付けやすい京都ですらこの感じでは、他の小回りコースだとかなりの不安要素になる。

阪神ジュベナイルフィリーズ GⅠ

2016年12月11日 阪神JF 芝1600m 阪神競馬場

1着:ソウルスターリング(C.ルメール)
2着:リスグラシュー(戸崎圭太)
3着:レーヌミノル(蛯名正義)
4着:ディーパワンサ(A.シュタルケ)
5着:ヴゼットジョリー(和田竜二)

レースタイム:1.34.0(良)
レース上がり3ハロン:35.2
勝ち馬上がり3ハロン:34.8

1着:ソウルスターリング

ソウルスターリングが無傷の3連勝で2歳牝馬チャンピオンに君臨。そのレースぶりも一切の隙が無く完璧な立ち回りだった。現状では何度やっても同馬の1着は変わらないレベルの差がある程だ。スタート良し、仲良し、終い良し。スピードとスタミナも持ち合わせているので、残す不安要素が馬場が悪くなった時くらいなものか。スター性も有り、今のところ向かう所敵なし。

2着:リスグラシュー

唯一、ソウルスターリングに対抗出来そうな競馬をしたのが大外枠から出遅れて最後に猛追したリスグラシュー。しかし、荒削りな部分が解消されて初めて同等の評価をするべきであり、今はソウルスターリングの1強と考えて良い。今回はかなり条件が悪かったが、それでもリスグラシューと3着以下の馬たちとは大きな差があるのも事実。距離はやはりもう少しあった方が尚パフォーマンスは上がる。

3着:レーヌミノル

レース内容としては1番まともな競馬をしたレーヌミノル。中団よりやや前に付け、直線ではスムーズに外へ持ち出してGOサインを出した。その時点で内外は離れていたが同じ位置からソウルスターリングの方が更に伸び楽々と差を付けられた点を考えても逆転はかなり難しい。しかし、前走でモンドキャンノと差のない競馬をしている事からも牝馬同士では当然上位評価の1頭。

4着:ディーパワンサ

道中は勝ったソウルスターリングとほぼ同じ様な位置取り。前走のデイリー杯でもそうだったが、如何せんトップギアに入るまでに時間が掛かってしまい勝負どころで上手く進めない点がネックだ。そこからは盛り返すのがやっと又しても掲示板に入線。やはり、そのウィークポイントが直らない限りは同様のもどかしい成績が続くだろう。

5着:ヴゼットジョリー

約3ヶ月半ぶりのレースがいきなりのGⅠ。しかも乗り替わりに絶対的に不利な大外枠と、かなり条件は悪かったが、重賞ウィナーの意地は見せ付けて5着に入線。臨戦過程が違っていれば、3着以内に入れた可能性は少なからず有った馬だ。新年が明けてから仕切り直しの1戦が重要になって来るのは間違いない。

フェアリーステークス GⅢ

2017年01月08日 フェアリーS 芝1600m 中山競馬場

1着:ライジングリーズン(丸田恭介)
2着:アエロリット(横山典弘)
3着:モリトシラユリ(吉田豊)
4着:ジャストザマリン(北村宏司)
5着:アルミューテン(勝浦正樹)

レースタイム:1.34.7(良)
レース上がり3ハロン:36.7
勝ち馬上がり3ハロン:35.4

1着:ライジングリーズン

前走のアルテミスSは立ち遅れて後方ままの競馬で不完全燃焼。年が明け新馬戦で快勝した中山マイルの舞台に戻ると生まれ変わった様なレースを見せ一気の差し切り勝ちを決めた。10番人気の低評価ながらも決してフロックでは無い様な内容で、次走も自分のペースで走れればある程度の成績は残せるのではないか。基本的には揉まれない外枠が良いだろう。

2着:アエロリット

スタートから引っ張りきりの競馬でかなりテンションの高いレース。それでも直線でしっかりと抜け出し、最後まで勝ちを意識出来る内容だった事は高く評価したい。唯一先行して粘った強みと、未だ連を外していない安定感は今後のレースでも大いに武器となる。展開次第では本番でも十分台頭する可能性があるので注意して追いかけたい。

紅梅ステークス オープン

2017年01月17日 紅梅S 芝1400m 京都競馬場

1着:アロンザモナ(幸)
2着:エントリーチケット(V.シュミノー)
3着:ビーカーリー(和田)
4着:カウントオンイット(浜中)
5着:ラプソディーア(S.フォーリー)

レースタイム:1.22.4(稍重)
レース上がり3ハロン:36.4
勝ち馬上がり3ハロン:35.2

1着:アロンザモナ

新馬戦を勝利後、こうやまき賞をペルシアンナイトに次ぐ2番人気に支持されるも大きく出遅れて8着に敗退。しかし、今回は程良くスタートも決め能力通りに走っての快勝だった。終始落ち着いた形で中団を追走、直線でも先に抜け出したエントリーチケットを目標にしてきっちりと差し切った辺りはポテンシャルが高い証拠だ。但し、走法的に見てもマイル辺りまでが上限だろう事から持ってもクラシックは桜花賞までか。

