2017年6月12日 更新

エプソムカップ 2017 結果 動画

日曜日に行われたエプソムカップはダッシングブレイズが内から鋭く伸びて快勝。東京コースで落馬した浜中騎手とのコンビで見事にリベンジの勝利を挙げた。2着に1番人気アストラエンブレム、3着にマイネルハニーが入線した。

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エプソムカップ2017の結果

エプソムカップ2017の動画

レース回顧

マイネルハニー&ミラノの2頭がレースを引っ張り、やや縦長の展開となる競馬。前半1分を切るややハイペースの流れも重賞では平均と見るか。前残り傾向の東京コースではそれでもマイネルハニーが直線でしぶとく粘り込む。内からダッシングブレイズ、外からアストラエンブレムがそこへ加わり3頭の接戦となったが、最後はダッシングブレイズが半馬身差抜け出して待望の重賞初制覇。2着アストラエンブレム、3着マイネルハニーという着順で入線した。

勝ち馬ダッシングブレイズ

(外)ダッシングブレイズ 牡5歳

(外)ダッシングブレイズ 牡5歳

父馬:Kitten’s Joy
母馬:Blazing Bliss
母父:Honour and Glory
所属:吉村圭司厩舎(栗東)
生産:Kenneth L. Ramsey & Sarah K. Ramsey(米)
馬主:グリーンフィールズ

通算成績:18戦7勝(7-2-0-9)
主な勝鞍:エプソムカップなど
via google imghp
デビュー直後からその高い能力が認められ、重賞でも度々1番人気になるなど期待の高かったダッシングブレイズ。しかし、不運なレースや詰めの甘さもあってなかなかタイトルに手が届かないでいた。
今回のエプソムカップでは、以前に落馬したコンビ浜中騎手の見事なエスコートにより強豪馬を退けての快勝で重賞初制覇。人馬共に感極まるひと塩の勝利となった事だろう。今後はマイル~中距離戦線での大きな活躍が待たれる。

レースを振り返ってのベスト予想

◎アストラエンブレム
○ダッシングブレイズ
▲ヒストリカル
△タイセイサミット
デンコウアンジュ
クラリティスカイ
マイネルハニー
マイネルミラノ
フルーキー
ベルーフ

予想回顧

安定感のあるアストラエンブレムが本命、前走の敗因がハッキリしているダッシングブレイズを対抗にする形が理想的な上位展望。単穴にハマれば怖いヒストリカルを置いて、後は前走メイステークスを勝って勢いのあるタイセイサミット、他重賞勝ちの実績があったデンコウアンジュ以下を連下に並べればほぼほぼ完璧な印と言える。

全着順結果

RR:106.8 ※想定RR:105.8

中堅どころの大混戦の結果だった。9着フルーキーは、前カットされて最後おえてなかったので9着まではほぼ同位のパフォーマンスだったといえる。なので全体としてもほとんど差のない競馬だったと言える。
着順 馬番 出走馬 斤量 騎手 評価 タイム(着差) 本印 大川 小野寺 田中 単勝オッズ
1 12 (外)ダッシングブレイズ 56.0 浜中俊 106.6 1:45.9(良) 11.4
2 10 アストラエンブレム 56.0 M.デムーロ 106.8 1/2 2.3
3 7 マイネルハニー 56.0 柴田大知 103.8 ハナ 12.5
4 13 クラリティシチー 56.0 川田将雅 103.8 3/4 43.5
5 3 バーディーイーグル 56.0 吉田豊 101.0 3/4 219.7
6 14 タイセイサミット 56.0 戸崎圭太 103.7 クビ 6.6
7 1 マイネルミラノ 58.0 丹内祐次 105.8 クビ 24.8
8 6 デンコウアンジュ 54.0 蛯名正義 105.2 1/2 × 8.5
9 2 フルーキー 58.0 北村宏司 108.6 1.1/4 25.3
10 18 ナスノセイカン 56.0 丸山元気 104.2 1.1/4 35.6
11 11 ベルーフ 56.0 大野拓弥 105.5 クビ 29.7
12 4 ヒストリカル 57.0 横山典弘 107.1 3/4 14.9
13 5 カムフィー 56.0 吉田隼人 100.0 クビ 369.0
14 16 メドウラーク 56.0 石橋脩 100.8 1/2 165.5
15 9 クラリティスカイ 56.0 田辺裕信 104.9 3/4 8.8
16 17 (外)レッドレイヴン 56.0 内田博幸 105.0 1.1/2 52.0
17 8 トーセンレーヴ 57.0 石川裕紀人 101.1 クビ 211.8
18 15 パドルウィール 56.0 池添謙一 101.5 3 58.1


