2018年2月16日 更新

エリスライトがフリージア賞に出走、ハイレベルな1戦で試金石

新馬戦で圧勝の走りを見せたエリスライトが2戦目に混合戦のフリージア賞へ。ブレステイキングやギベオンなど、牡馬のクラシック有力候補相手に勝ち切れば一気に桜花賞の本命候補へ浮上する。鞍上はデビュー戦と同じく蛯名正義騎手。

2,342

大物かどうかを見極める1戦

順調に追い切りを消化するエリスライト

順調に追い切りを消化するエリスライト

via google imghp
前走の勝利以降も厩舎の慎重な管理の下、無事に稽古を積んでいるエリスライト。一族のネックとして脚元が弱い部分は同馬にも見られ、余りまだビシビシやれていない所は否めない。それでも新馬戦のあの走りを見てしまうと期待はせずにいられないだろう。今回は十分に間隔を取って万全の状態で昇級戦を選択。フリージア賞は強敵もズラリと揃っているが、ここを難無く突破すれば姉のマリアライト以上の大物になるかもしれない。

蛯名騎手『さすがの血統だね』

2017年12月03日 2歳新馬 芝2000m 中山競馬場

1着:エリスライト 牝2 (蛯名正義)
2着:モンヴァントゥ 牡2 (V.シュミノー)
3着:ピンクダイキリ 牝2 (三浦皇成)

レースタイム:2:03.7(良)
レース上がり3ハロン:34.7
勝ち馬上がり3ハロン:34.1
スタートは一息も、慌てず後方から追走したエリスライト。道中はスローペースで予想通り最後のキレ味勝負となったが、4コーナーで馬なりのまま一気に前へ取り付いたエリスライトがそのまま楽に後続を突き放す圧巻の走り。ゴール前では蛯名騎手が左右を確認するなど、終始余裕のレースぶりで大物感を覗かせた。レース後、『まだフワッとした部分はあるけど、それでも結果を出すのはさすがだね』と手放しで褒めていた。

本格化は姉同様に古馬になってから?

小柄な馬体も品の良さは確かなエリスライト

小柄な馬体も品の良さは確かなエリスライト

via google imghp
姉マリアライトもデビュー戦は420kgとかなり小さい馬格で、そこからゆっくりと使いながら育てて行く形を取った陣営。それが実って古馬になってからエリザベス女王杯と宝塚記念を勝利する訳だが、エリスライトに関しても例には漏れない。キャロットファームの公式でも、主戦予定の蛯名正義騎手から『ゆっくりと競馬を教えて行くので、出資者の皆さんも温かい目で見守って欲しい』とのコメントが発表されていた。正直、クラシック戦線に乗るのは難しい産駒かもしれない。

エリスライト

エリスライト(クリソプレーズ2015)

エリスライト(クリソプレーズ2015)

牝馬

父馬:ディープインパクト
母馬:クリソプレーズ
母父:エルコンドルパサー
所属:久保田貴士厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:キャロットファーム

通算成績:1戦1勝(1-0-0-0)
主な戦績:2歳新馬
via google imghp
綺麗なシルエットでいてコンパクトにまとまったボディライン。それとは相対する脚のスラッとした長さから察するに中距離以上で能力を発揮するタイプの1頭か。いわゆる馬体としては完成形ではないものの、立ち姿含めて全体的な雰囲気は走る馬のそれ。名繁殖牝馬クリソプレーズからまた新たに名馬誕生の予感だ。馬体重は不明。

血統背景

ディープインパクト サンデーサイレンス Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
ウインドインハーヘアー Alzao Lyphard
Lady Rebecca
Burghclere Busted
Highclere
クリソプレーズ エルコンドルパサー Kingmambo Mr. Prospector
Miesque
サドラーズギャル Sadler's Wells
Glenveagh
キャサリーンパー Riverman Never Bend
River Lady
Regal Exception Ribot
Rajput Princess


兄弟馬

クリソライト

クリソライト

牡馬

父馬:ゴールドアリュール
母馬:クリソプレーズ
母父:エルコンドルパサー
所属:音無秀孝(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:キャロットファーム

通算成績:34戦9勝 (9-11-1-13)
主な勝鞍:コリアカップ、ジャパンダートダービー、日本テレビ盃、ダイオライト記念など
via google imghp
マリアライト

マリアライト

牝馬

父馬:ディープインパクト
母馬:クリソプレーズ
母父:エルコンドルパサー
所属:久保田貴士厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:キャロットファーム