2着:エントリーチケット

新馬戦から一貫して先行策での4戦パーフェクト連対。地味なイメージの馬だが、如何なる条件下でも自分の仕事は果たすいぶし銀タイプの同馬=格好の世代レベルを測るモノ差し馬でもある。但し、大舞台で通用する程の能力は感じられず、あくまでも前哨戦までの認識で構わないだろう。それでも、常に人気にはなりづらく馬券妙味としては非常に美味しく感じる1頭。距離は案外に持つのでは。

クイーンカップ GⅢ

2017年02月11日 クイーンC 芝1600m 東京競馬場

1着:アドマイヤミヤビ(C.ルメール)
2着:アエロリット(横山典弘)
3着:フローレスマジック(戸崎圭太)
4着:レーヌミノル(浜中俊)
5着:ハナレイムーン(石橋脩)

レースタイム:1:33.2(良)
レース上がり3ハロン:34.1
勝ち馬上がり3ハロン:33.6

1着:アドマイヤミヤビ

大外枠の不利も関係なく、道中中団待機から直線外目を一気に伸びて前の集団を飲み込んだ。ラストは先に抜け出したアエロリットに粘られるも、しっかりと競り落としクラシック戦線の有力候補に浮上。本来なら2000m以上に距離適性のある馬だが、走破タイムも優秀でこれなら桜花賞でも十分戦える手応えを感じるレース内容だった。

2着:アエロリット

フェアリーS時よりかなり落ち着きがあり、行きたがる素振りも見せなかったアエロリット。その分折り合いがしっかりと付いて最後のキレにそれが還元された形だろう。しかし、思っていた以上に強く走る度にパフォーマンスが上がっているのは何よりのプラス材料だ。未だパーフェクト連対なだけにクラシックでも十分連下候補として頭に入れておきたい。

3着:フローレスマジック

アドマイヤミヤビの好敵手として2番人気に支持されたフローレスマジック。終始内々に閉じ込められる窮屈なレース運びと最後の直線でアドマイヤミヤビに外から寄られ一旦ブレーキをかけた競馬の影響もあって、ギアチェンジが上手く行かなかったのが敗因の原因だろう。ラスト100mはしっかりと伸びていただけにあそこでスムーズさを欠いたのは痛かった。また改めて仕切り直しとなるが、次走を取りこぼすとかなり苦しいクラシックとなるだろう。

チューリップ賞 GⅢ

2017年03月04日 チューリップ賞 芝1600m 阪神競馬場

1着:ソウルスターリング(C.ルメール)
2着:ミスパンテール(四位洋文)
3着:リスグラシュー(武豊)
4着:ミリッサミノル(福永祐一)
5着:カワキタエンカ(和田竜二)

レースタイム:1:33.2(良)
レース上がり3ハロン:34.6
勝ち馬上がり3ハロン:34.8

1着:ソウルスターリング

2歳女王ソウルスターリングの凱旋。スタートから終始落ち着いた走り、直線でも持ったままで先頭に並びかけ一瞬にして突き抜ける競馬を見せつけた。桜花賞に向けた完璧な予行演習を軽々とこなし、現在のところ敵なしの最強牝馬である。後は未対戦組との対決のみだが、それでもソウルスターリングに勝つのは至難の技だろう。

2着:ミスパンテール

最も驚いたのがこのミスパンテールの走りだった。昨年夏の札幌で新馬戦を勝ち上がった後、ゆっくりと休養に入りチューリップ賞が2戦目の競馬。道中は最後方からジッと脚を溜めて直線に向くと最速の上がりを繰り出し、何とあのリスグラシューを後ろから差すと言う離れ業をやってのけた。死んだフリで漁夫の利を得たと言えばそれまでだが、長期休養明けでこのパフォーマンスはかなりのモノ。桜花賞でも十分に勝負出来る。

3着:リスグラシュー

ソウルスターリングとの一騎打ちと目されたリスグラシューだったが、正攻法の競馬で臨んだ直線で思ったよりも弾けれずミスパンテールにまで差されてしまう始末。阪神JFの時の様に極端な競馬で攻めた方が爆発力が増すタイプか。いずれにせよ、ソウルスターリングをマークして同じ競馬をしていては勝ち目がない事だけは分かったレース。桜花賞で武豊騎手の奇襲が見られるか楽しみである。

アネモネステークス オープン

2017年03月11日 アネモネS 芝1600m 中山競馬場

1着:ライジングリーズン(丸田恭介)
2着:ディアドラ(A.シュタルケ)
3着:スズカゼ(大野拓弥)
4着:リエノテソーロ(吉田隼人)
5着:ラッシュハート(柴田善臣)