配当&本印予想結果

馬連予想 ⑥⑩⑭-①②④⑦⑨⑪⑫ 的中
単勝 12 1,140円 枠連 5-6 1,070円
複勝 12 300円 ワイド 10-12 710円
10 130円 7-12 2,420円
7 320円 7-10 630円
馬連 10-12 1,640円 馬単 12→10 4,450円
三連複 7-10-12 6,890円 三連単 12→10→7 47,120円


危険な人気馬結果 クラリティスカイ→15着(4番人気)

スタートでやや立ち遅れて後方からの競馬となったクラリティスカイ。これまでのレースでは早め先頭から粘り込む内容で善戦していただけに、自分の型以外の走りではやはり崩れてしまった様だ。33秒台の脚を持っている訳でもなく、中団から後方にポジショニングを取った場合は嘘のような大敗をしてしまうタイプ。いずれにせよ、気が向かなければこういうパターンも往々にしてあるという事だろう。

穴馬予想結果 マイネルミラノ→7着(8番人気)

1番枠からスイスイと逃げるかと思いきや、案外行き脚が付かずにマイネルハニーにハナを譲る展開となった。結果、持ち味を活かせず直線でも惰性で脚を伸ばしての7着入線と、一応の人気より上には入る内容だった。騎乗後のコメントを見てみると58kgのハンデが厳しかった様でその影響から余り前へ進まなかった様だ。今後はそういった点も踏まえて印を検討して行きたいところ。

編集部の回顧

注意のダッシングブレイズにこられたのでしょうがない。想定範囲は問題ないとおもうが彼に勝たれてしまうと結果的に取りに行かなければよかったレースだったなと。一応アストラエンブレムが一番良いパフォーマンスだったので今週は本命は安定していた。(大川)
連下3頭での決着と、馬券ベタの極み的な決着となってしまい反省の一途。やはり、デンコウアンジュに本命の印はやり過ぎか。対抗マイネルミラノも斤量苦、単穴ヒストリカルは元々一発屋という事もあり上位の印は全滅となった。アストラエンブレム、ダッシングブレイズと素質馬から素直に印を回せば良いものの、多頭数のレースでは少しひねくれるケースがあるので今後は注意して行きたい。(田中)

エプソムカップ2017の予想

◎アストラエンブレム

アストラエンブレム 牡4歳

アストラエンブレム 牡4歳

父馬:ダイワメジャー
母馬:ブラックエンブレム
母父:ウォーエンブレム
所属:小島茂之厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:シルクレーシング

通算成績:11戦5勝(2-1-1-2)
主な勝鞍:大阪城ステークスなど
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母は秋華賞馬ブラックエンブレム、兄にブライトエンブレムがいる良血馬のアストラエンブレム。期待された通りの成長曲線を描いてようやく重賞戦線に姿を現して来た。前走のメイステークスも前残りの展開を1頭だけ差し込んで際どい2着と地力の高さを示した1戦。デムーロ騎手が引き続き手綱を取り、重賞初制覇に王手をかける。

◯タイセイサミット

タイセイサミット 牡4歳

タイセイサミット 牡4歳

父馬:ダイワメジャー
母馬:ヴァインドレッサー
母父:エンドスウィープ
所属:矢作芳人厩舎(栗東)
生産:社台ファーム
馬主:田中成奉

通算成績:14戦5勝(5-3-2-4)
主な戦績:メイステークスなど
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マカヒキ世代のクラシック戦線で重賞の常連だったタイセイサミット。ここに来ての成長が著しく、条件戦とオープンを連勝してのエプソムカップ参戦で重賞初制覇といきたいところだ。ある程度前に付けれて末脚も33秒台を繰り出せるのが何よりの強み。後は、今回相手が一気に強化されてどこまで自分の競馬が出来るかだろう。前走のメイステークスの様な展開となれば願ったり叶ったりなのだが。