通算成績:17戦6勝(6-2-5-4)
主な勝鞍:宝塚記念、エリザベス女王杯など
via google imghp
リアファル

リアファル

牡馬

父馬:ゼンノロブロイ
母馬:クリソプレーズ
母父:エルコンドルパサー
所属:音無秀孝厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:キャロットファーム

通算成績:14戦4勝 (4-2-2-6)
主な戦績:神戸新聞杯など
via google imghp

近親馬

アロンダイト

アロンダイト

牡馬

父馬:エルコンドルパサー
母馬:キャサリーンパー
母父:Riverman
所属:石坂正厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:キャロットファーム

通算成績:16戦5勝(5-1-2-8)
主な勝鞍:ジャパンカップダートなど
via google imghp
ダンビュライト

ダンビュライト

牡馬

父馬:ルーラーシップ
母馬:タンザナイト
母父:サンデーサイレンス
所属:音無秀孝厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:サンデーレーシング

通算成績:11戦3勝(3-1-3-4)
主な戦績:AJCCなど
via google imghp

血統評価:3.7pt

母の全弟はエルコンドルパサーの数少ない成功馬で、同じくその姉である母は、母父エルコンドルパサーを成功させた優秀な母である。3/5結果をだしている現状、絶対の信頼はおけないが全姉マリアライト同様の活躍は期待出来る母である。

前評判

某POG特集本では、『容姿だけで言えば姉以上で、見栄えの良さを維持しながら成長している姿はまさに理想的。今はじっくりと基礎体力を強化している段階だが、ディープインパクト産駒らしいバネのある走りで切れ味鋭そうなタイプ。姉に続く活躍を期待したい』との事。クリソプレーズ産駒もほぼハズレ無し。これはクラシック戦線に乗って来るだろう。

馬名の意味

コバルト華(宝石名)

母名より連想。キャサリーンパー一族は基本的に宝石名からのネーミングが多い。エリスライトはマリアライトよりも響き良し。
28 件

関連する記事

アロハリリーが中1週で未勝利戦に出走、勝ってクラシックへ

アロハリリーが中1週で未勝利戦に出走、勝ってクラシックへ

新馬戦で惜しい2着敗退を喫したアロハリリー。クラシックに間に合わせる為には強行軍だが中1週での未勝利戦でどうしても勝つ必要がある。今後の事を考えても楽な競馬内容での勝ち上がりが理想だろう。鞍上は北村友一に乗り替わり。
 1,026
リンフォルツァンドが京都芝2000mの新馬戦でデビュー

リンフォルツァンドが京都芝2000mの新馬戦でデビュー

角居厩舎からまたしても大物候補が初陣に臨む。ローズステークスを制したタッチングスピーチの全妹リンフォルツァンドが満を持して登場だ。血統的に遅咲きの一族だけに春のクラシックに間に合うかはこの初戦次第。鞍上は浜中俊騎手。
 782
ダノンマジェスティがきさらぎ賞に登場、代打で松若騎手が騎乗

ダノンマジェスティがきさらぎ賞に登場、代打で松若騎手が騎乗

衝撃的な新馬戦デビューを飾ったダノンマジェスティが格上挑戦となるきさらぎ賞に挑む。主戦の和田竜二騎手が騎乗停止の為、管理する音無秀孝厩舎所属の松若風馬騎手が騎乗予定。このコンビで昨年のアメリカズカップから連覇なるか。
 3,538
フィエールマンがハイレベルの新馬戦で叩き合いを制し白星発進

フィエールマンがハイレベルの新馬戦で叩き合いを制し白星発進

ルヴォワールの下でディープインパクト産駒のフィエールマンが待望のデビュー戦を鮮やかに勝利。他にも有力の新馬が集まった1戦で最後の直線は数頭の激しい攻防戦を見事振り切り、関係者の期待に応えて大事な初戦をもぎ取った。
 1,255
カンタービレがノーステッキで余裕のV、3戦目で未勝利脱出

カンタービレがノーステッキで余裕のV、3戦目で未勝利脱出

角居厩舎期待の注目馬カンタービレが3戦目にしてようやく未勝利を勝ち上がり。レースは道中先団の外を手応え抜群で追走、直線コースでは馬なりで先頭に躍り出ると後続を相手にしない走りで大楽勝の内容だった。次走も好走が期待。
 476

関連するタグ

著者

競馬ニュース.tv 編集部 競馬ニュース.tv 編集部