レースタイム:1:34.7(良)
レース上がり3ハロン:36.2
勝ち馬上がり3ハロン:35.1

1着:ライジングリーズン

前走のフェアリーSは人気薄だったが、今回は1番人気に応えての完勝。道中ほぼ最高峰の位置から4コーナーで一気に進出し、直線入り口であっという間に前を捕えての差し切り勝ちだった。内容的に実力は本物でかなり高い能力を持ってはいるが、今年の牝馬戦線のレベルが異常に高く同馬でさえ伏兵候補の1頭程度な扱いになるだろう。距離的にはマイル前後がベストか。

2着:ディアドラ

道中はジッと馬群の中団で脚を溜め、直線でインコースを馬群を縫う様にして伸び2着入線。桜花賞出走権を何とか確保した。デビューから7戦4着以下無しの安定感で相手なりに走れる強みがあるも、さすがに本番では掲示板入線がギリギリと言ったところか。鞍上が勝負強い岩田康誠騎手に変わり、どこまで食い下がれるか。

フィリーズレビュー GⅡ

2017年03月12日 フィリーズレビュー 芝1400m 阪神競馬場

1着:カラクレナイ(M.デムーロ)
2着:レーヌミノル(浜中俊)
3着:ゴールドケープ(丸山元気)
4着:ジューヌエコール(北村友一)
5着:ヤマカツグレース(国分優作)

レースタイム:1:21.0(良)
レース上がり3ハロン:35.5
勝ち馬上がり3ハロン:34.4

1着:カラクレナイ

道中最後方から実質直線だけの競馬で全頭ゴボウ抜きの競馬を見せて3連勝達成。桜花賞の有力候補だったレーヌミノルを下しての勝利だけに価値のある内容だった。血統的にもマイルまでなら問題なく、伸び脚を見ても本番も自分のパフォーマンスはしっかりと把握出来そうだ。但し、GⅠで今回の様なレースをしても展開がハマらない限り通用はしないだろう。もう少し前めの位置で進める脚質を試さなければならず、そう言う意味でギャンブル的要素が高い1頭。

2着:レーヌミノル

賞金的に余裕のあるレーヌミノルはメイチの勝負ではなくあくまで桜花賞を見据えた乗り方だったのだろう。いつもよりやや控えたポジションで脚を溜め直線で差し込む競馬を試したが、後方からの脅威を感じたのか4コーナーで一気に進出。結果、早めの追い出しで馬が慌てて斜行をし後続に不利を与えてしまう後味の悪い内容となった。それでも3着以下には完勝と言える走りをしており、本番の乗り替わりで上手く噛み合えば上位進出もまだまだ狙える。

3着:ゴールドケープ

カラクレナイよりも更に後方からの競馬で道中は死んだふり。直線大外に持ち出すと矢の様な伸びを見せ何とか3着入線を果たし桜花賞へのチケットを確保した。前走の阪神JFでもそれなりのレースぶりを見せていただけに、現時点でのパフォーマンスは出せていると判断して良い。但し、これ以上の上積みも特段見当たらず、更にレベルが上がる本番では厳しい戦いとなるだろう。

桜花賞 GⅠ

2017年04月09日 桜花賞 芝1600m 阪神競馬場

1着:レーヌミノル(池添謙一)
2着:リスグラシュー(武豊)
3着:ソウルスターリング(C.ルメール)
4着:カラクレナイ(田辺裕信)
5着:アエロリット(横山典弘)

レースタイム:1:34.5(稍重)
レース上がり3ハロン:36.2
勝ち馬上がり3ハロン:35.4

1着:レーヌミノル

道中折り合いがピタリと付き、今までにないスムーズなレース運び。それに加えて、上がりが掛かる湿った馬場も得意なタイプで、他馬が走りにくそうにする中スイスイと前へ加速出来たのが好走の要因だろう。血統的にキレ負けする事が多いだけに今回は天候などの条件が全てマッチした上で、池添謙一騎手が上手くエスコートした結果の1着。能力は元々かなり高いが、それ以上に神様が味方してくれた。

2着:リスグラシュー

前走のチューリップ賞は案外な結果だったが、今思えばメイチの仕上げでも無かっただろうしここで更に上昇気配だった事を考えればソウルスターリングを逆転出来たのも頷ける。それだけ調子が良く調教も抜群、鞍上も桜花賞を知り尽くす武豊騎手と来れば優に筆頭候補に挙げられるべき1頭だった。血統的に距離が伸びるのは歓迎のクチで、次走は大本命として参戦する事になりそうだ。

3着:ソウルスターリング

戦前の評価とは一転、馬場を気にして本来の王者たる走りは鳴りを潜め最後はリスグラシューに差されて3着に敗退してしまった。血統的にもこなせると踏んでいたが、やはり競馬は走ってみないと分からない。但し、良馬場で走ったとすれば間違いなく着順はこれよりも上だっただろう。逆を言えば不慣れな条件で僅差の3着はやはり能力が相当高い証拠だ。次走はオークスに向かう予定との事。巻き返しに期待したい。