▲デンコウアンジュ

デンコウアンジュ 牝4歳

デンコウアンジュ 牝4歳

父馬:メイショウサムソン
母馬:デンコウラッキー
母父:マリエンバード
所属:荒川義之厩舎(栗東)
生産:磯野牧場
馬主:田中康弘

通算成績:13戦2勝(2-1-0-10)
主な戦績:ヴィクトリアマイル2着、アルテミスステークスなど
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ヴィクトリアマイルでは人気薄ながらアドマイヤリードの2着に好走し大万馬券を演出したデンコウアンジュ。とは言え、元はアルテミスステークスでメジャーエンブレムを差し切る程の実力馬でその舞台が東京競馬場だ。不利のあったオークスを除けば、当コースは完璧な成績で相性は抜群。走る気を取り戻した今ならしっかりと走り切ってくれるのではないだろうか。

▲クラリティスカイ

クラリティスカイ 牡5歳

クラリティスカイ 牡5歳

父馬:クロフネ
母馬:タイキクラリティ
母父:スペシャルウィーク
所属:友道康夫厩舎(栗東)
生産:パカパカファーム
馬主:杉山忠国

通算成績:20戦3勝(3-2-4-11)
主な戦績:NHKマイルカップなど
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年明けからの4走で計3度馬券に絡む安定した走りが魅力のクラリティスカイ。そのいずれもが57.5kgの斤量を背負ってのものだけに価値は高い。今回、56kgと定量に戻って幾分レースもしやすくなる事から更に上位進出が見込める筈。GⅠを制したかつての舞台で久々の重賞制覇を見られる可能性も大いに有り得るだろう。

▲マイネルミラノ

マイネルミラノ 牡7歳

マイネルミラノ 牡7歳

父馬:ステイゴールド
母馬:パールバーリー
母父:Polish Precedent
所属:相沢郁厩舎(美浦)
生産:ビッグレッドファーム
馬主:サラブレッドクラブ・ラフィアン

通算成績:38戦8勝 (8-4-3-23)
主な戦績:函館記念など
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昨年も果敢に飛ばして3着に好走したマイネルミラノ。リピーター傾向の高い同レースにおいて非常に重要な1頭というのは間違いない。絶好の1番枠と引き当て先ず単騎で逃げる事は確実。斤量は58kgと決して楽ではないが、マイペースで飛ばして気分良く行けばそのままの惰性でしぶとく粘り込む算段が取れる。

▲ヒストリカル

ヒストリカル 牡8歳

ヒストリカル 牡8歳

父馬:ディープインパクト
母馬:ブリリアントベリー
母父:ノーザンテースト
所属:音無秀孝厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:近藤英子

通算成績:34戦5勝(5-4-4-21)
主な戦績:毎日杯など
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前走のメイステークスでも完全な前残りの展開の中、後方から1頭だけ32秒台の脚を使って上位に肉薄したヒストリカル。東京コースではクラスに関係なくしっかりとパフォーマンスを発揮出来るタイプで、ハマればこのメンバーでも突き抜ける能力はある馬。相性の良い横山典弘騎手を迎え、最後方からどこまで伸びるかの競馬に賭けてみる手か。

出馬表&レーティング&予想オッズ

想定RR:105.8

上位がかなり拮抗している上、斤量差もあわせると絶対の信頼をおける存在はいなさそうであるがレーティングTOPは、フルーキー。58キロを背負っており近走の安定感もない。続くヒストリカルはスタートが悪く展開に左右されるがはまった時の一発はでかい。以下、レッドレイヴン、ベルーフ、アストラエンブレム、デンコウアンジュ、クラリティスカイ、ダッシングブレイズ、ナスノセイカンまで大混戦模様なので穴狙いの馬券構成で手広く攻めるべきだろう。
             