フローラステークス GⅡ

2017年04月23日 フローラS 芝2000m 東京競馬場

1着:モズカッチャン(和田竜二)
2着:ヤマカツグレース(横山典弘)
3着:フローレスマジック(戸崎圭太)
4着:タガノアスワド(国分恭介)
5着:レッドコルディス(北村宏司)

レースタイム:2:01.3(良)
レース上がり3ハロン:34.7
勝ち馬上がり3ハロン:33.9

1着:モズカッチャン

道中はジッと先行勢直後の内を追走。直線まで一切死んだふりの作戦で、そこから一気に末脚を爆発させた。インからスルスルと上手く進路を確保して行くと、最後は前を行く2頭の外目を豪快に差し切り3連勝達成でオークスの有力候補へ名乗りを上げた。上がりも33秒台と一線級のキレを秘めており、本番でも混戦になった際に台頭して来てもおかしくない。ハービンジャー産駒だけに距離も延びて問題ないだろう。警戒したい1頭。

2着:ヤマカツグレース

前半61秒台のスローペースで最も利のあるレースが出来たのはヤマカツグレースだろう。番手からしっかりと折り合い、開幕週のキレイな芝を気持ちよく駆け上がって2着を確保。最後はモズカッチャンに差されてしまったが、何とかオークスへの優先出走権を確保し本番への望みを繋いだ。勝ち馬と同じくハービンジャー産駒で2400mになっても問題ないだろう。但し、本番は更に厳しい展開が予想され伸びシロという点ではかなり厳しい戦いを強いられる事となる。

3着:フローレスマジック

本距離適性と思われた桜花賞をパスしてあえてのフローラステークスから始動。血統的にはこなせそうな気もしたが、これまで1600mまでしか走った事がなく不安の声も多かった。結果、最後まで伸び切れなかった点を考えればやはり実際は長かったという事だろう。それでも3着を死守し何とかオークスへ駒を進められるものの、更にメンバーが強くなる本番は先ず上位入線すら厳しいのではないだろうか。

スイートピーステークス オープン

2017年04月30日 スイートピーステークス 芝1800m 東京競馬場

1着:ブラックスビーチ(北村宏司)
2着:カリビアンゴールド(田中勝春)
3着:ムーンザムーン(藤岡佑介)
4着:ウインシャトレーヌ(内田博幸)
5着:ポールヴァンドル(戸崎圭太)

レースタイム:1:47.4(良)
レース上がり3ハロン:34.1
勝ち馬上がり3ハロン:33.4

1着:ブラックスビーチ

ペースは平均より遅めの展開の中で中団の外目を追走したブラックスビーチ。4コーナーで徐々にギアを上げて行き直線入り口から早々にフルアクセルの追い込みを見せた。各馬一斉に追いすがるも、上がり33秒4の脚でまとめた同馬がきっちりと叩き合いも制して1着入線。未勝利からの連勝で一気にオークスへの優先出走権を獲得した。角居厩舎の期待馬がギリギリ本番へ間に合うさすがの調整力を見せ付けた。

2着:カリビアンゴールド

ちょうど道中は勝ち馬ブラックスビーチを見ながらのインを追走していたカリビアンゴールド。直線に入って半ば強引に外へ出すと、そこから矢の様な伸び脚を見せ最後はブラックスビーチにクビ差まで迫る豪快な競馬を見せた。これでオークスへの切符を手にして本番へ意気揚々と向かえる。今回でも最速の上がりを繰り出している様にキレにはそれなりの評価をしておきたい。ステイゴールド産駒だけに距離が延びればよりパフォーマンスが上がると見ている。

格付け

RT 116.7 ファンディーナ

ファンディーナ

ファンディーナ

父馬:ディープインパクト
母馬:ドリームオブジェニー
母父:Pivotal
所属:高野友和厩舎(栗東)
生産:谷川牧場(浦河町)
馬主:ターフ・スポート

通算成績:4戦3勝(3-0-0-1)
主な戦績:2017年フラワーカップなど
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異例の500万下勝ちから高レーティングを叩き出したファンディーナ。新馬とつばき賞での勝ちっぷりはまさに圧巻の内容だった。兄に昨年のクラシック戦線を賑わせたナムラシングンを持ち、ヴィクトワールピサからディープインパクトに変わった事でより完成度が増した印象。フラワーC快勝後、期待された皐月賞ではキャリアの浅さを露呈し惨敗。その後、春は全休に入ってしまった。

RT 113.3 ソウルスターリング

ソウルスターリング

ソウルスターリング

父馬:フランケル
母馬:スタセリタ
母父:Monsun
所属:藤沢和雄厩舎(美浦)
生産:社台ファーム(千歳市)
馬主:社台レースホース

通算成績:5戦4勝(4-0-1-0)
主な戦績:2016年阪神ジュベナイルフィリーズ、2017年チューリップ賞など
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無傷の4連勝で牝馬の頂点を狙う。新馬からチューリップ賞までいずれも危なげのない安定した走りで他馬を圧倒し続けた。完成度では群を抜いてNo.1だろう。父母合わせて16冠の遺伝子はダテではなかったと言う事だ。かと言って、まだまだ伸びシロも感じさせる様な部分もあり成長次第では牡馬とも戦えるレベルにある馬。しかし期待された桜花賞では馬場に泣かされ3着に敗退。改めて競馬に絶対はないという事を思い知らされた。

RT 112.3 アエロリット

アエロリット

アエロリット

父馬:クロフネ
母馬:アステリックス
母父:ネオユニヴァース
所属:菊沢隆徳厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:サンデーレーシング

通算成績:6戦2勝(2-3-0-1)
主な戦績:2017年NHKマイルカップなど
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堅実無比の1頭。どんな強敵でも際どい戦いが出来る相手なりのタイプか。先行出来て折り合いもスムーズ、終いもしっかりしており展開不問は混戦に強い。今年はソウルスターリングなどメンバーが揃って来るが、クイーンCの走りが出来ればレーティング以上のパフォーマンスを見せてもおかしくないだろう。その桜花賞では想定外の最後方からレースを進め直線鋭く追い込んで5着に入線。次走のNHKマイルカップでは牡馬を蹴散らして見事に優勝して見せた。

RT 110.0 リスグラシュー

リスグラシュー

リスグラシュー

父馬:ハーツクライ
母馬:リリサイド
母父:American Post
所属:矢作芳人厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:キャロットファーム

通算成績:6戦2勝(2-3-1-0)
主な戦績:2016年アルテミスステークスなど
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破壊力と言う点ではリスグラシューが世代屈指のポテンシャルか。未勝利は持ったままのレコードタイムで圧勝し、アルテミスSはフローレスマジック以下を子供扱いするパフォーマンス。そして、阪神JFではスタートで出遅れて大外から終始距離ロスをしながらの追走と完全に飛ぶパターンだった。それが直線でも驚異的な脚で追い込み2着は楽々と確保するから驚きだ。ハーツクライ産駒で距離は伸びれば伸びる程良いタイプ。桜花賞で豪快な追い込みを見せて2着入線。一気にオークスへの主役候補に浮上した。

RT 109.3 アドマイヤミヤビ

アドマイヤミヤビ

アドマイヤミヤビ

父馬:ハーツクライ
母馬:レディスキッパー
母父:クロフネ
所属:友道康夫厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:近藤利一

通算成績:5戦3勝(3-1-0-1)
主な戦績:2017年クイーンCなど
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昨年の百日草特別では後の弥生賞馬カデナに快勝、年明けのクイーンCは大外枠の不利もお構いなしに一気の差し切り勝ち。これらのパフォーマンスから見ても牝馬同士では頭一つ抜けているのは間違いない。後はソウルスターリングとの直接対決だけとなるが、桜花賞での鞍上はデムーロ騎手を予定しておりそれら含めて非常に怖い1頭だ。しかし、桜花賞では馬場と展開に泣かされ見せ場なく敗退。オークスではその雪辱に燃えているに違いない。

RT 109.0 レーヌミノル

レーヌミノル

レーヌミノル

父馬:ダイワメジャー
母馬:ダイワエンジェル
母父:タイキシャトル
所属:本田優厩舎(栗東)
生産:フジワラファーム(新ひだか町)
馬主:吉岡實

通算成績:6戦3勝(3-1-1-2)
主な戦績:2017年桜花賞、2016年小倉2歳ステークスなど
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非常に安定感のある走りが魅力のレーヌミノル。小倉2歳Sでは牡馬に混じって6馬身差の圧勝。京王杯2歳Sでも、後の朝日杯FS2着馬のモンドキャンノに食い下がっている点を見ても1400mまでなら一線級と戦える器だ。阪神JF、クイーンカップ、フィリーズレビューと続け様に敗戦を喫したが、池添謙一騎手に乗り替わった桜花賞では馬場も見方に付けて見事クラシック第1冠目のタイトルを獲得した。オークスでは距離との戦いとなるだろう。

RT 105.0 フローレスマジック

フローレスマジック

フローレスマジック

父馬:ディープインパクト
母馬:マジックストーム
母父:Storm Cat
所属:木村哲也厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:サンデーレーシング

通算成績:5戦1勝(1-2-2-0)
主な戦績:2016年アルテミスS2着など
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大跳びのフットワークで非常に走りがキレイな馬。さすがラキシスの全妹で、早くも品が漂う風格の持ち主。アルテミスSでは2着に敗れたものの自身も相当に脚を伸ばしており、3着以下に3馬身差を付けている事からも世代では上位2頭に次ぐ能力があると判断して良いだろう。年明けのクイーンカップではよもやの敗戦。そこから桜花賞をパスし臨んだフローラステークスでは3着に惜敗と、後手後手を踏んでいる印象だ。