馬番 出走馬 性齢 斤量 騎手 評価 本印 大川 小野寺 田中 予想オッズ
1 マイネルミラノ 牡7 58.0 丹内祐次 104.7 15.9
2 フルーキー 牡7 58.0 北村宏司 107.6 14.7
3 バーディーイーグル 牡7 56.0 吉田豊 93.5 312.7
4 ヒストリカル 牡8 57.0 横山典弘 107.2 10.9
5 カムフィー 牡8 56.0 吉田隼人 99.7 311.3
6 デンコウアンジュ 牝4 54.0 蛯名正義 105.0 × 9.0
7 マイネルハニー牡4 56.0 柴田大知 102.6 10.5
8 トーセンレーヴ 牡9 57.0 石川裕紀人 101.0 178.2
9 クラリティスカイ 牡5 56.0 田辺裕信 104.9 5.8
10 アストラエンブレム 牡4 56.0 M.デムーロ 105.3 2.3
11 ベルーフ 牡5 56.0 大野拓弥 105.6 39.7
12 (外)ダッシングブレイズ 牡5 56.0 浜中俊 104.3 22.6
13 クラリティシチー 牡6 56.0 川田将雅 100.5 77.2
14 タイセイサミット 牡4 56.0 戸崎圭太 100.0 5.7
15 パドルウィール 牡6 56.0 池添謙一 102.0 97.3
16 メドウラーク 牡6 56.0 石橋脩 99.5 312.7
17 (外)レッドレイヴン 牡7 56.0 内田博幸 106.1 103.3
18 ナスノセイカン 牡5 56.0 丸山元気 104.3 31.0


危険な人気馬 クラリティスカイ(想定3番人気)

好走する要素と同じく、凡走する可能性も十分にあるクラリティスカイ。血統的に余り速い上がりを使えず、ヨーイドンの競馬になった時には出遅れる可能性が高い。かと言って、前走の様に自分が逃げて主導権を握る競馬も今回のメンバーでは難しい。いずれの展開でも余り積極的に買い辛いという点では最も危険な香りがする1頭。

穴馬予想 マイネルミラノ(想定8番人気)

エプソムカップと言えばリピーターと内枠。この2大激走要素を満たしているのがマイネルミラノである。同型のマイネルハニーがいるもののまだ控えても競馬が出来る分、予定調和でマイネルミラノに行かせる筈。ここで上手く展開がハマればマイネル軍団の行った行ったで決着するシーンも一考だろう。

編集部の展望

本命はアストラエンブレム、近走安定しているし前走も負けはしたが一番強かった。デムーロ込で本命で。対抗はクラリティスカイ。どれもこれもであれば先行力を考えて逃げ馬を見ながらいけるのがいいかと。逃げ残りはやはりマイネルミラノで。逆にヨーイドンならヒストリカルの一発を。単穴にもう一頭ベルーフ。こちらも調子さえよければ地力上位。1着想定甘い気がするがあとは地力の関係で連下まで。(大川)
◎タイセイサミット。後のGⅠ馬も多く通過点としている同レース。4歳馬の好走が目立つ中、以前から能力の高かった同馬が本格化。3歳以降掲示板を外していない安定感に加え、戸崎圭太騎手への乗り替わりもプラスに働くと見た。◯アストラエンブレム。同じく4歳馬から。実際、素質だけならこの馬の方が上と見ても良く、デムーロ騎手なら末脚を使うタイミングを間違えないだろう。▲クラリティスカイ。何と言ってもGⅠ馬。ここ2戦で1800mを走っているのも強みとなる。惜敗続きだが、そろそろ久々の勝利が欲しい所。結果としてメイステークスの上位組で単穴まで決まった格好だ。(小野寺)
本命はデンコウアンジュ。ヴィクトリアマイル2着がフロックと思われている様なら美味しい。東京コースはメジャーエンブレムを下した舞台。一気の差し切りも十分考えられる。対抗にマイネルミラノ。エプソムカップで穴を開ける為の要素を全て揃えた同馬が走らない訳がない。想定通りの人気ならばこちらもかなり妙味がある。単穴にヒストリカル。後方待機組では最も末脚が鋭く、前残りの展開になったとしても唯一突っ込んで来れる馬だろう。横山典弘騎手の奇策に期待。(田中)
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競馬ニュース.tv 編集部 競馬ニュース.tv 編集部