RT 105.0 ミスパンテール

ミスパンテール

ミスパンテール

父馬:ダイワメジャー
母馬:エールクラージュ
母父:シンボリクリスエス
所属:昆貢厩舎(栗東)
生産:三城牧場(日高町)
馬主:寺田千代乃

通算成績:3戦1勝(1-1-0-1)
主な戦績:2017年チューリップ賞2着など
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7月の札幌デビューから長期休養を経て、約半年ぶりとなるチューリップ賞で2着に食い込む激走を見せたミスパンテール。リスグラシューを後方から差し切る内容でかなりのハイパフォーマンスだったが、心身共にまだまだ伸びシロが窺えるキャリア2戦が最大の武器だ。ソウルスターリング以下のメンバー相手にあの走りが出来る時点で重賞級は確定。しかし桜花賞ではキャリアの浅さが仇となり全くの見せ場もなく敗退。次走のオークスで汚名を晴らす事は出来るのか!?

RT 104.7 モズカッチャン

モズカッチャン

モズカッチャン

父馬:ハービンジャー
母馬:サイトディーラー
母父:キングカメハメハ
所属:鮫島一歩厩舎(栗東)
生産:目黒牧場(日高町)
馬主:キャピタル・システム

通算成績:5戦3勝 (3-0-1-1)
主な戦績:2017年フローラステークスなど
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現在3連勝中のモズカッチャン。3走前の未勝利戦では後方から一気の捲りで自らレースを動かし、且つ牡馬相手に2馬身突き抜ける強い競馬を見せていた。フローラステークスでも前有利の展開をしっかりと中団から伸びて差し切っている辺り、想像以上にその能力は非凡なものがある。オークスでもそこまで人気にならない様なら完全に盲点。ヒモにはきっちりと押さえておきたい1頭だ。

RT 103.7 ミリッサ

ミリッサ 

ミリッサ 

父馬:ダイワメジャー
母馬:シンハリーズ
母父:シングスピール
所属:石坂正厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:キャロットファーム

通算成績:3戦1勝 (1-0-1-1)
主な戦績:2016年新馬戦など
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昨年のオークス馬シンハライトの妹ミリッサ。新馬戦では出遅れから一気に捲くって圧勝とそのDNAを色濃く受け継ぐパフォーマンスを見せた。年明けのエルフィンSでは展開に泣かされ3着、チューリップ賞では4着とクラシック戦線から大きく外れてしまった。能力自体は非凡なものがあり、秋以降に本格化する気配を見せる1頭。

RT 103.7 カラクレナイ

カラクレナイ

カラクレナイ

父馬:ローエングリン
母馬:バーニングレッド
母父:アグネスタキオン
所属:松下武士厩舎(栗東)
生産:社台ファーム(千歳市)
馬主:吉田照哉

通算成績:6戦3勝(3-0-0-3)
主な戦績:2017年フィリーズレビューなど
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未勝利勝ちから一気の3連勝で桜花賞の有力候補に躍り出たカラクレナイ。フィリーズレビューで見せた末脚は本物で本番でも展開がハマれば上位入線が考えられる1頭だろう。血統的にも潜在的なスタミナがありそうで、マイルまでなら何ら問題なく戦える筈。その桜花賞では最も迫力のある末脚で際どい4着入線を果たした。続くNHKマイルカップでは1番人気に支持されながらもブービー着順に終わってしまう。

RT 103.3 ミスエルテ

ミスエルテ

ミスエルテ

父馬:フランケル
母馬:ミスエーニョ
母父:Pulpit
所属:池江泰寿厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:サンデーレーシング

通算成績:5戦2勝(2-0-0-3)
主な戦績:2016年ファンタジーSなど
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ファンタジーSで度肝を抜く追い込みを披露したミスエルテ。そこから牡馬が集う朝日杯FSに挑戦し堂々の1番人気に支持されるも、直線で伸びを欠いて4着入線がやっと。しかし、牝馬同士では当然ながら最上位の評価をするべき1頭だろう。但し、気性面でやや難があり距離は持ってもマイルまでだろう。年明けぶっつけで臨んだ桜花賞では馬場と内枠で思い通りの競馬が出来ず敗退。距離適性を考えて挑んだNHKマイルカップでも見せ場なく惨敗に終わる。

RT 102.7 ライジングリーズン

ライジングリーズン

ライジングリーズン

父馬:ブラックタイド
母馬:ジョウノファミリー
母父:キングカメハメハ
所属:奥村武厩舎(美浦)
生産:三城牧場(日高町)
馬主:岡田牧雄

通算成績:4戦2勝(2-0-0-1)
主な戦績:2017年フェアリーSなど
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新馬戦快勝後のアルテミスSでは惨敗したが、一旦立て直した年明けのフェアリーSでは直線目の覚める様な脚でアエロリット以下を一刀両断。そのアエロリットが次走でアドマイヤミヤビと接戦している事を考えればこの馬も評価しておかなくてはいけないだろう。桜花賞では最内枠から思い通りの競馬が出来ず敗退したが、依然として警戒が必要な1頭。

RT 102.7 ディアドラ

ディアドラ

ディアドラ

父馬:ハービンジャー
母馬:ライツェント
母父:スペシャルウィーク
所属:橋田満厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:森田藤治

通算成績:10戦2勝(2-3-2-3)
主な戦績:2017年矢車賞など
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既に10戦と歴戦のキャリアを誇るディアドラ。桜花賞では14番人気ながら最後方から最速の上がりで6着に好走。続く矢車賞でも他馬を寄せ付けず完勝し、距離が伸びれば更に良くなる印象を受ける味な競馬をして見せた。これを見て陣営は中1週でオークスへ参戦する事を発表。ハービンジャー×スペシャルウィークという血統が樫の舞台で飛躍する要素を感じさせる。2400mなら頭角を表してもおかしくはない。

RT 101.7 ホウオウパフューム

ホウオウパフューム

ホウオウパフューム

父馬:ハーツクライ
母馬:マチカネタマカズラ
母父:Kingmambo
所属:奥村武厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:小笹芳央

通算成績:4戦2勝(2-0-1-1)
主な戦績:2017年寒竹賞など
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2勝目の寒竹賞を相当なパフォーマンスで圧勝したホウオウパフューム。続くフローラステークスでは1番人気に支持されるも不可解な競馬で敗退してしまった。能力自体があの程度なのか、それともメンタル面なのかはハッキリ分からないが少なくとも秘めたポテンシャルは世代でもトップクラスの筈。オークスに出走出来ればダークホースとして警戒しておいた方が良い1頭には違いない。

RT 101.7 ヤマカツグレース

ヤマカツグレース

ヤマカツグレース

父馬:ハービンジャー
母馬:ヤマカツマリリン
母父:グラスワンダー
所属:池添兼雄厩舎(栗東)
生産:岡田牧場(新ひだか町)
馬主:山田博康

通算成績:6戦1勝(1-3-0-2)
主な戦績:2017年フローラステークス2着など
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新馬戦圧勝後、500万下を2着2回など成績が奮わなかったヤマカツグレース。しかし、オークスの出走権をかけたフローラステークスでは見事流れに乗って2着入線を果たした。元々、高い期待をかけられていた1頭だけに活躍が遅過ぎた印象だが、血統的にも距離は延びれば延びる程にパフォーマンスが上がるタイプ。本番でも先行抜け出しからアッと言わせるシーンが見られるかもしれない。

RT 101.3 ゴールドケープ

ゴールドケープ

ゴールドケープ

父馬:ワークフォース
母馬:ジュエルオブナイル
母父:デュランダル
所属:荒川義之厩舎(栗東)
生産:社台ファーム(千歳市)
馬主:グリーンファーム

通算成績:9戦2勝(2-0-2-5)
主な戦績:2016年白菊賞など
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キャリア的には9戦と豊富な部類で、且つ阪神ジュベナイルフィリーズでも強豪相手に6着と善戦する能力の高いゴールドケープ。その証明にフィリーズレビューでは最速の上がりで3着に入線している。この手のタイプは取りこぼしも多い反面、大舞台でも混戦時には平気で上位争いして来る1頭だ。但し、血統的にも距離はマイル前後がギリギリという印象。

RT 101.0 ハローユニコーン

ハローユニコーン

ハローユニコーン

父馬:ハーツクライ
母馬:サンタローズ
母父:パントルセレブル
所属:鮫島一歩厩舎(栗東)
生産:村下明博(浦河町)
馬主:CHEVALATTACHE

通算成績:8戦3勝 (3-1-1-3)
主な戦績:2017年忘れな草賞など
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未勝利がらしばらく500万下をウロウロしていたが、3月に勝ち上がると続く忘れな草賞も連勝し一気にオープン入り。ハーツクライ×パントルセレブルというゴリゴリのステイヤー血統だけにオークスへの距離適性はメンバー中随一だろう。正直速い脚が無い分キレ味勝負となればキツいが、スタミナ勝負のタフなレースの場合に台頭する可能性はある。本番では今シーズン絶好調の田辺裕信騎手が跨り一発の気配をプンプン漂わせている。

RT 101.0 カリビアンゴールド

カリビアンゴールド

カリビアンゴールド

父馬:ステイゴールド
母馬:サバナパティーダ
母父:Cape Cross
所属:小島太厩舎(美浦)
生産:ダーレー・ジャパン・ファーム(日高町)
馬主:H.H.シェイク・モハメド

通算成績:7戦2勝 (2-1-0-4)
主な戦績:2017年スイートピーステークス2着など
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500万下の勝ち方が非常に印象的だったカリビアンゴールド。ステイゴールド産駒らしい爆発力と、その一方で気性の荒さから来る成績の不安定さはまさに表裏一体だろう。スイートピーステークスでは上手くハマって外から一気の差しを見せ2着入線を果たし、最後の最後でオークスへの切符を手に入れた。その際も上がりは33秒1を駆使しており、父の血が覚醒すれば本番でもなかなか侮れないのではないだろうか。

RT 101.0 ヴゼットジョリー

ヴゼットジョリー

ヴゼットジョリー

父馬:ローエングリン
母馬:フレンチビキニ
母父:サンデーサイレンス
所属:中内田充厩舎(栗東)
生産:社台ファーム(千歳市)
馬主:社台レースホース

通算成績:5戦2勝(2-0-0-3)
主な戦績:2016年新潟2歳Sなど
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早い時期の新馬~新潟2歳Sを無難に連勝して来た印象で、間隔の空いた阪神JFではどうかと思っていたが予想以上に走れていた。長期休養明け、テン乗りなどを考えると同じレーティングのジューヌエコールよりはこちらの方が上積みは見込めそう。アーリントン→桜花賞と可もなく不可もなくといった競馬で良いところ無し。残念ながらオークスとて同じ結末は見えている。

RT 101.0 ジューヌエコール

ジューヌエコール

ジューヌエコール

父馬:クロフネ
母馬:ルミナスポイント
母父:アグネスタキオン
所属:安田隆行厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:サンデーレーシング

通算成績:6戦3勝(3-0-0-3)
主な戦績:2016年デイリー杯2歳Sなど
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3連勝で挑んだ阪神JFでは折り合いを欠いて大敗。それまでのレースぶりではそんな素振りも見せなかったが、あの状況を見る限りマイル以上はかなり難しいのではないだろうか。ききょうSでは相当な大物の雰囲気を感じさせたので案外な部分も否めないが、クロフネ産駒では十分威張れるレベルか。上位陣と張れる存在ではないだけにトライアルレースまでの馬という認識で良い。その通り、桜花賞では全くの見せ場なく敗退。

RT 101.0 ブラックスビーチ

ブラックスビーチ

ブラックスビーチ

父馬:ディープインパクト
母馬:ビジュアルショック
母父:Kingmambo
所属:角居勝彦厩舎(栗東)
生産:社台ファーム(千歳市)
馬主:山本英俊

通算成績:5戦2勝(2-2-0-1)
主な戦績:2017年スイートピーステークスなど
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4戦目で未勝利戦を勝ち上がると、勢いそのままに臨んだスイートピーステークスでは中団から鋭い脚を使って一気に先頭をかわして1着でゴールイン。展開面に左右されない器用さと非凡な瞬発力はさすがの血統から来ているものだろう。角居厩舎で山本英俊オーナーと、超一流のエリートがようやく本領発揮といったところか。ナメていると痛い目に遭いそうで注意したい1頭だ。

RT 100.3 ディーパワンサ

ディーパワンサ

ディーパワンサ

父馬:ディープブリランテ
母馬:ポロンナルワ
母父:Rahy
所属:松下武士厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:キャロットファーム

通算成績:6戦2勝(2-0-0-4)
主な戦績:2016年中京2歳Sなど
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こちらも早期デビューからの連勝と力差関係が余り掴みにくい印象だったが、阪神JFでソウルスターリングとほぼ同じ位置から同じペースからの競馬で直線大きく水を開けられている。あれが現状での答えだろう。距離的には走りを見ても2000m程度までならこなせそうな感じを受ける。しかし、年明けのフラワーカップとフローラステークスで全く良いところ無し。成長力に疑問を抱く結果となった。

RT 100.3 サロニカ

サロニカ

サロニカ

父馬:ディープインパクト
母馬:サロミナ
母父:Lomitas
所属:角居勝彦厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:吉田勝己

通算成績:3戦2勝(2-0-1-0)
主な戦績:2017年エルフィンSなど
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新馬戦快勝後、白梅賞で牡馬相手に3着と好走。その折り返しとなったエルフィンSではマイペースでハナに立つと、後続をシャットアウトする完璧な逃げ切り勝ちで一気にオープン入りを果たしたサロニカ。しかしながら、タイムやレース内容など全て平凡なものであり強く評価出来る類ではないと言うのが本音だろう。桜花賞でも上位入線は難しいと思われる。その本番直前に故障で出走取り消しとなった。

RT 100.3 アロンザモナ

アロンザモナ 

アロンザモナ 

父馬:ストリートセンス
母馬:リザーブシート
母父:クリエイター
所属:西浦勝一厩舎(栗東)
生産:広田牧場(新ひだか町)
馬主:ディアレストクラブ

通算成績:6戦2勝(2-0-0-4)
主な戦績:2017年紅梅Sなど
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一応の牝馬オープン勝ち実績があるアロンザモナだが、チューリップ賞では格下の相手含めて惨敗。不利も無くスムーズなレースでの内容だけに、現時点でのレベルでは到底本番で太刀打ち出来るとは思えない。紅梅Sも年明けのレベルが低い500万下戦位のメンバー構成だっただけに、桜花賞では全く要らない存在だろう。予想通りに桜花賞は大敗、続くフローラステークスでも凡走と上がり目はない。
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競馬ニュース.tv 編集部 競馬ニュース.tv 編集部